DJ的な視点からR&Bの魅力について考える – 第2回 –


こんばんWack!

最近、厄年が近いせいもあって、いいことと悪い事が極端に出ているLotmanです。
まぁ、まだ生きているのでそれなりなんでしょうけどね。

早速、今週のテーマ「DJ的な視点からR&Bの魅力について考える」のお話をしたいと思います。
今日も5分程度お時間を頂戴いたします。

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DJ的な視点からR&Bの魅力について考える – 第2回 –

昨日は、導入ということで、R&BというよりはDJLife全体のお話をしました。
それを踏まえて、今日はさらに深く考えていきたいと思います。

昨日の最大のポイントは、「DJとして特徴をつける具体的な方法」ということを意識していたのがお分かりになったでしょうか?

これは先週までにも何度も書いているわけですが、昨今、DJをするというのは機能的な問題もあり、昔と比較してハードルが極端に下がっているわけです。

参入しやすくなった分、DJ自体が軽視される結果になっていて、それがDJという行為の価値を下げてしまっているわけです。
これは全ジャンルでいえると思いますが、ここではR&Bしか考えていないので、特に明確に言及することなく、全てR&Bにおいてととらえてもらっていても問題ないと思います。

さて、そんなR&B業界も同様なわけですが、昨今のBlackMusicというのはジャンルとして幅が広く、というよりも広すぎてどこを、またはどれまで定義してよいのかわからないというのもあります。

大きく考えると、

Black Musicとは・・・
・Black Rock
・Soul
・Funk
・Boogie
・60’s R&B
・Jazzie HIPHOP
・Underground RAP
・OldSchool
・Middle School
・New School
・Main Stream
・EDM(POPS)
・Neo Soul
・Nu Disco
・90’s以降のR&B
・00’s以降のR&B
・和モノを始めとする構成要素をもつもの。

こういうものまで含めると、POPSまでBlackMusicとしてとらえることができるものも多いわけです。

ここでは、その中でもClubよりな、

・Neo Soul
・Nu Disco
・90’s以降のR&B
・00’s以降のR&B
・世界各国のR&B要素をもつ曲

を中心に考えています。

これらを中心に考えるとR&BのDJというのは、年代が新しければ新しいほど、差異を明確にするのは困難になっていきます。

たとえば、RAPDJさんと比較すると、RAP DJさんの多くは2枚使い等簡単なジャグリングを混ぜたりするDJさんが多いので、少し動きが出てきます。

EDMのDJさんは、音を抜いたり、エフェクトや効果音をかけたり、Techno DJさんの中では自分のRemixや曲をかけないでDJは名乗れないという意識がベースにあるので、そういうオリジナル曲で差をつけたりしています。

Soul DJさんやFunk,Boogieを扱う方の多くはアナログでDJをすることが多いので、昨日書いたようにそれだけで差異が明確であるといえます。

これらに対して、R&B DJはどうかといえば、Mixをするというのが基本でそれ以外はほとんどしません。
逆に言うと、そのMixでしか差をつけることができないわけです。

アナログDJやオリジナルのRemixや曲をかけられるのであれば、その時点で差になるかもしれませんが、通常はDL音源をかけているわけですから、どのDJさんも同じようなことをしていることになるわけです。

これが、R&B DJがツマラナイと思われてしまう点だと思います。

本当はここが一番面白いのですが、そこを味わえるのは玄人のような、上級者になってしまうのです。
面白い話ではありますが、音楽をただ好きで聞いている人と、DJさん、そしてコレクターでは聴いているポイントや評価方法が違うのです。

例えば、つなぎの音量がバラバラとか、ドラムがドタンドタンと暴れてしまっていても気が付かないとか、そういうことから始まり、曲を長くかけすぎてダレているとか、定盤曲しかかけられないとか、だれだれのMixCDと同じつなぎだったとか、そんなことまでチェックできるのは、一部のマニアだけなのです。

R&BDJの良し悪しをしっかりと理解できるくらいわかるのは難しいのです。
その結果が、R&Bの特徴を出せないのです。

R&Bを衰退させたのは、R&B DJでもあるという結果かもしれませんね。
ここを改善させるというのは、物凄く難しいと思うし、実際に、それをわかるように自分の周りのR&B好きに何がよくて何がイマイチなのかを教えていかないといけないのかもしれません。

R&Bというのは、入りの敷居こそ、他のジャンルと比較して低いものの、ある程度ハマるまでは、上級者レベルの勉強が要求されるジャンルともいえると思います。

長くなりましたが、今日のまとめ。

[まとめ] ・R&Bは上級者向けのジャンル。
・R&Bが好きなら、Mixしている部分にこそ注力すべし。

以上です。

明日はさらに深く考察したいと思います!

それでは、明日もマニアな!

ばいびー。

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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

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