昨日はMania先輩といろいろR&B談義をしたので、それに関してまとめておこうかなと思います。
昨日来店してくださったマニア先輩は、筋金入りのACE BEATマニアです。
ACEBEATという国内ではほとんど誰も聞いていないのではないかと思う超絶狭いジャンルに特化している方です。
そんなマニア先輩とのR&B談義をご紹介します。
R&Bは死んでしまった
いきなり、釣り級のタイトルですが、その時の流れを書いてみます。
昨日は、曲的な話題が多かったのですが、その中で、「R&Bが死んでしまった」というお話をしました。
US R&Bだと、90年代の旧譜のど定番ばかりの王道しか聞かない人が多いので、それだけしか評価されない。
そもそも、そういう流れになっているのは、DJやコレクターが先輩等から教えてもらうだけで、自分で曲を堀るという一番大事な事をしていないからであるという指摘を頂きました。
結果として、自力でマニア化した人が育たないので、「R&Bは死んでしまった」というお話でした。
R&BやHipHopを聴くうえで、重要度の高いものは、自力DIGです。
自分だけで曲を探すということです。
例えば、レコード屋に行ったら知らない曲は全部チェックするくらいの気概は欲しいものです。
そういうことをしていないと、「見たことがない盤に気が付けない」ケースが多いのです。
例えば、ロトレコ渋谷店には、R&Bが沢山おいてあります。
そして、マイナー良曲をふんだんにおいてあります。
でも、普段から曲を探していないと、どれもこれもカス盤にしかみれないセンスになってしまいます。
後になって、2000円、3000円と払って、これレアなんだよな~と思いながら買っていく人が多いわけです。
その時に反応できないのは、やはり堀るという行為が足りてないという気がします。
そんなお話をしていました。
R&Bにはいろんなジャンルがある
ロトレコでは、基本子ジャンルを6種類に設定してます。
・US R&B
・UK R&B
・EU R&B
・New Jack Swing
・Ground Beat
・Dance Pop
このジャンルを取り扱ってはいるのですが、US R&BとDance POPは本当にエリアが違い過ぎるので、US R&Bだけを聴いている人には、Dance POPはほとんど反応できません。
逆に、Dance POPを聴いていると、定番の曲は聴くのが辛いことがあります。
R&Bを黒人によるPOPSと定義すれば、DancePopはR&Bではないのですが、構成要素を考えるとHipHopをまねているものも多いので、派生ではあるわけです。
しかし、ジャンル分けをなんでもしたがる日本人には、王道派の人はこういうPOPSをR&Bとは思えない場合があります。
そんな話をしている中で、やはり、Dance POP,Ground Beat,Ace Beatについて話をしてましたが、マニアック過ぎるので、ついていけない人が多すぎるという話になりました。
そこで、出たのが、この話。
続きは次のページで!
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