こんばんわー。
12月もそろそろ中旬に入ってきましたが、今年は面白いことが多いので、ラッキー!
俺の人生クソだしな。
たまには、いいことあってもいいはずwww
そんな感じで、先週末話したDJさんが、「MIXCD売れない」と言っていたので、店側から見た感想とDJから、当たり前の視点で見た感想と、ファンの視点で見た感想にわけて書いておくよ。
ちなみに、インスタにはアップしてるけど、俺も大好きなDJさんのMIXはちゃんと買ってるぞ。
最近、疎遠になってるDJさんとかは、連絡しにくいのもあって、買ってないけどなwww
そんなよく考えればわかるけど、分析したことなかった、気が付かなかったという人向けの記事です。
DJは趣味だけど、仕事だからね。
忘れがちだが、忘れてはいけない話だ。
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自分のMIXCDを売りたいなら、買ってくれるファンをつける努力しかない
*参考*
Black History: 2019年11月号
こんなクソみたいなコピー用紙のお手製MIXCDRが、毎月、30枚50枚と売れていく。
一生懸命、金をかけてデザインして、マスタリングして、知り合いにお願いして、流通させて頑張っているDJには申し訳ないが、今一度、自分の努力の方向性について考えるべきではないだろうか。
俺も偉そうなことを言えるレベルではないし、MIXCDにまだ注力していないので、コツや慣れがスキルが足りていないのは重々承知のうえで、書いておく。
これは、来年以降、俺自身の戦略、戒めにもなるというためだ。
早速考えてみる!
MIXCD取扱店からの視点で考えるMIXCD戦略
*参考*
V.A. / MFF Dance Vol.2 – MixCD –
GroundBeatを勉強できる教材として秀逸なはずw
よろしくお願い致します。
物を売るには、市場調査も必要だし、売れたら官軍であるのは間違いない。
俺の嫌いなDJが言っていたけど、「売れれば、なんでもいいんですよ」と。
世の中そんなものだろうと思うけど、問題は、「どうやって、その確率を上げるのか」が常に問題になる。
そこで、おおざっぱに考えてみた。
1枚でも売れるMIXCDを作って欲しい
当たり前の話、お店は慈善事業ではない。
俺のところに持ってきて、「買い取りでお願いします!」というDJのMIXCDが売れたことがないのは、もはや、都市伝説だ。
「他の店で再販しました!」
とか書いてるまえに、泣いてる店を救ってほしい。
あなたのMIXCD、1枚も売れてませんよ・・・。
宣伝してください!
と俺も耳の痛い話である。
1枚も売れないなら、せめて、宣伝活動と委託販売にしてあげてください。
ただでさえ、利益性の薄いMIXCD事業では、まるまる赤字です。
こういうDJが増えるから、MIXCDの取り扱いをやめる店が増えるのです。
話題性のあるMIXCDを作って欲しい
時期の問題、流行りの問題は大きいんだよね。
意味不明な内容で、作ってこられても、話題にならないし、流行りだけで作ると、埋もれていく・・・。
「しつこい2枚使いとかされても、聞いてくれる人も少ないし、マイナー曲かけても理解されない。
本当にどうしたらええんや!」
これはお店も同じです。
制作するまえに、MIXCDのマーケティングをしっかりするのもいいかもしれません。
これも、俺自身に当てはまるので耳の痛い話です。
影響力のあるDJにMIXCDを作って欲しい
無名の、もしくは、知名度の著しく低いDJが告知もせず、MIXCDを作っても、あまり意味が無いという面はあります。
売れるわけがないのです。
それでも、DJとしたら、作品を出していかないと実績になっていかないということもあり、活動していくのです。
MIXCDまとめで書いてるけど、本当にMIXCDは数を売らないと金にならない。
最低100枚は売らないと赤字です。
逆に、100枚売れない程度の知名度なら、MIXCDを出すには時期尚早ではないでしょうか。
ご検討をお願い致します。
以上、店の立場からの視点でした。
DJとしてMIXCDを売るために必要なことを、どう考えているか
*参考*後で読んでね!
Various / MFF Dance Vol.3 – Mix CD –
聞いたら元気になる!
