お疲れ様です。
今夜も~、どこかで~、LOTMAN!
ということで、先日、ひさびさに渋谷ShiftyでDJをしてきました。
その時の話は次回書いておこうかなと思いますが、このブログでも何度か勝手に使ってしまっている、DJ Yatsudaに会ったのですが、その時に「Yatsudaの事を記事にした記憶がほとんど無かった」ので調べてみたところ、結構良い話が書いてあったので、それをTweetしました。
その結果、よくコメントくれるお嬢さんから掲題の件について質問がありましたので、今夜はそれについて考えて行きたいと思います。
*参考*後で読んでね!
DJが主催イベントをやる意味とResident DJについて答えてみた
*スポンサード リンク*
DJとして出るべきイベントについて考える
その方からの質問は、「DJさんが思う、自分のためになるようなイベントとはどのようなイベントですか?」というものでした。
これだと、結構限定的といいますか、主体性が無いといいますか、切り口的に広がらないので、同じような意味で、視点を変えて、「DJとして出るべきイベントについて考える」というタイトルでお届けしたいと思います。
早速どうぞ。
DJとして知名度が上がるイベントは出るべき
ここでは、わかり易い「実益性」につながる「知名度」の視点から見て行きましょう。
DJ LIFEでここを押さえている人が一番多いんじゃないかなと思います。
「知名度」が上がれば、固定のファンもつきやすいので、「集客」や「販促」につながるので、わかり易いのではないでしょうか。
有名人が出るイベント
有名人が出るイベントに出ると、普段連絡をとらないような人やまったく知らない人から、「ゲスト」等の要求があります。
また、フォロワーさんなどでお会いしたことが無い方との接点にもなるので、有名人が出るイベントは出るべきかなと思います。
この時に、コネを使って、有名人を「紹介」してもらうことは可能ですが、「その後」につながる可能性はまずゼロだと思います。
ただ、こういう少しの経験がDJ LIFEでは結構大きなきっかけになっていくケースがよく聞くので、コネ作りのために努力するのもアリではないでしょうか。
俺はバカバカしいのでやったことがないですが。
人が多いイベント
集客力が高いイベントというのは、そもそもしっかり練られている組織であり、コンセプト等も作り込んでいるので、そのイベント自体に集客力があります。
例を出すと一昔前の「泡パ」ですね。
イビザとかでは00に俺が行った時には全盛期でしたが、まさかそれから10年後に日本で流行るとは思いませんでしたが、絶大な集客力があったのを覚えています。
人が多いとことでは、当然、出会いも多くなるので、次につながるケースになるので、出たほうがいいと思います。
設営がしっかりしている組織のイベント
恐らく俺が出たイベントで一番大きいのは3000人規模のイベントの末端でしたが、設営がぐずぐずで「二度と出ないな、これ」と思いながら出たイベントですが、逆に、設営がしっかりしているイベントは、いろいろなところに気が利いていて学ぶことが多いし、DJとしてどうあるべきかみたいなプロ意識が出ているDJも多いので、設営がしっかりしているイベントには出たほうがいいと思います。
例えば、定例会とか、今の時代、MTGなんてやってるところは少なくなりましたが、やった結果とやらない結果では同じ結果でも続けていると大きな差になっていきます。
雰囲気だけ大物DJみたいなクソは山のようにいるので、そういうクソを掴まないのもイベンターとして重要かと思うのですが、同時に、そういうクソが出ると全体の士気も下がるので、MTGをやっている組織があったら、チェックしてみるのは良いかも知れません。
DJとして実績となるイベントは出るべき
続きまして、「イベントの条件面から見た」出るべきイベントです。
IT武装の話もしたけど、実績って結構大事です。
日本ではあまり言われないけど、ポンと知らないところで勝負しにいくとなると、こういう実績で評価されるのは否めないので、チェックしておきましょう。
普段自分がやっている箱よりも大箱のイベント
小箱には小箱の良さがありますが、DJとしてやっていくなら、大箱で条件もらえるくらいにならないとなかなか先が見えません。
大箱は面倒臭いことも多いですし、それが全てではないのだろうけど、自分がやっている箱より大きい箱での話が来たら1回くらいは受けてみるといいと思います。
合う合わないもありますが、経験はなかなかお金では買えないという事実もありますので、おすすめです。
ギャラが貰えるイベント
ギャラが出るイベントはなかなか無いかと思いますが、もらえるイベントにでると「DJとしてプロ意識」が出るようになります。
もちろん、ノーマネーだからと言って手を抜くのは意味が無いですけど、「ギャラが出るか出ないかで、やる気が変わるのは普通」の感覚じゃないかなと思います。
1万円もらえれば、セルアウトな選曲をしていくという人も多いかと思いますが、多少のことなら我慢できるような気がするのは、すべてギャラのせい!
