MixCDを作りたい! CDをプレスしてくれるお店まとめ


お疲れ様です。
今日はGW明けの最初の土日であり、大雨だったので自宅待機しておりました。
いろいろ考え事をしたり音楽を聴いたりなかなか久しぶりの文化人らしい休日になりました。

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さて、昨日は今週末「母の日」ということもあって、誰かに何かスペシャルプレゼントを贈るという意味でも、特別なレコードをあげるということで、世界に1枚のレコードの作り方みたいなことで、記事を書きました。
*完全に言いがかりですが。

*参考*
「次世代レコードプレス・ロボット」の記事を読んで思ったこと

これを今日音楽聞きながら読み直していたら、そういえばMixCDの作り方でプレスの仕方を書いていないなと思ったのでまとめておこうかなと思いました。

今日はそんなCDのプレスの仕方についての記事です。

MixCDを作りたい! CDをプレスしてくれるお店まとめ


昔は台湾とか韓国、タイとかで海外プレスをしてもらって送り返してもらうというのが一般的でした。
しかし最近では円安ということもあったり、技術革新や日本で仕事が無いということもあって国内プレスも相当安くなっているのが実情です。

CDプレスの相場:CDプレスするといくらくらいかかるの?


CDをプレスする前に、CDとCDRの違いも併せて覚えておくといいと思います。

CDとCDRの違い


CDとCDRは見た目は同じです。
しかしながら結構違うものなのですが意外と知らない方も多いので復習しておきましょう。

CDの特徴


専用の機械でプレスされ、主にアルミによって出来ていてレーザーを反射しやすい構造になっている。
CDは専用の機械でプレスされる時に物理的に記号を打ち込んでいます。

CDRの特徴


CDの表面を覆っているアルミの上の膜に、薬品を使って模様を描いています。
CDが物理的に記号が撃ち込まれているのに対して、CDRは化学的に書いているのです。

具体的にいうと、CDはタトゥーのように針と墨で入れているのに対し、CDRはペーパータトゥーのように模様を書いているだけなのです。

CDとCDR比較


CDとCDRを比較してみます。

CDのメリットデメリット


CDのメリット


物理的な記録の仕方によりデータが消えにくい保存がされている。

CDのデメリット


高額になりやすい。

CDRのメリット


安価でプレスすることができる。

CDRのデメリット


簡易的に模様を書いているので再生不良を起こしたり、科学的なのでいつかはデータが消えてしまう可能性がある。

と書いてみましたが、一昔前ではかなり金額やその性能に差がありましたが今2017年ではそこまでの差が無くなっています。薬品やレーザーもいいものも出てますし、CDとCDRのプレスのコスト面でも差が小さくなっています。

CDやCDRをプレスしてくれる可能性のあるお店一覧


CDやCDRをプレスするには、お店によって様々な条件等がありますので、それぞれのお店に問い合わせてから、相談の上でお願いするといいと思いマス。
また合うお店合わないお店があるので、自分のスタイルに合うお店を探すことも重要です。
安かろう悪かろうというのはもちろんのこと、長くお付き合いできる信用できるお店があるというのはDJにとって安心できるというものです。

「CDプレス+全国流通・Amazon販売」のダブルコネクト


ダブルコネクト

CD100枚プレスして7万前後からですが、流通もやってくれるとのことです。

激安PressStation


Press Station

紙ジャケ5万円前後で1000枚やってくれるようです。

Tech Trancs


Tech Trans

海外紙ジャケで5万円前後、国内だと10万円位ですね。
名店として多くのDJさんが使っているとお聞きしています。

プレスパック500


プレスパック500

500枚で7万円前後ということですが4P仕様なのでちょっと贅沢に仕上げたい人向けです。
写真とか盛りだくさんで中と外も作り込みたいなら結構安いような気がします。

匠プレス


匠プレス

こだわりたい方向けのプレス屋さん。
紙等仕上がりにこだわっているようです。

サティスファクション


サティスファクション

安さなら現在国内1番と有名なお店です。
仕上がりも綺麗なので利用者が多いことで有名です。

PlutimumPress


PlutimumPress

こちらもオーダーしたという方も多かったお店です。
しっかり丁寧に仕上げてくれるとのことで聞いたことがあります。

*俺が聴いた話をもとにこの記事を書いてますが、実際の対応等は各お店によって実際とは異なる場合があります。それはロトレコやLotmanの責任ではないのでご理解下さい。
*かならず各お店のご相談の上ご注文下さい。

原価販売コスト等も計算しておこう


意外と忘れがちなコスト面の計算方法を書いておきますのでご参考までにどうぞ。

紙ジャケCDプレス1000枚5万円前後の場合のコスト算出方法例

大体CDを作るのに必要な経費科目は以下の通りです。

  1. マスタリング代:1-3万円程度、今回1万円
  2. デザイン代:1万から3万円程度、今回1万円
  3. CDプレス紙ジャケ:5万円程度、今回6万円
  4. 発送等送料:1軒につき往復1000円前後なので10軒で1万円程度、今回20店で2万円程度

これらを合算すると・・・総合計10万円かかることになります。
10万円で1000枚なので1枚当たり100円で仕上げることができます。

しかしながら20軒のお店にお願いするのも結構大変ですが、各お店に出せる量は最近では5枚から10枚程度なので他店で販売できる分は100枚から200枚程度となります。
自分で100枚売ったとしても300枚程度しか売ることができません。

そうなると、10万円で300枚なので1枚333円になります。
これが想定される原価コストになります。

しかしながら、お店に頼むと大体5掛けでとか言われるので売値の半分を手数料として取られるケースが今は普通ですかね。
友人価格でも6掛けにされて4割は取られることが多いです。

粗利益計算方法例


例えば1500円に販売価格を設定すると、5掛けの場合750円が売り上げになります。
750円は手数料として取られるので、自分の取り分750円から333円を引いた417円が利益になります。
それを手売りすると、1500円全額自分の売上になるので1500円から333円を引いた1167円が利益になります。

クラブイベント等で手売りできれば結構な利益になりそうですよね。
しかしながら300枚売り切るのも結構大変なので販売経路の確保が一番大切なのかもしれませんね。

MixCDを馬鹿売りして毎月3000枚売ってビルを買ったDJさんやポルシェを買ったという伝説を作り上げたDJさんなどいろいろな都市伝説レベルの逸話がありますが、相当な人気者じゃないとそのレベルには到達できないような気がしますね~。
あと時代も違いますし。

しかし夢は夢だと思って夢をみるのはいいのかもしれませんね。
逆に若い不良世代ならコネクションを使って馬鹿売りすることは可能なんじゃないのかな。
あと大量販売店に就職やバイトで入って店の力で売るというのもメジャーですね。

CDプレス まとめ

  • 自分のスタイルに合うお店を探そう
  • 国内と海外で違うようにお店によってもプレス内容や金額も違う
  • 注文する前にお店に相談しよう
  • 原価販売コスト等を前もって計算しておこう

以上です。
いろいろ他にもよいお店は多いと思いマスが、ざっくり傾向をつかむために、こういう比較記事・まとめ記事もあってもいいかなと思いましたので、参考程度でお願い致します。

*参考*
こちらも併せてどうぞ。
mixCD制作 まとめ

というわけでして、明日もマニアな!

ばいびー。

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たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

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