ここまで話をしたうえで、このジャンルは、UK Ground BeatとItaly Ground Beatがあることを勉強した来たわけだが、UK Ground Beatには続きがある。
UKはJamaicaを植民地として来たわけだが、Reggae発祥の地とされるJamaicaだけに、このBeatもまたRaggaeで使われることが多かった。したがって、Reggaeとも馴染みが深い。
*Jamaicaはイギリス連邦加盟国(United Kingdom)であり、事実未だ植民地的な要素を持つ。
そして、UKは昔からヨーロッパの音楽産業を牛耳っていて、UKで流行ればEUで流行るという公式を持っているほどなので、EU全土にこのビート信者が存在する。
おまけを話しておこう。
もうひとついえば、Ace Of Baseを起点とする、Ace Beatの存在だ。
Sign等で有名なこの「ぽこぽこしたビート」これもまたGrand Beatに入るとする人もいる。
作り手の意識としては想像外だと思うのだが、現実問題としてどこまでをReggae、どこまでをAce Beat、どこまでをGround Beatとすべきなのかは、個人の裁量による面も多い。
要は解釈によってその幅があるという点も、このジャンルの面白いところなのだ。
逆にいえば、このジャンルが流行った理由なのかもしれない。
そんなマニアック過ぎるジャンルなので、R&B好きな人の中でも最深部だと言われています。
他の基本盤を知らずにオクで高値が付いてたからとか、マニア向けだからとかそういう理由で、たかだか5年や10年位でこのジャンルに入ってくる人も稀にいますが、基本はUS R&Bなので、ここまで来たら相当変態だと思いますね。
だもんで、変態さん用のジャンルということを念頭におきつつ、このジャンルの9代表的な曲をご紹介していきますね。
簡単に推測されるのが、YoutubeやItunesも少ないのではないかということです。
お手数ですが、その場合はLotRecordのHPにて音源を確認してください。
長くなったけど、Ground Beatについてまとめてある記事が少なかったので俺の持っている情報の範囲でまとめてみました。
そういう知見をまとめたものが選盤背景としてありますので、間違っているものや抜け落ちもあると思います。
アーティストによっても、「これじゃなくてあっちじゃないのか?」
とかそういうのもあるだろうし、「REMIXじゃなくてオリジナルでしょ?」とかも。
そういうのは各個人でもあると思うし、これが最強で最高の唯一のBestじゃないというのは正しいと思います。
なので、ご意見等ありましたら、教えて頂ければ助かります。
また、このBestOf~はかなりの数を企画しているので、毎週1本くらいのペースで記事を積み重ねていく予定ですので、しばらく待ってからでも、遅くはないと思います。
つまり、Best Of US R&B LP Title のような企画が考えられているので、今回ではなく後発の方で掲載される可能性があるということです。
以上のコンセプトで見切り発車します。
続きは次のページで!
*スポンサード リンク*