お疲れ様で御座います。
Lotmanです。
今日は13日の金曜日らしくいい感じで1日を過ごせました。
昨日がいいのかわるいのか微妙な1日だったので、その分もあるのかな。
そんな今日は去年仕込んでいたことが少しづつ形になって来たなと思って、努力という二文字を再確認した次第です。
ですので、今日もDL頑張っていろいろ試聴しながらスキルアップを図っていこうと思います。
気が付いたら、めっちゃ読まれてますねw
ありがとうございます。
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今日は前回、不評だった「選曲術」の補足と言いますか、基本を見直していこうと思いますので、少しお時間頂けますと幸いです。
*参考*後で読んでね!
選曲の達人に学ぶ選曲術 – 第1回 –
クラブでDJするときの選曲 – 選曲術 クラブ編 基本事項1 –
DJをしたい人は年々増えているのかわかりませんが、検索で一定数毎月飛んできます。
多くの方は初心者もしくはこれからDJをはじめようかなと思っている方が多いのかもしれません。
中級者や上級者になると、自分の型が出来上がってくるのでそれを固めている人が多いからです。
ただ、独学の方が大半かと思いますのでルールを決めずに自由に選曲している人も多いと思います。
この自由というのが曲者で初心者にはとっつきにくいものでもあると思うので、その辺りを含め、選曲の基本的なルールを見直してみようというのが今回の記事となります。
ですので、初心者の方はもちろん、中級者・上級者の方も復習程度に振り返ることができると思いますので、しばし、お付き合いください。
DJの選曲の基本的なルール10個
基本事項⓵ということなので、すぐに思いつくような初心者向けのMix対策10個を挙げておきます。
–初心者向け–
BPMが近い曲同士をつなぐ
まずは、Mixするにあたっては、同じBPMでないときれいにMixするのは難しいです。
それと、初心者のうちは自分の持っている曲数が少ないこともあり、プラスマイナス5%前後のBPMの曲のストックがあまりありません。
さらに、昨今のジャンルレスもアリ、EDM/Low Beat/R&B/HipHop/Trap/POPSなどどれもこれもいけるようないけないような曲が多いので、ジャンルを絞ろうとすると最初はBPMでMixするのが基本になるのではないでしょうか。
*参考*後で読んでね!
BPMとは、曲の速さを現す数字。
WIKI:BPMとは?
曲調が似ている曲同士をつなぐ
ジャンルごとに区分けしていくケースも多く、90’s R&Bとか00’s R&Bのように、さらに細分化してあるDJも多いです。
そこで、その年代やリバイバル等の流行から似たような曲調の曲を選びつなぐのも普通です。
*参考*
最近だとMajor Lazer / Lean On Meのような曲が多かったように、似たような曲は同じ時期に沢山出回る。
また、TrackMakerがいろいろなアーティストに同じTrackを回して良かった曲を採用するケースもあるため、同じTrackで違う曲が出回ることもあるし、流行った曲をオケ(インスト)にして自分の曲をLiveで載せたりするのはHipHopの文化的に見ても流行っている場合がある。
同ネタをつなぐ
前項と同じケースもあるが、HipHopやR&Bはリバイバルが周期的に起きているし、サンプリングの文化でもあることから、同じネタでMixするDJも多い。
例えば、お寒い例だが、Really Into YouからJust The Two Of USなどつかい古された、誰でも思いつくMixは古典的なMixとして今でもクラブでどやられている。
同様にBiggieやMiriahからStay With Meなども同様によく聞く。
同じアーティストの曲同士をつなぐ
同じアーティストでつなぐのも、当然綺麗にMixできるので人気のつなぎだ。
最近はあまり見られないが、昔はNe-Yoばっかり収録されるようなまるで、人気アーティストのBest盤のようなMixCDが沢山存在していた。
40曲位の構成で同じアーティストが10曲とか入っているのを見ると、正直、なんでこのMixを作ろうと思ったのだろうかと不思議な気持ちになることが昔はよくあったが、結論としてそういうMixは何もこだわらず何も考えていないからそうなったと結論付けた。
以上は初心者に限らず、あまりこだわりのない普通のMixであろう。
*こだわりに関しては良い場合とそうでない場合がある。
+こだわりがある場合、前回の俺の大宮ギャラクシーでのプレイのようにわかってもらえなければクソ扱いになるし、こだわりが無いというのも実は気楽に聴けるという長所が存在する。
*参考*後で読んでね!
