DJ ATOM 終わりなき魂(ソウル) おすすめDJ本


こんばんは。
ロトマンです。
多少の時間ができたものの、まだまだ余裕があるとは言えません。

が!

何とか本を読むくらいの心の隙間はできたかもしれません。
これから少しずつリミックスワークやデザインなどもやれたら、YoutubeでもDJできるかも。

色々中途半端な環境ですが、できることを一つひとつ消化するしかないですね。

結構前から書いてる話ですが、ジジイなので考えていることがもう老後の過ごし方ばかりなんですよね。

周りも同じくらいの人は少ないしな。
そんなログもゆっくりと残していきます。

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DJ ATOM 終わりなき魂(ソウル) おすすめDJ本


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私はDJは何度か拝見させて頂きましたが、お会いしたことはありません。

が!

折角なので買わせていただきました。

ソウルに対する熱い想い

最初は直近のL.A.におけるフェス「Feel in love」に行った内容と併せて、ソウルの歴史などが書いてありました。

有名どころの話が中心ですが、私のようにDJ MuroさんのDiggin’ Ice 96とかくらいからソウルやディスコ、ファンクを聴き始めたにわかでも充分に楽しめる内容で、たまに知らない曲があるとYouTubeを見ながら、のんびり過去を振り返れる内容です。

また、ソウルの種類にも言及しており、当初ソウルとは…から始まるような本当に基本的な内容から、デトロイトソウル、モータウン、フィリーソウルやブルーアイドソウルまで、はたまた甘茶ソウルまで記載されていてなかなか興味深い内容です。

ソウルミュージックについては諸説ありますが、同時にHipHopについてもストリートから言及しており、特に面白かったのはディスコの語源についてですね。

Discothequeはフランス語ですが、このあたりから言及されていたのは面白いです。

名盤紹介

もちろん、DJ ATOMさんによるソウルの名盤紹介コーナーもありました。

こういうDJさんがどんな盤をおすすめするのかというのは私がレコード屋であるからというのもあるのですが、DJとしての目線でどういう好みをされているのかということも非常に興味深いので、毎回楽しみにしています。

DJ列伝としての記録

私がDJさんの本を買うので1番楽しみなのが、このそれぞれのDJさんの過去の記憶であり、記録です。

当時有名だったDJやイベンターはもちろん、お店やイベントなどが記載されていて、当時の様子を追体験することができます。

もちろん、本当の経験ではないので語ることはできませんが、楽しむことはできます。

これが非常に有用でDJ Lifeにはめちゃくちゃ刺激になるのです。

こういう話を色々聞いてたり見てたりすると、イベントで出会ったDJさんなどから色々な情報をもらったりして、ある日、色々と繋がることがあるのです。

最近だと誰々さんは誰々さんの息子で、誰々の系統とか先輩後輩だとか、親友だとか、こういう聞いたこともない話って聞くことしかできないから、面白いんですよね。

思わぬところで芸能人や学校関連で繋がっていたりね。

お店の名前もふとした時に遊びに行っていたクラブやディスコがあの人がオーナーだったのかとか、この系列店だったのかとか。

一般的には何の意味もないのかもしれないけれど、DJをやっていくには非常に大切な内容なのではないだろうかと思って見てます。

ソウルの持つ悲しみにも触れて欲しい

この本で1番共感したのはこちら。
インスタやブログ、ツィッターでも書いてますが、私も悲しい曲、暗い曲ほどR&Bの良さが出る曲は無いと思うのです。

それはソウル、魂の叫びから出来た曲というのは本当に苦しい気持ちかもしれません。

そんな苦しい気持ちを聞いたり、悲しい気もを聞いたりして何が楽しいのか?とよく言われますが、曲の良さというのはまた話が別なのです。

グッとくる込み上げてくる衝動をまさに固めたものが曲だと感じるのです。

それはリリックじゃなくてメロディだろと言うかもしれない。

上部だけの理解かもしれない。

それでも本当に良い曲はプレイすればわかる。
小山でかけたAnother Sad Love Songはみんなの心に刺さっていた。

普段なら「かかってるな」程度の認識ですよ。
それが、「この曲、本当に良い曲だな」ってみんなが思っていたんですよ。

それって、凄いことだとは思いませんか?
DJ冥利に尽きるというか。

DJ ATOM 終わりなき魂 おすすめ本 まとめ


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DJならずともソウル好きやクラブ、ディスコ、レコード好きなら是非読んで欲しい名書です。

私の世代、いわゆる、就職氷河期世代は最後の胸熱世代と言うか、熱血世代ですが、今の若い世代にも是非ともこの熱くなるような、忖度なし、利害無しで無我夢中になるようなそんな経験をして欲しいなと思いました。

なかなか感動なんてしないでしょう?
この本を読んでも感動するわけじゃないけど、そういう熱い気持ちをもってるDJさんが書いたのかなーと思いながら読了致しました。

書籍しかないのが、レコード好きにもたまらないと思うので、是非、お手に取ってご覧になってくださいね。

というわけでして、明日もマニアな!

ばいびー。

*このブログは隔日の22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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