そんなコンセプトで作りました。
よろしくお願いします。
DJだって、バカばっかりじゃない。
ちゃんといろいろ考えているんです。
ただ、それが実際にどうなるかって、やっぱり出してみないことには始まらないという側面は否めないです。
なので、そういうDJ視点で考えておきます。
需要のある選曲かどうかでMIXCDの売上は大きく変わる
先月、俺はフリーのMIXをMIXCoudにアップしたけど、記事にもしたように、個人的には内容はクソだった。
しかしながら、万人受けのするとはいえないが、R&B好きな中級者くらいが聞ける内容を作ったら、チャート6位になった。
内容はやっぱり、今聞いてもよくない。
それでも、選曲に助けられてしまう。
これは、DJが勘違いしていく一つの要因で、残念な点だ。
まぐれも実力のうちというが、まったくそんなことはないので注意したほうがいい。
特に、上昇気流に乗っていると思っているときは、下降しているものだ。
選曲がすべてとは言わないが、音楽好きな人の8割9割は選曲でしか、音楽を聴いていないので、注意が必要だ。
DJスキル・センスを磨かないとMIXCDは売れない
MIXCDを作る場合は、MIXをどう考えるかで大きく変わる。
最低限のスキルがないと、2度とMIXCDを買ってもらえなくなるので、非常に注意が必要だ。
ただ、MIXしているだけというのはDJにしかわからないのだけれど、センスにスキルが見え隠れするんだよね。
なので、同じ曲をつないでも、DJによってその差がでる。
それが、DJ MIXの面白さなんだけれど、MIXCDの向こう側にいる人に何かを届けようという姿勢ってMIXに出る気がするんだよね。
これって、会話もそうだし、思いやりじゃないけれど、サービス精神やおもてなし精神、ホスピタリティかもしれない。
そういうところが、ある気がするな。
誰のためのMIXか、誰に届けたいのかがはっきりしている方が売れる
ズバッと、ペルソナ(対象)を設定するのはいいかもしれない。
なぜなら、世の中には良いMIXCDが溢れているし、MIXCloudを使えば、無料でいつでもDJ MIXを楽しめる時代だ。
別に、特定のDJでないといけない理由は、ファンか信者以外、存在しない。
だったら、こちらからも対象を選ぶ権利があるのだ!
俺も来年こそは!来年こそは、MIXCD活動を再開するので、世界のお姉さんに向けて、まともな選曲をしたいと思う。
もはや、野郎向け、変態向けの曲は、ちょっとしか使ってあげないんだからね・・・と言っておこう(小声
あなたのDJのファン・信者からの視点で作らないとMIXCDは売れない
*参考*
Various / MFF Dance Vol.4
1990年から2005年までを年代ごとにおさらいできる1枚!
よろしくお願い致します。
MIXCDを売る場合、まとめでも書いているが、一番利益率が高くなるのが手売りだ。
当たり前な話、中間マージンが無いからだ。
ダイレクトに自分のファンや信者、そして、友人・知人へと販売するわけだが、ファンや信者が買ってくれるのは当たり前にしても、友人・知人が買ってくれるかどうかは、日ごろの行いにも大きく影響する。
そのあたりをまとめておく。
大きいイベントに出ているDJの方がMIXCDは売れる
日本は肩書社会なので、大手にお勤めのおにーさん、お父さんの信用度が高いのと同様に、DJも大きいイベントに出ているという信用でMIXCDを買っていく人が多い。
正確には、直接知り合いではないが、良さそうなMIXを発見し、即買いするという人はあまりいないだろう。
そこで、買おうか悩む時間に入るわけだが、その時に決めてになるのが、大きなイベントに出ているようなDJかどうかというのは存外大きい。
「一流企業にお勤めの年収1000万イケメン」
というステータスをDJにおきかえると、
「毎回1000枚を超える実績を持ち、あのBig Evenでオーディエンスを沸かせているDJ〇〇」
という具合になる。
最近、ヤッホーニュースにもなっていたが、マッチングサイトという名の出会い系を利用して、年収詐欺に出会ったとか、くそ腹痛い話題が多いのだけれど、まさに、それがこれになる。
オーディエンスを沸かせてるのではなく、頭が沸いているのだ。
1000枚確実に売れてるなら、かなりの実力者なので、知らない確率が相当低い。
つまり、初心者向けの商法ってことなんだよな。
これに気が付けないのは、これこれ詐欺の初歩的な知識が足りてないからだろう。
なので、初心者をターゲットにする新譜系以外は、気を付けるべき内容だ。
