こんにちは。
ロトマンです。
サイトのバージョン上げたらブログが壊れたり直したり年末感満載で過ごしております。
さて、盟友であるHORIKI DOPEが新しいMIXCDをリリース致しますので、是非、楽しみになさってください。
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Dope Beats & Dope Rhymes Vol.1 Mixed by HORIKIRIDOPE MIX CD
ドシブのオールドスクールクラシックなコンテンツ
おそらく、この内容で過去にMixをドロップしたのは2000年代前半のランダムラップ、アングラなどが値上がりするか、しないかくらいの時期くらいまで遡らないと無いと思うんだよな。
90年代のHipHopやRapもしくは歌物、Disco.Soulならかなりあるが、まさに”誰得”なコンテンツは消費されること、売れること、目立つことが正である今の時代に一石を投じる行為かもしれないね。
良くも悪くも免疫の無い人が多いと思うので、ぜひ、感染して欲しい。
HORIKIRI DOPEからのメッセージは以下の通り。
Mixのコンセプト
タイトル通り Dope beats & dope rhyme
Vol1は80’s中後期のold schoolをmix
ジャケットサンプリング元は前回に続きKENNY DOPEから
https://www.discogs.com/release/314732-Kenny-Dope-Dope-Beats-Volume-1
Dope Beats & Dope Rhymes Vol.1 Mixed by HORIKIRIDOPE MIX CD Track List
Vol.1
RODNEY O “Everlasting Bass” (1987)
TRIO CONNECTION “The Dope Beat” (1987)
LEVI 167 “Something Fresh To Swing To” (1987)
THE MICROPHONE KING DONALD D & DJ CHILLY D “Dope Jam” (1987)
P.K.O “Comin’ Up w/Dope” (1989)
HUGH EMC & DJ ROCK “It’s The Game” (1987)
M.C. KID P WITH INCREDICREW “High Powered Hip-Hop Supa Dope Mix” (1987)
VON LOVE “Momentary Laps Of Reason” (1988)
VON LOVE “Brain Stormin'” (1988)
RICHIE RICH & MC SUPREME “We Can Do Dis” (1988)
RUSTY The TOE JAMMER & THE K. “Stop Dissin It” (1988)
MC DESIRE “I Devistate” (1987)
THE IMPERIAL THREE “It’s Rough” (1985)
SCHOTT LA ROCK & The CELEBRITY THREE “Advance” (1986)
SURE SHOT THREE “Sure Shot” (1985)
HEARTBEAT BRO’S “Growing up” (1985)
Horikiri Dopeの世界観を説明すると・・・
最初に俺はHorikiriDopeではない。
ではないが、彼の思考、嗜好、試行を代弁せねば、このMixCDを聞くのは少々現代のひよっこどもでは消化不良、ひきつけ、痙攣をおこしてしまう可能性があるので、注意事項というべきか、かみ砕いてやる必要があると感じたので補足として残しておこう。
Old School Rapを聞けるということは既に選ばれているという証拠
恐らく、今後、AI活用が進み、AIを使っているのか、AIに使われているのかよくわからん時代が続いていくと思う。
既にここ20年ほど、尖ったDJは本当に数えるくらいしかいないし、歌ものDJを見てる限りでは利益優先か過去の焼き増しでしのいでいる感が強くなっていると感じる。
だからこそ、誰もやっていないことやジャンルに飛び込む価値があると思う。
誰もが聞けるわけではないが、好きな人はとことん好き
勿論、いばらの道であるのは間違いないが、既にそこで聞き手を選んでいるわけだ。
“誰もが聞けるわけではないが、好きな人はとことん好き”
このMIXもメロディ重視というよりはHipHop元来の淡々とラップしていく曲を中心に構成されているので、何を言っているのかわからないままひたすらフローを聞いていくことになる。
それが、真のオールドスクーラーである。
聞き手を選んでしまうが、聴いている人は既に選ばれているわけだ。
それが良いのか悪いのかなんて話は陳腐なので語らないが、俺のDJもロトレコも同じ方向を向いていて、結局、記録より記憶に残すスタイルを突き抜けていきたいという気持ちがある。
100万人へ届けなんて気持ちより、熱狂的な数人で良い。
ここが到達点。
オールドスクール回帰
今回Horikiri Dopeがやっていることも然り。
もともと、I Like Itを出した時からずっとこのOld School RapのMixCDを出すことを念頭に行動してきたわけで、やっと自分のやりたいことに着手したわけだ。
ご存知の通り、I Like It→I Know You Got Soul→Pushin’ ‘Dope’ Mixと来た。
転売ヤーに今回も相当買われていくと思うが、正直、一般受けはしないと思う。
思うが、こういうハードコアなMixを何回も何回も何回も聞いて聞ける耳を養って欲しいし、それをしたい世代、集団が出始めたら、日本でもオールドスクール回帰は本当に起きると思う。
ムーブメントということになるだろう。
ちなみに、オールドスクール回帰は数年おきに起きており、軽いものから2000年初頭のように本格的なブームになることもある。
レコードを買う人が増えているが、その多くは結局、再発盤を買っているという統計がある。
同時に、昔から買ってる人は再発盤を買わずに中古盤を買っている。
この差がライト層とヘビー層の違いなのだろうが、ライト層からヘビー層への移動も増えているので悪いことではないと思うし、同時に、面白い問題が起きているのも事実。
そんなことを思いながら、このMixCDを聴いていたので、感想と共に聞くきっかけになれば良いなと思う。
どんな曲がMix収録されているのか
何曲かYouTubeでピックアップしたので聴いてみて欲しい。
*UKのコレクターのMIXTAPEにも収録されているやつ。
こういう超音波でしか語れない曲ばかりなので、頭がイカれてしまった人にはかなりオススメ。
Dope Beats & Dope Rhymes Vol.1 Mixed by HORIKIRIDOPE MIX CD まとめ
ながながと書いたが結局、いつか誰かの心にぶっ刺さるには模倣やありきたりなことをダラダラやる意味が無いと思う反面、それを正当化するのもアリなんだよな。
全てが正解で全てが間違いで、そこを試行していくのがHipHopだと思うし、人生観な気がする。
沢山の挑戦をして、沢山の失敗をして、その先に見えたものというのはただの自己満足にしか過ぎないが、経験した人にしかわからない。
このMixもそうなる気がする。
聞いた人だけが楽しめて、聴いた人同士で語れる、そんな内容だと思う。
思えば、日本のヒップホップシーンがまだ小さかった94年、95年なんてのはヒップホップ聞いているだけで仲良くなれたし、本当に人数も少なかった。
そんな気持ちを思い出させてくれるMixだなと思った。
*参考*後で見てね!
Horikiri Dope / Pushin’ ‘Dope’ Mix
っつってな~。
*このブログは隔日の22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。
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