渋谷にお店を移転させてから丸5ヶ月が経過しました。
遊びに来てくれる人も少しづつ増えて来ました。
まだまだ赤字は続いてますが、売れないようなレコードとCDを沢山買ってしまったのも問題なので、節約と節制を徹底したらそのうち少しづつ黒字になるかもしれないなーと思ってます。
こういう時代なので、たまに買ってくれるだけでもありがたいと思います。
なので、ゆっくりと時間をかけてオリジナル商品も増やしていきたいなと思いますので、MixCDなど、協力して頂ける方がおりましたら、よろしくお願いします^ ^
*募集*
MixCD配りたいDJやMixを聴いてもらいたいDJさん。
さて、そんなのんびりとした考えとは裏腹に毎日やらないといけないことで意外と忙殺されているのが実情です。
朝起きて発送して、移動時間にブログを書いて店で更新しながら、接客して、メールやライン、インスタ、フェイスブックのやりとりをしてると、もう1日が終わります。
そんな日々ですが、先日、懐かしい人に出会いました。
昔、よくイベントに呼んでくれた方でした。
俺の人生にオヤジが倒れるとか他界するとか、母親がガンになったり、まあ、そういう感じでいろいろあって、少しづつ疎遠になっていき、イベントにも呼ばれなくなりました。
ブログでも、HPでも、よく昔の回想を引用してますが、日々の暮らしの中では、過去を振り返る時間もなかなかありません。
俺はあの頃は良かったなんて思うこともあまりないんですよね。
幼少期の影響か、早く大人になりたかったし、早く一人前になりたかった。
親父の手伝いをして、親父を助けたかったからなのか、親のバイアスを刷り込まれていたのかはわかりませんが、生き急いでいたのは事実です。
そんな親父も亡くなって、1年半になりますが、今日はその方とのやりとりを思い出してました。
いろんな方を紹介してもらったし、俺も沢山紹介したけど、女の子とはみんな仲良くなっていたとかいろいろな話も聞いたりイベントがダメになっていったとか聞いて、改めて、
「あー、この人とは違う道を行って良かったな」
と思いました。
今の俺の環境は、人間関係だけをみたら、過去最高の高校時代レベル並みに充実してます。
仲良くさせてもらっているメンバーのほとんどがマニアなんですが、音楽の話だけじゃなくて、普通の話も沢山します。
俺はこの前も書いたけど、レコードを得るのが仕事だし、紹介するのも仕事です。
しかし、パーティに行ったらただの素人DJです。
なので、音楽以外の話をできる人とのやりとりというのは非常に嬉しいし、楽しいのです。
そういう人達と仲良くしている時間は本当に最高だなと思います。
中高年になって、毎日のように、いろんな男からのラインを見てニヤニヤするとかかなり病気でキモいわけです。
しかし、それが幸せなのかもなーと思うのと同時に、あの時にあの人と別れて行く選択を取った結果が今なんじゃないかなと思いました。
多分、あのまま、音楽が好きなグループではなく、女の子と遊んでいるのが好きなメンバーやDjをしている自分が好きなメンバーと一緒にいたら、今の音楽が大好きな人達とは絶対に仲良くなれなかったと確信しています。
これは、Disではなく、現実問題として、自分の居場所を指定する問題でもあるわけです。
例えば、デカいパーティでDJするのが目標な人もいるし、女の子にチヤホヤされるのが目的な人もいるし、女の子から金をもらうのが目的な人もいるし、人によってその目的は様々なわけです。
特に意識はしてきませんでしたが、音楽以外の話をできる人に出会えたし、結果として今は自分の中では、いい傾向だな!と思えるような出会いになっています。
人によっては、人生上のトラブルや仕事、結婚、勉強等いろんなステージがあるので、いろんな出会い別れがあると思います。
それがどう作用するのかは、人間万事塞翁が馬なわけで、最後の最後まで、エンドロールを見た後までわからないこともあるし、人によっては死んだ後でもわからない場合があります。
だからこそ、考えない選択もあるよなと思うわけです。お導きというか、人生には是非がないとは良く言った話ですが、今自分が考えていることが全てかなと。
今のそのステージにあわせて、必要な人が登場してくるし、そのステージとかけ離れている方とは自然に疎遠になっていくわけです。
だから、自分とは道の違う人を追わないし、なるべく、関係しないようにしています。
俺にはやりたいことがあるし、それを誰かに邪魔をされたくないから、自分1人でもやります。
今はそれが周りの人から評価されている結果として、いろんな人から応援されていると理解しています。
同時に最近になって、自分のやりたいことを周りが支持してくれるようになったとも言えます。
そんな人達に出会えて、嬉しくない人がいるでしょうか?
日曜日のMelodyholicで、俺のことをヨシフミくんが紹介してくれた時に、
「R&Bで世界を救おうとしている野村さん」
*半分小バカにされてますが、半分は同意なのかな?笑
と、言ってくれましたが、ラジオでHeal The Worldを聞いていたら、つい、デカい話を熱くバカみたいに言ってしまったんですよね。
今思えば、それを言ってしまったことが必然で、俺がやりたいことだったり、やるべきことだったりするのかもしれません。
だって、俺はそういう応援してくれている人達によって、少なくとも俺の世界は救われているのだがらね。
書いていて、全く面白みの無い話ですが、今の自分が思うことを書いておきたいなと思い書いておきました。
また何年か経過したら何か思う気もします。
俺も利用価値が無くなったら、応援されなくなるわけですが、それでも自分のやりたいことを死ぬまでやり通したいなと思います。
そんな反省もあり、たまにはセンチなR&Bでも聞きますか。
明日もマニアな!
ばいびー。