こんばんわ。
資格試験終了したら暇になると思っていたロトマンです。
あの頃抱いていた夢はおぼろげに幻だったのかと思いますね。
めっちゃ時間が無いというか、上手くいかせていない感。
これではいけないと思うし、思考の整理を行うにもまたブログ再開したいと思います!
YouTubeもちょこちょこ撮ってるので、アップするぜ。
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中古レコード店を開業したい人のための運営マニュアル
興味の無い人には1mmも刺さらない記事ですが、レコードコレクターなら1度は考えたことがあるはず。
そういう人に向けて、一生分の内容をお届けしますので、ぜひ、このページはお気に入り登録しておくべきです。
何度も見てね。
過去に実店舗が松戸や渋谷でも開業したことがあるロトレコですが、16年目を迎えました。
思えば行きアタリばったりな人生。
いいこともあれば悪いことも多いですが、そんな知見をまとめておきます。
中古レコード店をやるには高すぎるリスク3つ
何でもそうですけど、リスクは何にでもあります。
特に注意すべきことを書いておきます。
レコード店で起業するなら、サラリーマン人生とは決別しないとできない
1度、起業すると誓ってしまうと二度とサラリーマンに戻れないです。
と書くと、語弊がありますが、新卒で入った会社からドロップアウトしてしまうと、同じかそれ以上の条件でサラリーマン復帰できなくなる可能性が高いです。
特に、転職後、年収が落ち込む場合は今の会社に助けられているということなので、転職した場合、同じ年収を出すのが非常に困難になると思われます。
起業は金策と接客対応で終始する
起業すると、常に金の心配が付きまとうので、こんなはずじゃなかったと思う人が大半です。
次いで、接客での心労が絶えないので、非常に辛いことを覚えておいてください。
お客様は良い人も多いですが、少ない悪質なクソが居るときのダメージは測りしてないです。
いくらでもないお金が払えない・・・こんな人は多いです。
この二つが特に辛いと思います。
水面下での努力が鬼必要
レコード屋を辞めていく人が多いのは、1回目に売るレコードで在庫が枯渇してしまうと言う人が多いです。
過去安価な時期にレコードを買って、それを現状のように、レコードが高沸騰しているから転売しようと思う人は、まず、1巡したらレコード屋をやめてしまいます。
なぜなら、次に売れるレコードもなければ、次に売るべきレコードも無いからです。
売れないレコードを並べていても1円にもならず、固定費でやられてしまうので、退場していくのです。
これを避けるには、常に売れているレコード、売れるレコードを仕入れてこないと話にならないので、常に仕入れができる状況になっていないといけません。
そうなると、多ジャンル戦略にならざるを得なくなり、資金枯渇でまたやられます。
あと、思ってる以上に利益にならず、儲からないので、辞めてしまう人が多いです。
100円で買ったレコードが数万になるのは事実なんですが、ほとんど無いですよ、そんなの。
1万枚出しても100枚も無いので、実際の感覚だと10万枚で100枚程度でしょうね。
レコード屋としてやっていけるのは、レコード屋が好きだからという理由がないと難しいと思うし、それには実際にレコード屋で働いていたことがある経験がないと難しいと思います。
レコード店の開業マニュアル
レコード屋で起業するなら、カード決済は必須。
これが無いとレコード買えないよ。
税務署・警察署に相談
まずは開業届けを出すにあたり、相談に行くべきです。
いうまでもなく私もしておりますし、開業届けも提出済。
古物商は持ってなくとも、買取をしない場合は開業できるのですが、モール等に出品する場合、必要なケースがありました。
なので、併せて警察にも相談に行くといいでしょう。
生活安全課ですね。
オンラインサイトを制作する
SNS嫌い、PC音痴でなければ、特別な印象操作が無い以外(つまり、戦略としてオンライン販売しない)、やるべきかなと思います。
月商5万以下で金かけたくないならBASE一択
メルカリなどのなんでもOKなサイトで安価で販売もアリだとは思いますが、お店という体でやるには、それなりに形式があったほうがいいと思うので、資金不足でも、BASEなら売った分だけの手数料で済むので、オススメです。
本気でやるならおちゃのこネット一択
知り合いのレコード屋さんでそこそこ売れてるお店はほぼほぼ、おちゃのこネットです。
安いか高いかは、その人の価値観ですが、ここ以外はSEOにめっちゃ弱いので、検索して商品にたどり着ける人がいないんですよね。
オンラインサイトを考えているなら、BASEかオチャノコしかありえないですね。
カラーミー等もありますけど、結局、みんな退場してしまうのを見ていると、意味無いんじゃないかな。
実店舗を開店する
一番ハードルが高いのがこれ。
正直、この時代に店舗経営はリスクでしかないと思うけど、新規顧客獲得には、やっぱり一番強いんですよね。
お客様とのコミュニケーションも、メールやLINE等の文字では伝わりにくく、このハードルの面で、オンラインショップを戦略的にやらないお店も多いです。
俺のように2011年以降に出会ったクソな人間が多いと、実店舗のデメリットばかり考えてしまいますが、そうじゃない人が大半なので、また、実店舗やりたいなと思う日も多いですよ。
松戸時代なんて、めちゃくちゃ面白かったです。