とういうことで、ギャラ飲みならぬ、ギャラDJはやっておくべきでしょう。
レギュラーイベントとなるイベント
何度か書いて来ていますが、俺はレギュラーイベントが大嫌いなDJの一人です。
俺の場合は、個人的な問題で、性格なんでしょうね、「先に予定が入っているのが苦痛」であるため、毎月、第●土曜日にDJがあるとか死にたくなります。
ですが、「いつも○○しているDJ」という安定性を考えると、この「レギュラーイベントは非常に重要」です。
女の子からの質問で、もっとも多いのが
「いつもどこで回してるんですか?」
という質問です。
これは、DJプレイが良かったという表れであると思ってもいいと思いますが、その時に、
「普段は、いろいろ・・・(ごにょごにょ」
と、なるより、
「横浜の○○で、第●土曜日にやってるから、遊びに来てね(笑顔」
の方が様になるのは、間違いない事実です。
なので、レギュラーの話が来たらやるべきでしょうな。
特に、初心者で「レギュラーイベントに出たくない」なんて言ってるクソは俺以外聞いたことが無い。
みんな、「サルのようにDJがしてえ」、「イベントに出てえ」、「クラブでDJしたい」と言っていましたよ。
DJとして同じ方向性の人間が出るイベントには出るべき
DJの質を上げるための側面から考えてみると、こういうイベントには出たほうがいいと思う話です。
会ったことがないがお会いしてみたい人がいるイベント
SNSやYOUTUBE等、一方的にこちらが知っている場合や友人の友人等で話が何度か上がっていて、興味があるDJさんなどとご一緒させて頂く機会があります。
男が男に興味があるという話(言うまでも無く性的な意味ではない)は、普段の生活ではあまり起きませんよね。
なので、DJ LIFEを超えた関係、友人等になれる機会がある可能性があります。
俺はDJは人生であると思っていないので、DJ以上に大事なことは沢山あります。
なので、そういうDJ以外にも重要な事があると理解できる人は、出てみるといいかなと思います。
人間的に尊敬できる等の仲間になれそうな人のイベント
既知でも未知でもいいですが、上記とかぶる話ながら、DJ以外の面で接点や気が合う人とのイベントは、学ぶことも多いので、おすすめです。
先輩後輩関係や師弟関係って、DJの世界だけではなく、一人の人間として、生きていく中で、意外に重要だったりします。
俺もこの半年、気が付いたら全然連絡をとらなくなってしまっていたので、浦島太郎状態になり、反省している最中です。
いつも笑顔になるメンツのイベント
普段連絡をとっている人が出る、仲間だと思っている人がでる、身内のイベントは出るべきだと思います。
面倒臭い、得るものがない、等のマイナス面もあるかもしれませんが、出ることで得ていることも大きいのです。
これはイベントに出なくなってから気が付くことも多いので、そうなった場合、時既に遅しなので、気をつけましょう。
誘ってくれるうちが華です。
DJとして出る意味が無いイベント
これまでいいことばかり書いて来ましたが、当然出ても意味が無いイベントも多いです。
というよりも、俺の感覚だと大半がこれでした。
なので、出るべきイベントは精査したほうがいいと思いますが、そこは戦略をどうするのかという点も重要かと思います。
ここでは、かぎりある時間やお金等の資源を最大限に活用する場合について考えます。
クソが出るイベント
キライなヤツ、クソだなと思う人間が出ているようなイベントには出る意味がないと断言できます。
なぜなら、同じ方向性ではないから。
