ユーロービートの影響
それはユーロービートの影響です。
US Discoからの影響を受けたEUなりの昇華がEuro Beatであり、Dance Popの進化版ともいえます。
この進化によって、Euro BeatはEuro Popというジャンルを作り上げるわけです。
前回、Eu R&BやGround Beatで少しお話をしていますが、日本では00年代に出てきたスターDJさんたちによって、キャッチー系と呼ばれた曲や、EU R&B、Ground Beatと呼ばれたものが、すべて大きいくくりでこのEuro Popに集約されます。
Dance Pop > Euro Pop > EU R&B
EU R&Bにはさらに、Pops,Ground BeatやACE Beat,Reggae Pop等が入ります。
これ以外にもEuro PopにはHouseやTechnoが含まれるので、ジャンル分けが大好きな日本人でもすべてをきっちりとジャンル分けするのは難しいと思います。
今回Dance Popを選盤するにあたり、自分の中での基準としてAce Beat,ADM Beat,Raggae Pop,Ground Pop,House Beatという新基軸を設けました。
ここまでさらに分類した人も定義した人も少ないと思いますが、これを導入することで、ほかのBest Of~との差別化を図ろうとしていることが理由です。なので、Dance Popをうたっていますが、これはロトレコ基軸での話だということを十分ご理解ください。
さてその新基軸に関する分類ですが、
ACE Beat:Ace Of BaseのAll That She Wantsをはじめ、Ace Of Baceの曲で聴ける特徴あるBeatをAce Beatと呼び、海外でもAce BeatやAceという形で呼ばれています。日本ではAce系という人もいます。マニアではこのBeatだけを狂ったように集めている人がいます。
ADM Beat:これはADMの特徴あるBeatが日本で一部のコレクターの間でヒットし、スネアが異常に跳ねているのが特徴です。日本だけでしかこのBeat愛好者は聞いたことがありません。自分も大好きなBeatです。
Reggae Pop:ReggaeのPopsとTechno Reggaeと呼ばれるReggae Beat(TechnoのDown Tempoとも呼ばれる)を使った曲調を言います。これにGrand Beatが一部含まれるのですが、ここをきっちり選別するのは不可能かもしれません。
Ground Pop:これはロトレコで使っているGround Beatを用いたPopsです。マニア過ぎるジャンルかもしれませんが、聞きやすいのでクラブでのフロア受けもいいのでオススメです。
*今回は初級なのでオススメはあまりしていません。
House Beat:これを説明するのは難しいのですが、前述したように、Discoからの派生でDance Popができているので、Disco調のPopsも多く、カバーも多いわけです。その中でHouse Beat、つまりやや早めのものも多いので今回入れてみます。
より詳細を言うならば、Dance Pop – Houseという処でしょうか。同じように、Dance Pop – HipHopとしたいジャンルもあるのでオマケにアップするかもしれません。BeatがHouseなのでそう分類してみました。
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