R&B DJとしてMixCDを作る意味を改めて書いてみる


こんばんわ~。
昨日はMFF4について、いろいろ書いてみましたが、その中で、やっぱり、DJにおけるMixCDというのは結構重要な面があると思ったので、今日はそれについて書いておこうと思います。

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R&B DJとしてMixCDを作る意味



自分がわかるのは、R&B DJという数多くのジャンルがある中で、またはSoul/R&Bとして、HipHop/R&Bとして分割される中、大枠でカテゴライズされることがもはや無くなってしまった狭いジャンルについてです。

今夜は、そんな狭いR&B DJのR&B Mixについて書いていきます。

MIXCDという文化について


現在のように、MIXCDが主流になるまえ、MixTapeが主流だった。
この流れから、ストリーミングで聞けるものも、CD化されているものも、MixTapeと呼ぶことがあります。
ですが、いまを生きている我々にわかり易いように、以下すべて、MixCDで統一します。

MixCDとは?


MixCDとは、DJが曲をMixした媒体を指します。
これについては、WIKIで面白いことを書いているので、抜粋します。

*参考*後で読んでね!
-抜粋-
主にヒップホップ、ラップ、R&B、レゲエなどの音楽ジャンルにおいて、DJが未発又は既発の歌手の楽曲にリミックスを施し、ほとんどは製作者などの許可を得ずに路上などで発売するカセットテープである。これはある種ヒップホップの文化の一つとも言え、歌手やレコード会社は自らの楽曲が宣伝になり、またDJは自らのリミックス技術の宣伝となるため、本来違法であるもののほぼ黙認状態にある。

MixTape

MixCDはほとんど違法なのか?


上記記載の通り、ほとんどが違法であると思われています。
しかしながら、具体的な違法となるガイドラインは判決毎に違っていたり、媒体によってはOKなサイトも増えている面もあります。
なぜ、このような大きな違いがでるのかといえば、認識の差、程度の差であるということです。

例えば、毎月のように売って利益のためにMIXを販売していると、これは完全に営利目的ですよね。

しかしながら、発行部数が10枚とかで自分の趣味のためにMIXを配布していると営利目的は付かない場合もあります。
プロモーションとして、DJがMIXするのは、DJという趣味を聞いてもらうためだけに存在するので、黙認されている事実もあります。

もし、これが許されていないとなってしまうと、クラブでも音楽をかけること自体が違法になってしまうので、かなり難しい問題になります。
俺は専門家ではないので、細かい話はわかりませんが、ジャスラックに登録しているだけじゃなく、曲の権利を持っている人の全てに対して許諾がないケースはすべて違法になりますよね。

なので、注意で終わったりするケースや、損害賠償までいくケースもあるのは、販売枚数によるからなのかもしれません。
そこが営利がつくかどうかの分かれ目なのではないでしょうか。

DJ Mixで利益を出すのは難しい


以前も書きましたが、全然儲かりません。
100枚完売して、2~3万ではないでしょうか。

次作でこけたら、赤字ですw

作るにも1か月程度かかることも考えるとあまり質のいいバイトにもならないです。
それでも、割り切って月に2~3万になるならと思える人は営利目的でMIXCDを出しているのではないでしょうか。

*参考*後で読んでね!
制作したいDJさん必見!気になるMix CD制作費用は?利益は?について考えてみた。

MixCDについて語るまえに、LiveMixとPCMixの違いは知っておきたい


ここでは、何気なく聞いているMIXも収録方法によって大きく変わります。
これがDJとそれ以外の人には、大きな認識の差になって出てくるので解説しておきます。

LiveMix


現場プレイ同様に、DJが実際にDJしたものをそのまま録音するものです。

現場でDJしている音源をそのまま収録したというイメージが付けばOKです。

PCMix


MTR等のものや、波形編集という形で、やっているものも、全て、PCMIXとして考えてもいいと思いますが、やっていることはどれもあまり変わらず、Mixしたい部分に次の曲をかぶせてつなげていく収録方法です。

LiveMixとPCMixの決定的な違い


上で簡単に説明を書きましたが、何が決定的に違うのかといえば、Live Mixで普通に聞けるレベルの物を出せるDJさんは相当上手いです。
ですが、やり直しが効くPCMIXではそのDJさんの現場スキルは全くわかりません。