大宮ギャラクシーでDJの選抜試験を受けて来た結果
–中級者編–
ビートが似ている曲同士をつなぐ
同じ曲調や同じネタつなぎと似ているが、それを少し踏み込んだというか、勉強したつなぎだ。
初心者には想像がつかないかもしれないので書いておくが、違う曲・違うメロディーでも実はビートがSWV / Right Hereだったり、Sucker Mcsだったり、Dis DJだったり、South Bronxだったり、The Sighだったりする。
そういう同じビートでMixして違和感を減らすことはよくある。
ただし、これに気が付くというのは、曲を沢山聞いて勉強していないと意外と思いつかない面もあるので、中級者編にした。
同じレーベルのアーティストの曲同士をつなぐ
レーベルというのは、サークルや会社のようなものでアーティストが活動するにあたり、所属するグループだと思ってもらえればいい。そのレーベルというのはある目的を持って活動していることが多いので、音的にも似ていることが多い。
そこに気が付いている人だと同じレーベルMix等という普通にDJを聞いているだけでは気が付けないMixをしているDJも多い。
レコードDJに多いのだが、上記のような書き方をすると上級者向けに聞こえるが、Soul好きなどでは一般的なMixである。
これはレコードのラベルが同じレーベルだと似ているので、そういうMixを思いつく人がいても普通であると感じたため、中級者編にした。
例えば、これらはBPMはバラバラだが、MCAレーベルである。
このようにレーベルが同じだと極端に違う曲調にはなりにくい。
同じ年代の曲同士をつなぐ
New Jack SwingやMiddleと呼ばれるHipHopの高速RAPなどに見られる選曲方法だが、1991年同士でMixしたりするケースもある。
BPMのところでも少し記載したが、その年毎に音楽の流行というのは存在しているので同じ年代だと似ている曲も多くなる。
–上級者編–
アーティストの地元つながりでつなぐ
俺の弟等が高校生の頃やっていたイベントではこういうメインのアーティストやFtしているアーティスト等の地元つながりで選曲し、DJしていた。
当然、DJ交代の時も意識していないダメで、わかりやすい選曲の割にわかり難い選曲だった。
ここまでくると自己満と言われても仕方がないが、わかる人にはたまらないだろう。
ただ、これは俺らが高校生だった当時、NY内でBronxとBrooklyn、Queen’s、Staten Islandなどでどこ出身かをレペゼンしてRAPしていたという時期、ちょうど95年前後だったこともあり、地元つながりのRAPPERの曲ということに至っていたと思われる。
*参考*
前3つ、BronxとBrooklyn、Queen’sは有名なので数えられないくらい有名なRapperが出ているが、Staten Islandを知らない初心者もいるかもしれないので書いておけば、Staten Islandはマンハッタン島から船で15分くらいにある島でWu-Tang Clanのもともとの主要メンバーが幼少期にいたことで有名である。
フレーズ・単語でつなぐ
普通にMixするのに飽きているDJがよくやるつなぎで、曲を理解していない人に向けてやっても、「は?」という顔をされるのが落ちな上級者向けのつなぎ。
前回、似たようなフレーズと単語つなぎで、比較的わかりやすくMixしたが毎日クラブにいるDJさんも「は?」という顔をしていたので、初心者も上級者もやらないほうが無難だと思われる。
有名なお約束的なものには、「Cypress Hill / How I Could Just Kill A Man」で「Time 4 Sum Aksion」というフレーズがあるのだが、そこから、「Redman / Time 4 Sumaksion」というお約束の声ネタつなぎが存在する。
海外のDJも同じようなMixをよくしていたが、国内ではDJ Muroさんが90年代にクラブハーレムでよくやっていた記憶がある。
*1分16秒付近で「Time 4 Sum Aksion」というフレーズが出る。そこからカットインしてRedmanにつなぐ。
お約束の曲でつなぐ
前項とかぶるが、これが来たらこれよね~というアレである。
正直、賛否分かれるつなぎであると思うので、上級者向けということにしておいた。
その理由は、このつなぎは「MixCD等でよく使われているありふれたつなぎをどう考えるのか」と言う問題でもあり、安直である分、あまり重度ではないライトリスナーにはたまらないごちそうとなる面も否めないので、ただのモノマネDJと思われようともやったほうがいいケースも多い。
