R&B マニアの生態と常識の違いを分類してみた。


普通に詳しい上級者からマニア1の道

マニア界のイメージ


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*画像はイメージ。
*頂は見えるが道が無い事に気が付く。

マニア界という階層が存在することは、前項で記載したが、そこから一番上位にいる「神様的な何か」という存在になっていくまでの方法を記載しておこう。

今は初心者でも、きっと心の強い凄い人が出てきて彼らを打ち負かしてくれる日がくるかもしれないからな。

さて、R&BのMixCDや曲を買い漁っていくと、US R&Bではほとんど知らない曲がなくなるという日が来る。
それはゆっくり来る。

イベントに行ってもかけている曲はほとんど同じ曲ばっかりだからな。
そういうことが続くと、DJに挑戦したくなるだろう。

「こんな曲を知っているか?」

とか、

「あの曲はどうか?」

とか、そういうことを聞き始めてしまった人は、次に、自分で音楽を、知らない曲をDigるようになるだろう。
そのレベルまで行くと、やっとマニア界の一番下の層に到着する。

つまり、マニア界に入るためには、自力で曲を掘り始め自分だけの曲を揃えていることが到達条件になると思う。

「あの人、スゲエ詳しいよ」

と呼ばれる人のほとんどは、自分しか知らないような、MixCD等に収録されていないような曲を結構知っているものだ。
それでいて、ある程度の基本曲はほとんど押さえている状態になっている。
だからこそ、「詳しい」ということになるわけだが。

マニア1になると、自分しか知らないと思っている曲がマニア同士では常識レベルに変わるんだ。

自分しか知らないハズの曲を知っている人がいるということで、びっくりする人も多いかもしれない。
しかし、上にはうえが居て、途方もない世界を一人で縦横無尽に駆け巡っている人がいるのだ。
そういう存在に気が付けるようになる。
それが、マニア1のステージだと思う。

マニア1からマニア2にいくまえに覚えておきたい話

マニア1とマニア2では全然違う。
マニア2のステージはその途方もない世界を縦横無尽に駆け巡っている人になるのが自分になる。
そのために必要なのは、先人の恩恵を受けると意外と簡単にステップアップしていく。

たとえば、凄い人に師事して教えてもらうとか、Secret表記になっているMixCDを買い漁り、それをチェックするとか、先輩やアニキの残したレコードやCDをもらうなんてことがマニア2になる要件だと思う。

実際そういう人が短期間にマニア化しているし、MixCDを出して有名になった人の多くもその流れを汲んでいる人が多い。
ここで、重要なのは間違っても一人で山に登ろうとしないことが重要だと思う。

俺は周りにそういう人がいなかったのでより大変な思いをした記憶がある。
今では、鈴木さんとか、Akiraくんやマニア先輩、Catalist大先生を始め凄い人が周りにいるので、ずーっとR&Bを買ってきてよかったな~としみじみ思う。
こういう人は曲を探す苦労も知っているので、人間的にいい人が多いのも俺が長く付き合いをさせてもらえている理由だと思う。

話を戻すが、それをやっていくと、要は先人の力を借りて超神水を飲んだような感じになるわけで、マニア1の人が自力で発掘不可能な、もしくは、自力で遭遇不可能なオパーツのような未知の音源に辿りつく。

これを一人でやろうとすれば、10年や20年かかっても無理なことも多い。

そこまで行けば、マニア2が見えてくるだろう。

続きは次のページで!

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