GroundBeatとAceBeatが最近人気な理由について考えてみた。


おいおい、今日はまだ8日、月初ならぬとも、上旬だよ。
どうすんだ、この疲労感。

というわけでして、わたくし不詳の息子が不惑を迎える前に、くたばりそうな勢いで日々を生きております。

でもね、今日もAceBeatのレア盤の問い合わせがありました。
いるところにはいるんですね・・・。変態さんが。

最近、AceBeat流行ってきてるんじゃね?

と思うことがあったので、今日はそんな話を書こうかなと思います。

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俺はマニア先輩やAkiraくんに出会う前は、ずっと一人でレコードを買っていたし、コレクションをしてきたという話は何度かブログでも書いたとおり。

先輩もいなければ後輩も友人もいない状態で、適当に、面白そうな曲、特にカヴァーものを集めてきた。

カバーが好きだと、最初にぶち当たるのが「GroundBeat」と呼ばれる日本発祥のジャンルだ。

詳細は、ここで勉強してくれ。
復習か。

*参考*成り立ちなども学べます。
オススメGroundBeat Best Of 50 Songs

さてAORというジャンルをご存知だろうか?、AOR=Adult-Oriented Rock、この意味は略語であるがゆえ、その意味はかなり多くのことを含むし、時代によってその意味も大きくかわっているのだが、ざっくりいえば、「ジャンルを問わない懐メロ」という解釈がふさわしいように思える。

*参考*
AOR-Wiki-

まぁ、AOR=オトナの懐メロというジャンルの多くが、GroundBeatにて生き返ったというか、これぞリザレクション!的な解釈で出来上がっているのだ。

たとえば、俺の大好きな1曲をご紹介しよう。

中学生の頃、新宿に一人で映画を見に行って、好きになった曲だ。
そんな思い出もあるからなのか、この曲が好きなわけだが、Club Beat全盛期の今、というか、そこから高校生以降の時代にR&Bを聞き続けてしまった結果、このSlowJamは正直厳しいものがある。

曲自体はいい曲だとしても、Clubでかけるのは厳しい。

そこで、使えるのが、これをClub仕様にしたGroundBeatだ。

音がYouTubeなのでか、くそわるいんだが、まぁ、聞けるだけありがたい。

あの最初に紹介した、だっさい曲が、こーーーーんな胸きゅん(死語)な極上のR&Bになってしまう。

それが、GroundBeatの最大の魅力だ。

同様の話は、AceBeatにもよく見られる。

中高年には有名な、中島みゆきさんのルージュである。

これを、AceBeatにしてしまうと、こんなんになってしまう。

細かい話は、Jessica Jay – Broken Hearted Woman [0007]で書いているのでリンク先へ飛んでくれ。

中国、韓国、タイはじめ、北欧やEU圏でも馬鹿流行したといわれるこの曲が、鬼かっこいいバージョンになっている。

タイにいくと必ず1回以上はこの曲を聴いて一人の時間を大切にしている。
そういう時間の過ごし方が、俺にとっては贅沢な時間だと認識しているわけだが、これも、AceBeatのバージョン以外をふくめ、この曲だけで15バージョン以上を所有している。

それくらい大好きな1曲だ。

できることなら、人が入っていない時間に、クラブで爆音で毎日かけてほしいと願うレベルだ。

と、まぁ、こういう話を書いたのは、GroundBeatやAceBeatがおっさんの懐メロを鬼かっこよくリメイクしてくれていることを伝えたかったからだ。

普通に聞いていたらダサいあの曲が、GroundBeatやAceBeatになることで、こんなにかっこよくなるなんて!というのは非常に面白い話だ。

もう1曲紹介してみようか。

これが、日本人がカヴァーすると・・・

そして、これが、GroundBeatになると・・・

こういう曲が無数にある。
それだからこそ、多くのマニアが捜し求めてしまう。

見向きもしなかった曲が、最高の1曲になる。
そして、それを知っている人が少ないので、知っていればこその共通認識が生まれる。

そうやって、マニアを中毒にしてきたこの2ジャンルは、ここ最近、俺の周りでも急増している。

あまり出せないような、日本人のカバーをGroundBeatでかけたりしているので、そういうクラブ的なDJ的な効果もあったのかもしれないが、それ以上に、曲が純粋に最高だからだと思う。

10年前、GroundBeatは数字のレコ屋によって大きく広まった。
それは勝手なブートを沢山作って販売したことで、有名になった。

同時に、原版を持っているレア盤マニアのMixCDやTapeも馬鹿売れした。
その結果、どの盤も万越えし、どの盤も鬼な値段がついた。

それから10年後、誰も買わなくなったし、投売りしまくった結果、今はもう完全に廃れきってしまっているといえる。
こんな状態だからこそ、言い換えれば底値だからこそ、昔を思い出したり、人生が一息ついたということでまたこのあたりを探すひとが増えてきている。

これが今、GroundBeatとAceBeatを探したりしている人が増えている大きな理由なんじゃないかなと思う。

この前も書いたけど、2,3年前はNJSが流行っていたのでそこから買うものが無くなってこっちに流れてきているというのもあるけどね。
そういうレコード中毒者だけじゃなくて、昔好きだった人が、今、ゆっくりとこういうあたりをいい曲だな~と思って買ってくれることが俺はうれしいな。

あ、今日も長くなったので、これまでにしよう。
明日もまた頑張ろう。

それでは、明日もマニアな!

ばいびー。

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Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

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djlotman