例えば、「仲間の金盗む」ようなクソが出るイベントに出ていても、多くの人はわからないし、気が付かないと思うけど、そういうイベントや人と関わるだけで無駄。
それでも長い間やっていくメンツも多いので、クソが一定数以下になることやゼロになることは無いのですが、プライドがあるなら、そういう人間と関わるのは人生の無駄だと思いますね。
ばっさり切ってもいいと思います。
音楽的価値観が合わないDJが出るイベント
難しいのですが、音楽的価値観が合わないというのは、バンド等も解散理由になるので、ストレスになるケースも多いです。
レア盤ばかりかけるグループや、アナログ至上主義のおじさんグループ、新譜しかかからないグループなど、方向性がきちんとしていて、目標とかも設定されているからこその指定条件ですが、それだけに、自分と合わないケースがあれば、お互いにシフトチェンジしたほうがいい場合も多いです。
人が嫌いであるとか、その指定条件がどうのとか、説明ができないケースも多いですけど、自分のカラーを考えている人は、中途半端な内容であるとついて行けないケースも多いし、その条件が窮屈であると感じるケースも多いです。
自分のカラーが決まっていない、いわゆる、「なんでもかけます」という人は、チャンスだと思って、他のグループに移籍してみてはどうでしょうか。
新しい自分が見つかるかもしれません。
刺激が少ないイベント
「得るものは自分で決めるんだよ」
と言われてしまうケースが多いのですが、正直、得るものが無い、そして、大して楽しくも無いイベントは存在します。
俺のようにパーティログをほとんどつけているなら、まぁ、1記事になるか程度で出る場合もありますけど、何かを得ないとやっぱりDJとしても刺激が減り、興奮しなくなります。
其の結果のDJ離れがよくある話です。
なので、マンネリ化して刺激が少なくなったイベントは交換の合図かもしれません。
DJとして出るべきイベントについて考える・まとめ
今夜も駄文・散文ながら長々と書いてしまいましたが、一生懸命考えると、こんなことが言えるのではないかなと思いました。
DJは結局のところ、「現場ありき」というのは否めないところですが、ネットでの活動が従来よりも増え、かつ、SNSでの活動は大きなものとなっています。
同時に、そういうところから、解放されていきたいと思っている人も多いかもしれませんね。
DJという趣味は、10代や最近では幼少期からスタートし、30歳くらいをピークに離脱者が増え、音楽のリバイバルやライフプランの起伏によって再始動する人が多いです。
冷静に考えて、「好きなことだけやっている」人の方が圧倒的に少ないのですが、先輩DJさん達の生き方を見ていると学ぶものも多く、自分にもできるかなと興味が出てきます。
俺も今はヒマですが、これから何をしていくのか、考えている最中で、決まってしまえば、また時間が無くなっていくと思います。
その時に、DJを続けているのかどうなのか不明ですが、有限の資源の中で、考えると、やっぱり、毎週末クラブで深夜帯にDJするのは、ちょっと人生勿体無い気もしています。
イベントは月に1本か2本位が俺にはちょうど良い感じかと思っています。
次回はこのあたりをお話しようかな。
というわけでして、明日もマニアな!
ばいびー。
*このブログは隔日の22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。
アナタを寝かせない夜のLotRecordsはこちらから
http://www.lotrecord.com/
*スポンサード リンク*