【最新版】DJギャラ相場はいくら?|現場DJが教える金額と交渉のリアル


DJギャラは「いくらが普通?」という質問を、現場で本当によく受けます。

ですが、ネットにある情報のほとんどは古く、現場の相場とはズレています。

この記事では、
・クラブDJのギャラ相場
・イベントのギャラ
・交通費・飲食の扱い
・ギャラ交渉のコツ
をすべて本音で解説します。

聞きたいけど、聞けないよな~と良く言われますね。
知りたい人は、是非、記事を読んでみてください。

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規模別・経験別のギャラ相場


ざっくりとしたものを記載します。

▼ クラブやDJ Barなど小規模でのDJギャラ目安
・新人・アングラ層:0〜5,000円
・中堅・上級者:5,000〜10,000円
・レジデント・そのジャンルでは有名:10,000〜15,000円
・トップレベル:20,000~50,000円

▼ 大箱や野外等でのDJギャラ目安
・野外フェスかつアングラ・上級者レベル:10,000~20,000円
・大箱かつレジデント:30,000〜50,000円
・企業案件(結婚式やホームパーティ等含む):30,000〜100,000円以上

相場は“ジャンル×集客力×地域”で大きく変わります。
DJのスキルというよりは営業力とコミュ力で決まると言っても過言ではないでしょう。

ギャラが決まる仕組み(裏側)


ギャラは以下の要素で決まります:

①主催との関係性
②SNSの発信
③集客力
④将来性
⑤DJ力(スキルや経験など総合的に判断)

過去記事では、

① 集客力
② 主催との関係性
③ 実力(選曲の信用)
④ DJ歴
⑤ SNSの発信

このような傾向がありましたが、2025年では、主催との関係性が一番大きな要因だと考えます。
理由は、有名ではなくとも主催が「あの人を呼びたい」となればギャラを払うことを理由に呼ぶケースが増えています。

次いで、SNSですね。
広告の重要性を理解している主催者なら波及効果を考え、今回は広告費としてとのような理由でお願いするケースが多いです。

やっとここで集客力ですね。
今はチケット前売りイベントもまた復活しているので、即金になるイベントでは集客できるDJはいつの時代でも重宝されます。

ギャラを上げるために必要なこと

・遅刻しない
・常識をわきまえる
・発言に気をつける
・選曲を限りなく深堀する
・お酒は嗜む程度
・フロアの空気を読みまくる

などが一般的にDJのスキルとしては奨励されていますが、どれも当たり前なことなのになかなかできません。

ギャラ交渉のコツ(実戦)


面白い話を最後に記載しますが、ギャラを上げるにはギャラ交渉しかないんですよ。
これは、国内外のDJの記事や発言からも度々確認できるので、ご存知の方も多いですが、DJはギャラを上げるチャンスがほとんどないと言ってもいいです。

集客依存以外では目に見えにくいというのもあるし、地道な努力が実って一気にSNSでバーン、フォロワードカーンで10万フォロワー行ったったわ~みたいなことが無い限りは、ギャラ交渉しにくいですね。

そもそも日本人だし、ガツガツ行くのはちょっとね・・・

それに雰囲気と実力(総合的にな要素)が備わってきたら、先方から1万では不足しているなと判断し、勝手に上げてくれますね。

いろいろ含めると、総合的には以下の交渉術が上手くいくらしいです。

・最初から金額を言わない
・交通費だけ先に確認
・レジデントを狙う(DJ単体要素からパーティ単体要素へのボリューム変更)
・お酒の売上に貢献する
・SNSのフォロワーを増やす
・企業案件の入り口を持つ

今現在、日本でもDJとして食っていける人はほとんどいないようですが、ちゃんと交渉さえすれば集客や売上によってギャラを多くもらえるのは当然だと思うし、そうなって行かないとDJという趣味でも職業でも存続しないでしょう。

DJのギャラまとめ|ギャラは“総合力”で決まる


ギャラが欲しいと言い続けてDJやってる人はまだ見たことないけど、5000円くらいの金でガタガタ文句言ってたというDJは山のようにいるね。

尊敬する大先輩なんかは、「どうせ、客入ってないパーティなんだろ?いくらでもいいよ」って言ってくれた人もいるけど、俺はその人に1万円しか払えなかったことがある。

それについて、今でも後悔している。
なぜ、もっと払えなかったのかと思う。

その時、その時代ではそんなにDJにギャラを払うなんてことはしてなかったのだけれど、尊敬している人に1万円はなかったなと今でも後悔している。1万円になったのは先輩とかイベントの仲間と相談したり、仲間にも多少なりとも金払ってないのにその人にだけ何万も出すのも可笑しな話だなということで決まったのだが。

同様に、多くのDJは、特に今2025年ですら東京でDJしている人以外はギャラが発生していないと思う。

クラブやDJ Barに客も来ないし、淡々と仲間とDJして酒飲んで楽しくやっているDJが多いと思う。
お店も出し切れないのも事実。

そういう極限状態なんだろう。

それを乗り越えてギャラを支払ってくれる人は勿論神様だし、ギャラをもらえるようになるというのも一人前の証なのかもしれないね。

全てを踏まえたうえで、DJのギャラは”総合力”で決まると言っても過言ではないだろう。

特に、イケメンや美女含め、SNS特化型でギャラが高い人も少なくはない。
多少の知名度がある中で、DJやっていくことはプラスにもなる。

それに加えて本人の努力が実れば、DJとしても十分生活できそうな気がするし、実際やってる人も多い。
レコードでDJする、CDコレクター等の特別破産へのコースは別にしても、楽しくDJやっていけることが一番の資産であり、音楽やDJ活動でももらえる金銭以外のギャラなのかな。

*参考*後で見てね!
DJ出演料・ギャランティーについて
DJ出演をお願いする時のギャランティーについて
DJになりたい!気になるDJのギャラは?いくら稼げる?

っつってな~♪

*このブログは大体月1回以上をも目標にライティングしています。
今後暇になったら増やしたい所存

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