おっす、オラ、ろとちゃん。
ロトレコの店主だ。
変なおじさん登場です。
今夜は、ちょっとぶっ飛ぶ設定で、「武狭」について語りたいと思います。
俺の周りには、一人も好きな人がいないジャンルですが、過去中国人の女の子と語り合ったこともある内容ですので、基本だと思って読んでみてください。
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中国映画・武侠ドラマのというジャンルとオススメ映画
Wu-Tang Clanが少林寺やブルースリーが好きだったということを知っている人も多いだろう。
Wu-Tang Clanというのが、武当派(武狭映画のカンフー5大流派の一つ)という意味で「ドラゴンへの道(Enter The Dragon」や「少林寺36房(36 Chambers)という1枚目のアルバムタイトルからわかるだろう。
映画好きだった俺は、高校生の時、このタイトルを見て、ど肝を抜かれた記憶がある。
何度か書いているが、26歳くらいまで、音楽よりも映画のほうが圧倒的に詳しかった。
毎日1本をノルマと課して借りていたような記憶もあるが、その大半は思い出せないようなクズ作品ばかりだった。
コアな映画が見たいと常々思っていたし、レンタルビデオ屋というものが当時はあり、そういうお店のカードをたくさん持っていて、使い分けていた。
そんな映画好きが、同じ映画好きと話しても、まったく反応をえないジャンルが、この「武狭」というジャンルで、漢気や人生のすばらしさ、人間とはみたいなものを教えてくれる作品だ。
カンフーは正直、おまけだと思う。
ジャッキーチェンやブルースリーのほうが、世界的に受けていることを考えると、わかりやすいのだろうと思うし、実際に、中国から日本に輸入されていないことを考えれば、この「武狭」というジャンルは人気がないことがわかる。
だが、心のつかれた俺のような中高年には非常にオススメできるジャンルであることは間違いないのでオススメしていこうと思う。
興味がある人は、たくさんみて、語り合おうではないか。
武狭で金庸とはAceのJessica Jay,GroundbeatのJackie Mooreである
何を言っているのかわからないと思うが、とにかく、そういうことだ。
「武狭で金庸とはAceのJessica Jay,GroundbeatのJackie Mooreである」
武狭というジャンルで、金庸という人は、すべての基本。
Ace Of Baseといってもいいくらいの人だ。
武狭とは、漢の人生
武は、武力の武であり、カンフーだ。
侠とは、任侠のことで、漢の生き方である。
まぁ、女もかなり強いし、凄い人も多いから、一概に男の話であるとは言えないが、昔の話でもあるので、基本、男は男らしく生きて、女は女らしく生きる、そんな内容が書かれている。
つまり、カンフーを極めながら、人としての生き方を模索するような作品に仕上がっているのが特徴だ。
金庸とは、中華圏において、大きな影響力を持っている人物の1人
政治的な話も多いが、趣味で本を書いたら大当たり!的な要素はあるが、深い考察・知識、そして、その世界観が素晴らしい。
俺もR&Bでそのくらいの内容を刻みたいと思う。
金庸の作品は多くあるが、日本語訳がない作品もあるし、何度もリメイクされているので、当たりはずれがある
娯楽の少ない時期でのドラマ・映画ということもあり、金庸の作品は何度も何度もリメイクされている。
その年代によって、当たりはずれがあり、最新版だからといって最高というわけではないところも最高である。
要は、現代っ子がわかるかわからないが、「おしん」がリメイクされて、何度も何度も違う俳優や映画監督の勝手な世界観で作り直されているというイメージを考えるとわかりやすいかな。
もっといえば、ラノベをアニメ化し、漫画にした後、実写でこけるというゴールデンパターンを踏襲しているような話である。
ここまで書いて、金庸作品の深さを語れる相手が少ないこともわかってしまうだろう。
そう、俺が求めているのは、「2015年のあの作品ではダメで2008年のあの作品ではないとダメ」というやり取りだ。
同じ作品でも、多数出ているので全部見てないと本当のベスト1はわからないし、俺も努力中だが、原書(中国語)で読まないともっとダメなやつだと思う。
だからこそ、何度も何度も楽しめるんだよな~。
武狭映画・金庸作品一押しは、神鵰侠侶(しんちょうきょうろ)
ここまで書いて、多くの人が挫折していると思う。
だが、そんな人にぜひとも見てほしいのが、この2008年版の「神鵰侠侶」という作品だ。
神鵰侠侶は、射鵰英雄伝という前作があるのだが、正直、これを見たあと、射鵰英雄伝を見てもいい。
射鵰英雄伝はこれで面白いが、長いので飽きる可能性がある。
先に、一押しの、神鵰侠侶がおすすめだ。
神鵰侠侶はジェットコースター型恋愛ドラマという内容だが、どういうわけか鬼感情移入してしまう。
中国人に中国人の命は世界一軽いと何度も言われてきたが、やっぱりそうかもなと思うシーンも多い。
だが、非常に内容は面白いので、見てほしい。
あと、中国語にはピンインというものがあるのだが、このドラマでは非常に美しく聞こえる。
俺はこれで中国語の耳障りの良さに触れて開眼したといえるだろう。
そこから、中国語の曲を買い集めたというわけではなく、90年代に中国に行ったときにすでにCDを買っていたのだが、これで再燃したのは間違いない。
この作品は一時期、10回は見たが、何度見ても最高だ。
細かい話は書かないでおくが、こういう気持ちになってみたい人は多いだろう。
金庸以外では、Green Destinyは見やすいのでおすすめ
いきなり、金庸のドラマを全力で見て!と言われて、見てくれる人はいないだろう。
そこで、比較的見やすい武狭映画をおすすめしておく。
それが、グリーンデスティニーだ。
ハリウッド映画でもあり、香港映画でもあるので、知ってる人や見た人も多いだろう。
グリーンデスティニーは、王度廬の小説であるが、この映画の大ヒットでドラマ化したが、非常にうんこなので見ないほうがいいだろう。
だが、映画は秀逸で、おすすめだ。
ゲーム化もされ、俺も買った。
初めての武狭物として、おすすめするのなら、手ごろだと思う。
ジャッキーチェン好きとか、カンフーものが好きだという人は、ぜひ、このくそマニアックなジャンルに手をつけてほしい。
理想は、カンフーカルトマスターやチャイニーズゴーストストーリーの話がわかる程度から話を始めたい。
アクション映画が好きな人だと、この手の話を見たあとに、知ってる俳優の多さに驚くだろう。
中国映画・武侠ドラマのというジャンルとオススメ映画・まとめ
HipHopが好きな人の多くでも、70年代に流行った探偵物やカンフー物のリメイクで、ブラックムービーとして、黒人文化が踏襲していることを知らない人も多い。
スーパーフライやシャフト、ワッシュなどは有名でも、ラスト・ドラゴンのような黒人カンフー映画はあまり有名ではない。
ただ、こういう映画も見ていないと、クエンティン・タランティーノの映画を見たときに理解ができない話とかも多いので、知っているといいかもしれない。
今、Once Upon A Time In Hollywoodをやってるからな、鬼見たいよ。
*参考*後で読んでね!
http://www.onceinhollywood.jp/
そんなこんなで、流れに流れた話だが、リー・リンチェイ主演のOnce Upon A Time In Chinaも復習したくなった。
3連休が楽しみだ。
というわけですので、おやすみなさい。
ばいびー。
*アナタを寝かせない夜のLotRecordsはこちらから
http://www.lotrecord.com/
*このブログは隔日22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。
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