しかしながら、この傾向は一生続くので、本当にMIXCDを売りたい場合は、そう書いてもいいのかもしれないな、戦略としてクソな気がするが。
好きな曲が入っているかどうかでMIXCDを買っていく人が大半
MIXCDを買う理由は、第一に知り合いだからだ。
次いで、コレクションしているから。
そのあとに、普通の音楽好きが入ってくる。
この場合、知らないDJさんのMIXも買う可能性が存在する。
が、まずないと思っていい。
店内で音源をかけてくれたり、PUSHしてくれる場合は、可能性があるが、俺のように、某う〇おん○○店で嫌われているようなヤカラは店頭にすら出してもらえないという事実もある。
それでも買ってくれた7人の方には感謝しかない。
話を戻すが、なんとなく手に取って商品を見てもらえる機会がある場合、売っている人の人柄とタイミング、そして、商品の内容が最終的な決め手になることが多い。
感じの良い人から買いたいのは、当たり前。
時間のある時にゆっくり選んで買いたいのも当たり前。
好きな曲が入っているから買いたいというのも、普通だよね。
「おぉ~、あれ入ってるじゃん!」
と、ついつい買ってしまいたくなる、選曲でないと売れないのも、自明だろう。
日ごろからのコミュニケーションややり取りが多い方がMIXCDを買っていく人が多い
上でも書いたが、MIXCDを買う理由の大半は、そのDJ自体が好きだから買ってくれるんだ。
嫌なDJのMIXがむちゃくちゃ良いからと言って、買うようなどマゾは俺は知らん。
聞いたこともない。
知り合いじゃないけど、有名だから聞いてみたいと思って買う人も多いけど、顔がヤダ(生理的に無理というあれ)という理由で買ってくれない女性は意外に多い。
昔、イベントの集客の話を書いたのは、このブログだったか忘れてしまったが、集客をするために、普段からイベントに来てくれる人とコミュニケーションを多くとったり、用も無く連絡したり、ごはんを食べに行ったりするのは、昔は普通のことだった。
今でもそういうやり取りをしているDJさんも多いよね。
俺はしないけどwww
あれこれやっていると、時間が無いのもあるし、面倒臭いんだよね。
すぐに疎遠になっていきます。
まぁ、それではダメなので、しっかりイベント後のフォローアップをしないと、MIXCDを買ってもらえないという話ですね。
例えば、こいつのMIXCDが出たら、買うな~って人は大体、普段から良く連絡を取っているか、人間として好きな人だと思うんだよね。
俺も、そういうDJのMIXは無職で金無いのに買ってしまうwww
やっぱり、応援したいし、そのくらいのゆとりがある人間になりたいよね。
なので、MIXCDを売りたいDJは塩対応には気を付けましょう。
*参考*後で読んでね!
Mix CD 作り方 まとめとレーベルの立ち上げ方
自分のMIXCDを売りたいなら、買ってくれるファンをつける努力しかない・まとめ
販売員という使命: 愛されながら売れる人になる25の秘訣
DJは職人であり、アイドル(人によっては教祖様)であり、個人事業主であり、投資家であるわけです。
この複雑な内容をどう精査して、自分の強みをどこに見つけるか、もしくは見出すかというので、結構大きくわかれていくわけですが、何も考えていないと、適当になってしまいますね。
就職活動するのに、エントリーシートを白紙で出して、今最高!って人は少ない気がしますが、いろいろ考えて入った会社でも、紆余曲折はつきものだし、そういう経験が今の自分を支えてくれる糧になっていると思います。
同様に、DJ活動もやっぱり真剣に考えないと、MIXCDも売れないのです。
どんなにいいMIXCDを作っても、販売してなかったら、売れないし、聞かせなかったら聞いてもらえないのです。
当たり前ですよね。
なので、その販路を自分で作るしかないので、今回は久々にMIXCD関連の話をしてみました。
DJだからこその話題ではありますけど、MIXCDを買う側から見ても、面白いかなーと思い書いてみましたので、ぜひ、イベント等でお会いしたらご意見等を頂けますと良い肴になりますね。
*アナタを寝かせない夜のLotRecordsはこちらから
http://www.lotrecord.com/
*このブログは隔日22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。
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