1週間位店に泊まってた人とか、迷惑極まりなかったけど、今、思い出しても良い思い出だし、そういう思い出をたまに遊びに来て話して帰ったり、SNSで話したりしてます。
渋谷でDJするようになってから、乞食のようなDJが増えた気がするな~。
それで未だにトラウマが多い気がする。
レコード店やって良かったこと3つ
クソ野郎の大半はDJでしたが、逆に、勇気をくれたのはお客様でした。
なんて話も書いておこう。
人間的に成長した
20代の頃は何かと頑張っていたので、他人とぶつかることが多かったです。
今の俺のイメージからは想像も付かないのかもしれないけど、社交的で、喧嘩が多かったですね。
ロトレコやるようになって、レコードを買ってくれる人に感謝するようになってから、多少の事はどうでも良くなって、そういう人達と話をするようになって、学んだ事が大きいと思います。
その後、くそと話をすると疲れることがわかったり、くそ対応に追われると、1円にもならないことを学んだりして、他の人と距離を置いた方が人生楽なんだなと認識しました。
この前のイベント然り、周りが頭の良い人ばかりだと、学ぶことが大きいし、良い気分で人生を謳歌できるんですよね。
それが、くそが1人いると汚染されていくので、うんざりするんです。
そういう面を含めて、人間的に成長したんじゃないかな。
これが一番良かったことな気がします。
人生に大変なことが起きても、レコード屋をやってたからこそ、切り抜けられた
多分、そういう星の下に生まれてしまっているので、トラブルがめちゃくちゃ多い人生です。
普通にサラリーマンとかやれて、のんびり生活したいのはやまやまなんですが、全然無理でした。
そんな時でも注文は入ってくるし、質問されたら応えないといけないわけで、気が紛れたというか、腐らないでやっていけたのは、ロトレコをやっていたからかなと思います。
27歳位だったかな。
仕事も鬼で1級建築士の勉強も鬼で、毎日21時22時まで仕事して、そのあと3時まで勉強して6時には出社してという生活をしていて、当時付き合っていた彼女は海外で仕事をしていたし、周りはみんなエリートしかいないので、腐ってしまった時期がありました。
全てが嫌になっていて、オヤジからは出ていくように言われて、結果として、一人になってしまうのですが、逆に、好きなことすればいいかと思えたのがきっかけでレコード屋を始めることに。
その後、渋谷店を出してバカにされたことから、サラリーマンを始めて、3年で当時諦めてしまったことをやり抜けたわけですが、ロトレコがなかったら、絶対にできなかったと思う。
これはその時々のお客様がいたからこその話だなと思います。
レコードを買うのに躊躇することが減った
レコード屋を始めたのは、生活費のためではなくて、もっとレコードを買いたいからという気持ちで始めたのですが、結局金でしょと思われるのもあれなので書いておくけど、レコードを買うという行為が好きで、音楽が好きだからというのは、俺には2番目かもしれないですね。
当然、その曲が好きだから何枚も同じ盤をもっていたり、それぞれの国や地域でのプレスを買っていたりするのですが、それ以上に、レコードを買うという行為がたまらなく好きなんですよね。
無駄使い。
なので、私には1枚だけレコードを買うという習慣が無いんですよ。
ふらりと入ったレコード屋で絶対買わないとダメなやつ以外は、1枚だけ、結構良いなと思う程度では買わないんですよ。
何枚か買うレコードが無いとお金を出すのが面倒というか、ジンクスというか。
意外にいると思います。
なので、結果的に、レコードを買うのは仕事だと思うようになり、値段云々で欲しかったら買うようになりましたね。
後で売ってしまえばいいか・・・というような言い訳。
それでも、めちゃくちゃ損してる場合も多いです。
これはハネるでしょ!と思った盤が1枚も売れず、結局、オマケ盤として配布したとかね。
良くあります。
思い返すと、レコード屋をやる前の方が狂って買っていたのを覚えてます。
1回に段ボール3箱とか買ったこともあります。
これだけ出ちゃったら、いくしかない的な。
今でも欲しいレコードは基本全部買いたいし、買ってるんじゃないかな。
R&Bコーナーってほしいレコードが少ないし。
そういう意味で、レコードを沢山買える(結局は売るんですが・・・)ようになって、非常に嬉しいです。
中古レコード店を開業したい人のための運営マニュアル・まとめ
運営マニュアルとしては、中段ですね。
・税務署・警察署に相談
・オンラインサイトを制作する
・実店舗を開店する
細かい話はどうであれ、金と時間、そしてレコードがあれば、レコード店は開業できます。
ただし、熱意がなければ、継続は困難でしょう。
面白い話も来るかもしれないし、人には言えない苦労が絶えずあるかもしれない。
でも、人生は1回しかないので、生きているかわからないようなら、挑戦してもいいのかもしれないです。
俺の場合は、毎日がクソなので、多少の大変な事があるほうが、刺激として生きている実感につながるし、忙しいことで、クソな人生を忘れるために、心を亡くして頑張れている気がしますね。
知らんけど。
というわけでして、明日もイキっていこうぜ!!
ばいびー。
*このブログは週1,2回22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。
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