もっとも、根本を間違えているようですと、一聴して下手さ具合だけが露呈する結果になってしまいますが。

現場のプレイとMixCD制作の根本的な違い


現場のプレイとMIXCD制作では根本的な違いがあります。

現場でのDJプレイについて


お客さんや来てくれた人、周りにいるDJに聞かせたい曲をプレイするのが目的です。
よくある曲ばかりをかけることもありますし、リクエストもあるかもしれません。
曲順などやMIXがそういうことで、犠牲になる面もあります。

MixCDについて


自分のプレイをより綺麗に、より高いスキルで完成させたものがMixCDになります。
いわば、MixCDとは、DJの理想をまとめたものでもあると言えます。

なので、現場のプレイがMixCDと同レベルというのはハイレベルである証拠です。
普通はなかなかその領域にはいけませんね。

R&B DJとしてMixCDを作る意味を考える


DJとして、MIXCDをつくるうえで2種類の気持ちがあります。

自分のDJを聞いてもらいたいという気持ちから作る


知り合ったばかりの人や、オーガナイザー、インフルエンサー等、自分のMIXを聞いてもらいたいと思うDJは沢山います。
それは、パフォーマンスというか営業心からくるものもあれば、同じ好み・センスを共用したいと思える人だからこそというものもあれば、自分を知ってもらえるツールであるということもあります。

売名行為や営利目的でMixCDを作る


大体の場合、これはやってはいけないのですが、やっぱり、作ったら売れたいとか、有名になりたいという思いで作る人も多いです。
人間の性だと思うので、俺はこれをクソだとは思いません。

しかし、言っておけば、MFFでもロトマン名義でも売れないのがわかっていて、出す意味もあるのです。

承認欲求や自己完結欲求として制作する場合もある


音源を沢山買っていると、折角の音源をどうつかうのかという問題も発生します。
毎月何万も払って音源を集めて、どうすんの?と思ってしまいます。

それでも面白いから買っているのですが、そういう素晴らしい曲を聞いてもらいたいと思うのもDJ心には存在します。
そこから、承認欲求が派生するのか、その前後は不明ですが、衝動なんでしょうね。
こういう気持ちからMIXCDを作るDJもいます。

MixCDを制作し、販売するところまでの経験について


今回新しく書くとしたら、ここでしょうか。

MIXCDを制作してみるという経験


まだMIXCDを作ったことがないという人にオススメなのは、実際にMIXCDを作ってみるという経験です。
それは、ただの白いCDRではなく、できればCDとしてプレスしてみると、かつてない興奮を感じることができると思います。

こういう経験は数多くのDJがいる中で、実際にやる人は少ないです。
金出せばだれでもできるよ、と言いますが、実際にやる人は本当に少しです。

MIXCDを販売してみるということの経験


実際に販売すると、思ったより売れる人と、全然売れない人がいます。
全然売れないどころか、クレームをつけられた人もいるほどです。
それが結果として跳ね返ってきます。

また、イベントの物販やフリマ、バザー等で販売してみると、新しい自分に気が付くこともあります。
要は、新しい仕事なので、新しい経験になるわけです。

意外に面白い経験になったりすることもありますよ。

R&B DJとしてMixCDを作る意味・まとめ



MIXCDを営利目的で制作するのは違法なので、辞めたほうがいいと思いますが、趣味の一環としてまだ黙認されていることや、今後、販売サイトが増えていく時代の変化に対応して、DJMIXというのは非常に可能性のある趣味だと思います。

実際に、いろいろなサイトで営利目的でDLできるDJMIXの販売サイトが出来上がって来ています。
そういうサイトで販売するほうがリスクは少ないと思いますが、BASEでDL販売するのは、さすがにリスキーではないでしょうか。

不特定多数に販売というのは、今後の問題でもありますよね。
それでも、もし、DJとして、誰もがMIXCDを簡単にだせるようになったら、DJシーンも大きく変化するような気がします。

まだまだその時まで時間がかかりそうですが、趣味として楽しくやるにはオススメです。
*本ブログでは違法性の高いことはオススメしません。各自の判断でお願い致します。
このサイトまたはLotman、Lotrecord、djlotman.comほかには無関係ですので、ご理解とご了承をお願い致します。

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