R&B Mania になるための指針 – 全体概要 - を作ってみた。


以前書いた記事を引用します。
復習がまだの方は、先に、ご一読下さい。
R&B マニアの生態と常識の違いを分類してみた。

R&Bを聞き始めて、もっと詳しくなりたいと思う人が最初にやるべきことは、いろんなジャンルの音楽を聴くということです。

ロトレコが提案するR&Bの6ジャンル


[基本3要素」
・US R&B
The Best Of US R&B – 90’s –

・UK R&B
The Best Of UK R&B – 90’s –

・EU R&B
The Best Of EU R&B – 90’s –

[上級3要素] ・New Jack Swing
The Best Of New Jack Swing

・Ground Beat
The Best Of Ground Beat

・Dance Pop
The Best Of Dance Pop

ある程度R&Bを聴いている方なら、US R&Bの深いところがNew Jack Swingであることはわかりますし、UK R&BとEU R&Bの深いところがGround Beatであることがわかりますし、その他ジャンルのR&Bよりな部分、つまりその他のジャンルの深いところがDance POPであることがわかります。

なので、ロトレコでは、[基本3要素]と[上位3要素]にわけて学習していきます。

いうまでも無く、基本3要素には上位3要素にも負けないくらい深いところがありますので、全体構成としてのイメージとして受け取っていてください。

この全体構成を理解できると、R&Bの高みを目指していけるような思考が身につきます。

以前書いた記事で使っているマニア界のイメージ図です。
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R&Bを深く学習しようと思うと、こんなイメージです。

先輩や師匠など詳しい人がいるのが山頂です。
聞き始めの初心者には、その山頂が大変険しく、どうやったらそこまでたどり着けるかわかりません。
そんな心境ではないでしょうか。

しかし、上には上がいて、半端無いというか言葉を失ってしまうレベルの人がいます。
あと、どう考えてもこの曲に到達できないよね?というような曲が存在します。

それについて考察してみました。
こちらをご覧ください。

普通のR&B好きがいる惑星と各ジャンルのマニアがいる惑星のイメージ図。
rb

実はですね。
マニア界のイメージ図は我々がいる惑星で、山の上にいる師匠、それは実は我々の惑星の中の山では一番高いところにいるわけですが、実は各ジャンルにはそれぞれ惑星が存在すると仮定します。

例えば、US R&B星とNewJackSwing星があります。
rb
*実際のジャンルわけはここまで線引きできません。簡易イメージを初心者に伝えるためにわかりやすくしています。

これを見るとお互い近くにいますが、それぞれ別の位置にあります。
その距離がマニア度だと仮定します。

地面のある緑色の部分が、「普通のR&B好きな人」のエリア。
そこから、水色のエリアが、「MasterLevel級のR&B好き」のエリア。
さらに、宇宙まで逝ってしまった紺色のエリアが、「R&Bに狂ってしまったオカシイ人」のエリア。

さらに、その惑星から流れてくる要素が曲だとしたら、こんな話をイメージできるかもしれません。
NEwJack Swing星から流れて来て、地上にたどり着いたのが、

「Bobby Brown / Every Littel Step」


Bobby Brown / Every Little Step

このレベルの曲は誰もが知っています。

それが山に登っていくと、より珍しい要素があることがわかってきます。

「Bobby Brown / Every Little Hit Megamix 」


Bobby Brown / Every Little Hit Megamix

なんじゃ、これは?

となるわけです。
そこで、空を見ます。
宇宙は広いことをそこで初めて知るようになるわけです。

高い山に登っていけばいくほど、珍しいものに出会います。


Bobby Brown / Every Little Step – Funky Mix –

より、遠いところ(R&Bの基本から離れたらと言う意味)では、こんな要素も見つかります。


Bobby Brown / Every Little Step – CJ’s Remix –

どんどん進んでいけばいくほど珍しいものが見つかります。
宇宙にいくと画像とか音源が出せないのですが、CDでこの曲のカヴァーやRemixを発見することができるわけです。
*Play等ではない。

それが「普通のR&B好きがいる惑星と各ジャンルのマニアがいる惑星のイメージ図」です。
マニアは宇宙にいるレベルなので、もうそのジャンルに関しては珍しいものをザクザクと見つけているわけです。

我々普通のR&B好きは、お金や時間には限りがあるので、宇宙に行きたくてもなかなか難しいことがあります。
こういう話があったので、今回、マニアになるための指針を各ジャンルごとに作ってみることにしました。

わかっている人からすればバカバカしい内容なんですが、これからR&Bを探求していきたいぜ!と思う人の助けになればいいなと思いましたので、やってみようと計画しています。

今回は全体概要なので曖昧な話も多かったのですが、イメージはできたでしょうか?
俺がこんな話を一生懸命書いたのには、「レコード屋が初心者の受け入れや誘導をやってこなかった」という理由があるからなのです。

レコードが売れた売れないだけで、そのジャンルに興味がある人を獲得するだけの努力を怠ったということが今のR&B離れの原因だと思います。

R&Bは本当は最高のジャンルだと思うし、レコードの売れ行きのあるなしで人気が左右されるようなジャンルじゃないと俺は思っています。

でも、多くの人がR&Bから離れてEDMやHouseに行ってしまいました。
新譜じゃないと音楽じゃないみたいな人もいますが、それってR&B好きとはいわず流行物が好きなだけじゃないのかなと思ったりもします。

なので、レコードが売れようと売れないとそんなことじゃなく、R&Bが好きなレコード屋として小さな抵抗ということで、体制に徹底抗戦したいのです。

熱い人が数十人いればR&Bのシーンなんて、一気にひっくり返る位簡単に再燃するような気がします。
だって、日本じゃ、CD1000枚も売ればチャートに乗るレベルでしょ?
もう昔と違うんですよ。

R&B好きな人が毎日毎日インスタでレア盤自慢を永遠とやって自分の周りにR&B好きを少しづつ増やせれば、それがきっかけで一気に広がっていくレベルです。

最近ではインスタでレコード女子なるものをよくみます。
女の子でも、一部はレイディボーイの方でも、わざわざ外にレコードを持っていって聞いている人もいたし。

レコードのある暮らしやR&Bのある暮らしって本当にセンスを問われるので面白いと思うんです。
今、日本は10代から60代まで同じ服装をしていて、ユニフォームを着ているようなもんだと言われてますが、それがいい悪いというのは別にしても、意識している人すらいないのが現状なわけです。

R&Bももっと意識されていけば、もっとより多くの人が楽しんでいけると思うし、再燃すると俺は思っています。
なので、もし、R&Bブームが来たら、ロトレコのおかげだと思ってください。
*少なくともそうなるように努力していこうと思います。

それでは、次回をお楽しみに。


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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

please wait for that day!

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Regards,
djlotman