最近、俺はこの曲にどハマりしている。
綿めぐみ – 災難だわ
PCからだと簡単にMP3を無料でGetできるのでオススメ。
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さて、先日、こんな記事がアップされていた。
女子中学生「音楽は通信制限かかるから聴かない」ツイートに衝撃が走る
「女子中学生「音楽は通信制限かかるから聴かない」ツイートに衝撃が走る」
出典:Exite Bit
非常に興味深い話だったので、少し抜粋し、自分の意見を述べておく。
月々のデータ通信量に制限があるから自分の好きな音楽を能動的に聴くことはない
能動的と書かれると紹介とかもするという意味も含んでいるということを示唆しているのかもしれないが、同時に、自分から自発的に好きな音楽を聞くことがないという意味だろう。
これって、音楽が終了しているということなのではないだろうか。
能動的に音楽を聴かない人が増えていくというのは、日本のクラブシーンでもDJを見ているとよくわかる。
もちろん、DJだけのせいにするつもりもないが、「昔はクラブに来てくれるお客さんがかかる曲を勉強して来ていたからDJも幅をもった選曲で対応できた」という話をたまに目にするのだが、「今は客ウケする選曲しかプレイしにくい」ということを言っているのと同時に、「自分が客を育てるというのは自分の仕事ではない」ということも言ってしまっていると思うのだ。
それが原因で曲を全然知らないDJが増えたような気がするし、過去の曲は流行らないから探したり、聞いたり、買ったりする意味が無いと思っているDJが多い。
実際、俺自身もよく言われるけど、「昔の曲はもう新しいのが出ないのに、なんでそんなに過去の曲にお金を払っているのか」ということを。
ひとつは、自分がDJを始めたころは、「何がなんでも過去の曲を知らないと話にならない」というのがDJとしての共通認識であった。いや、もっといえばHIPHOPとかR&Bとかそういうジャンルが好きなら常識レベルとされる基本的な曲を知っていて当たり前だと思われていたと言ってもいい。
それが、流行らないから、ウケないから、新曲がでないからという理由で昔の曲を探さないという人が増えた。
これはひとつはR&Bの衰退を完全に示していると思う。
昔遊んだ人がもう来ないから今の流行だけが重視される結果になったということ。
また、不況ということもあるだろう。
お金が無いからほかの音源にお金や時間をかけている余裕がない。
そして、最後は音楽自体に興味が薄くなったという現れでもあると思う。
その集大成が、今日のこの話で、
「月々のデータ通信量に制限があるから自分の好きな音楽を能動的に聴くことはない」
衝撃的だ。
逆にいえば、自分の好きなジャンルを掘らないというのはこういうことを言っているような気さえする。
月々お小遣いに制限があるから自分の好きな音楽を能動的にDigることはない
こんなDJばかりだったら、R&Bがリバイバルするなんて考えられないかもしれないね。
だからこそ、好きなものにはもう少し気をつかってほしいなと思うが、逆にそういう人がいるからこそ、レコードやカセットテープという時間もお金もかかる趣味をもつ人が出てきたのだろう。
何度も書いているのだが、俺はこういうDJがダメだとかいいとか言うつもりはない。
DJというのは行為をも含んでいるので、コレクターではない限り、そんな話をすること自体が意味が無いと思うし、コレクターなんてレンジがありすぎて語れないと思う。
建前的に自分を卑下するコレクターはつまらない
最近思ったのは、凄く知識ある人やレコードを沢山持っている人が謙遜しているのか、
「自分なんてコレクターじゃない」
とかいう人が居た。
これははまるで、お歳暮やお中元を持っていく時に
「つまらないものですが・・・」
といっているような感じがして、つまらないなーと思うようになってしまった。
レコードを買うという行為はすでにコレクターだと思うし、もっと言えば、俺の感性では、CDを買っていることももうコレクターなのだろうと思う。
MP3でDLしているのはコレクターではないのかと聞かれると今現在2016年では俺はまだ受け入れることができないが、これが2020年とかになれば、つまり数年後の近未来ではもうすでに音源をコレクションしていること自体がコレクターの要素になっていると思う。
だからこそ、時代の流れを意識するならば、1枚でもモノとして所持し始めてしまったらコレクターとして進んでほしいなと思います。
時代はミニマリストの時代で持たない豊かさがいいとされている反面、(モノを)持っている豊かさというのは更なる豊かさ、いいかえれば富裕層向けな豊かさに位置づけられていくのかもしれませんね。
そんなことを感じた記事でした。
現在では、「音楽すら聞けない」もしくは「聞かない」時代に突入している
YouTubeやDLMusicでは無料で音楽が楽しめる素晴らしい時代が来ました。
これは自分も数年前からブログで書いているので、長いお付き合いの方には「たしかに」と思われる方もいらっしゃると思いますが、欧米では数年前から音楽は無料だという意識があったので、自分も日本でもそのうち音楽は無料だという認識がくる時代になるという話を書きました。
それが今現在では、想像よりも早く、「音楽すら聞けない」もしくは「聞かない」時代に突入したということです。
レコードコレクターの中にも、コストの面でコレクションをどんどん手放す人もいます。
*多くの場合スペースの問題もありますが、例えば都内でモノをもっているとそれを保管しているだけで家賃がかかってしまうというコストの面で処分される方も多いです。これはスペースの問題だと思われる方もいますが、もしそのスペースを維持できるだけの余裕があれば、例えばそのスペースが1か月100円とかだったりすれば、処分しない方も多いですよね。
この女子中学生のような意識があるからこそ、レコードコレクターの人も同じコスト面という理由で、好きなレコードを能動的に聞かなくなったとして、売ってしまうというのも心理としてはあるのかもしれませんね。
さみしいなと思いますが、時代の移り変わりには勝てないのでしょうか。
そう思うのと同時に、コレクションしている方は裕福層に入ると思うのはやっぱり自然な流れな気がしてきました。
最近の女子中学生は通信制限がかかるので音楽を聴かない件について
今回この話をしていて、強く思うのは、DJとして使えるお金にかなり制限があるDJやあまり働かないでそもそもお金が無いDJもまた、こういう方向にながれていくのか?ということも同じように考えてみたのだが、恐らく、彼らは、最近の女子高生とは違う感性であると思う。
なぜなら、レコードコレクションをしている人の多くは、総じて金が無いと感じる人が多い。
一部のお金持ち(そもそもお金持ち自体が少数であるが)を除けば、お金に余裕が無い人ほど、または、お金に余裕が無い時期ほど、一生懸命レコードを掘って買っている人が多い。
どうして、そうなるのかはわからないが、経験上、そういう傾向が強いと思う。
それが、最近の女子中学生は、そもそも諦めに入っているのかもしれないが、聞く気力すらないというのが正解なのではないだろうか。
音楽を聞くことが高嶺の花となっているのであれば、もう日本は相当ヤバいと思うよ。
今後も調査を続けて欲しいし、それがあたえる社会的な影響も調べるべきじゃないのかなと思いました。
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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…
please wait for that day!
Keep Diggin’ 365 Days
Regards,
djlotman
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