ここではこれ以上言及しないが、定番つなぎでドヤられても正直凍ってしまうリスナーも意外に多いということは記載しておこう。
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単純な選曲以外で意識したいDJingの基本3つ
選曲というのは、曲を選ぶと書くわけだが、上記はGroove等を考慮しつつ押さえておきたいポイントだった。
それ以外でも重要なポイントがあるので、チェックしておこう。
DJプレイ中に緩急をつける選曲
ある程度DJをしていると、盛り上げるというのは簡単な場合もある。
それは盛り上がりたいというシーンで定番曲を投下していくと起きるので、人気曲重視の選曲をすればいい。
ただ、そういう場合でもDJ中にプレイする曲には緩急というものがあり、勢いのある曲だけをかけ続けてもダメでBPMを変えずとも少し休める曲も挟んだり、テンションが下がる曲や場合によっては、そのテンションをキープするために1曲を長くかける必要もあるということを覚えておくといいと思う。
ただし、どの曲も最後の方までかけていると今の時代はグダってしまい、聴いているのがつらい人も多いのである程度テンポよくMixしていくほうがいいと思うが、Disco等ではそのかぎりではないし、HouseMusicやTechnoでも朝方等ではまた違う傾向があるので、よく勉強しておこう。
クラブとラウンジ・バーやMixCD等では選曲は違うものとして考えるべき
クラブと言ってもいろいろなスタイルがあるし、複数のフロアやバーカンもあるし、ラウンジもある大きなクラブもある。
そしてSoul BarもあればMusic Barもあるし、MixCDという別媒体のものもある。
初心者に多いのが、この場面の切り替えができず、大体いつも同じようなスタイルになっている人である。
UKSoulはMixCDやバー等では聞こえがいいが、フロアでは撃沈するほど受けがわるいケースもあるし、EDMや新譜がフロアでは映えるが落ちついた場所ではキンキンしてそぐわないケースもある。
こういう場所による選曲を変えるという事も時には求められるので、記憶しておこう。
ちなみに、先日の大宮ギャラクシーでは人が一人もいない状態でのテストだったこともあり、少し落ち着いたR&Bでしっとりめにプレイしたのだが、そういうのも求められていなかったようで「あぁ・・・」という残念な顔をされた。
空気を読むのも必要な場合もあれば、そうじゃない場合もあるので注意が必要だ。
スキルよりも雰囲気重視の方が求められるDJである場合もある
初心者が集まるパーティで多いのがこれで、DJのMixやスキルよりも、選曲単位で盛り上がるケースが最近特に顕著であるように思う。
Mixの流れよりも、曲単位での盛り上がりのほうが凄いので、綺麗にMixするよりもそれっぽい雰囲気の有名な曲をかけていくほうがいいケースもよくある。
韓国でDJした際にもきっちりMixするよりも大体こんな感じでしょ的なこなし感が非常に役に立ったが、場慣れして経験を積んでいくと雰囲気の大切さを学ぶこともあるが、最初からこういう誤魔化すようなMixをしていると成長できないし、ちゃんとやっているDJから相手にされなくなるので、注意が必要だ。
海外では日本のような関連性を求めていないことも多い
冒頭で紹介した選曲の達人に学ぶ選曲術 – 第1回 –やDJが良く言うグルーブとは?グルーブ問題2018について答えてみたでも書いてきたが、海外では、より一層、Grooveよりも1曲単体事に盛り上がる傾向が強い。
関連性よりも意外性ということが重視されているようで、その方が圧倒的に盛り上がる。
最近だと、DrakeからLaurynという定番流れみたいなものもあるが、逆の流れのほうが盛り上がっているようだ。
このように、脈絡の無い不意打ちから定番や人気曲に流れていくほうが盛り上がる場合も多い。
それを大宮ギャラクシーでやったら、「ふぅ~」という疲れた顔をされてしまったので、場所の選定と好みの把握は重要である。
クラブでDJするときの選曲 – 選曲術 クラブ編 基本事項 - まとめ
うっかり、基本事項をまとめてしまい、かなりの長編になってしまったわけだが、これを読めば選曲に関しては基本は抑えられるだろう。
当然、ここで紹介していないようなつなぎもあると思うが、それはスキルや知識が増えていけばどんどん増えると思うので、選曲自体の基礎的な学習は網羅しているといえるだろう。
是非、ブックマークかはてブを押しておいてくれ。
イイねでもOKだ。
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