鬼人気記事でもある、というか、GrounBeatにここまで情熱をかけた記事は無い。
そして、俺にもよくわからんジャンルだ。
ぜひ、深みにはまるまえに、撤退をおすすめする。
そんな、気合の第5弾のロトレコ総集編はこちら
———————————————–
過去のまとめ記事は下をクリック。
———————————————–
The Very Best 30 Of 90s US R&B Song
The Very Best 50 Of 90s UK R&B Song
The Very Best 50 Of 90s EU R&B Song
*特集*
The Very Best 50 Of New Jack Swing Song
————————————————-
*スポンサード リンク*
The Very Best 50 Of Ground Beat Song オススメ ベスト
Ground Beatと書くと俺も少し違和感があって、最近までGrandBeatだと思っていた節がある。
最初に見たレコ屋が間違っていたのだろうか。
海外の音楽ジャンル分けでもGrandBeatとなっているお店もあるのだが、日本ではGroundBeatとなっているのが正解なようだ。
なので、ここでもGroundBeatとしておいた。
GroundBeatについて、ほとんどの方が知識が無いだろうと思われるので簡単にまとめておくことにする。
屋敷豪太さんがSoul II Soulに所属していた時期に作った特徴あるビートのことをGroundBeatと呼ばれている。
WikiのGroundBeatの説明はこちらを参照。
音でいうなれば、どんたんしゃしゃしゃのリフレインな感じのビートだね。
そういうビートに惹かれていった人達が、いろんな曲でこのビートを使い倒したことで世界的に使われるようになり、爆発的に広まった。ただ、こういう名前をつけてジャンル化しているのは日本だけなので注意。
しかし、結果だけを見れば世界中で使われたのも事実だし、NJS創世記においても隆盛期においてもUSのRBシーンでもそのビートが聞くことがあるし、その後のRBでも結構似たようなビートを聴く。
このビートにハマってしまったProducerやRemixerがなんでもこれを使ったことで、このジャンルの一番の特徴ともいえる、カヴァーモノが多いのもそのせいだろう。 それだけにハマると著しく中毒性があり、マニアを引き付けて止まない。 いや、病んでいると言い換えてもいい。
「GroundBeatが好きだ」=「あぁ・・・病気なんですね、残念」
的な方程式も即座に頭に思い浮かぶ人も多い。 それは、R&BとかRockとかの総称ではなく、ひたすらこのビートだけを追いかけているという証拠だ。
世界の音楽好きにはいろんな人がいると思うが、同じビートだけを永遠と探し求めている人を見て、変態だと思わざるして何と思うのだ。
少し失礼だとは思うが、俺のような正常な人間からすればそう思ってもおかしくはない。
ただ、それほどの中毒性があるので、あまりハマるようなことにならないことをこの記事を読んでいる人には忠告しておこう。
さて話を戻すが、そんな中毒性のあるビートだが、日本での歴史は古いものの、DJやコレクターの間で流行ったのは2000年前半なのだから面白い。
KomoriさんがR&B王子として出てきた中、DDTさん始め、多くのDJさんがMixを出して来たのは2000年代にR&Bを掘っていた方には記憶にあるハズだ。 そんな時期に、DJ Yoshida Goさん、DJ Naoさん、DJ Nooriさん等を中心にしてMixTapeに収録されていたのがきっかけになって大ブレイクした後付のようなジャンルがGroundBeatなのだ。
GroundBeatは、屋敷豪太さんを発祥としたUKSoulからの流れとこれは推測になってしまうのだが、日本とItalyには音楽的なつながりが当時根強かったと言われていて、ユーロビートを介したビートの流れがあったのではないかと思われている。
つまり、UK(Japan)からのJapanを経たItalyという流れで、UK SoulからのEuro Beatの流れだ。
このEuroBeat人気を経たエリアではDown Beatと称してBMP100前後のGroundBeatが良く発見されている。
それを考えれば、この説に信憑性があると思われる。
したがって、GroundBeatを語るには、UKSoulからの側面とEuroBeatからの側面の2面を考慮して考えないとならないと考えている。
特に、Italy EuroBeatはItallo Discoと呼ばれているようにさらに特徴的で、一部はTonkakaという日本独自のジャンルにまで広がりを見せた。 その最たるものが『Disco Magic』と言うイタリアのレーベルであり、この派生がAsia圏内の某レーベルでそこから東南アジアに広がりも見せている。
*このEuro BeatのおこぼれがDown Beatであり、Ground Beatなのでレアだということなのです。
+そもそも、こんなビートだけを探す人の方がレアな気もしますが。
続きは次のページで!
*スポンサード リンク*