レコードの値段 – 続き –


お疲れ様です。
今夜もブギーバック。

そんな気分でレコードの値段の話題を続けたいと思います。
今日はね、すっきり早めに終えたいと思います。

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昨日は、レコードの値段のこれからということで、今後新譜レコードはある程度以上のストックに減って来たらだんだんと値段が上がっていく早い者勝ち的なシステムが主流になるのではないかということを書きました。

*参考*

レコードの値段のこれから。

で、今日はその続きを行きます。

今現在では、中古レコード屋はバラバラにあるので、どこのお店もある幅はあるものの、結構適当な感じで値付けをしているところが多いと思います。

しかし、海外モール等の利用が進んで海外にレコードを輸出する時代になっていると、世界のレコードの値段が世界中で同じような値段になっていきます。

例えば、あるレコードが5枚出ていて、一番安いレコードが$5一番高いレコードが$10みたいな。

これがもし、一番安いレコードが$1で一番高いレコードが$100だとすると、当然、$1は瞬間的に売れてしまい、$100はいつまで経っても売れないという傾向になってきます。

時間の経過があり、そのレコードが極端にレア化してしまった場合は、$100でも売れると思いますが、そうじゃない場合は、いつまで経っても残っていると思います。

これは、国内の買取に関しても同じことがいえます。
海外モールで大体〇ドルという評価の盤は、買取にも影響を与えます。

それだけ、売りたい人も相場を簡単にチェックできるようになるので、買取をするレコード屋も慎重になっていくからです。
とはいえ、中古レコード屋のように、いつ売れるかわからないレコードを寝かさないといけない商売の場合、レコードを保管しておくだけで都内では結構な出費になります。

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たとえば、家賃10万のお店(なかなかこんな安価な家賃のお店も少ないですが)で5000枚の在庫があるとすれば、1枚あたり20円です。

これが100枚しかなかったら、1枚当たり1000円も保管料がかかってしまうわけです。

100枚しかないわけがないのですが、極論そうだという話です。
家賃も10万じゃ厳しいので、30万位、レコードも6000枚くらいが普通のお店でしょうか。

この場合だと、1枚50円の保管料がかかります。
もし、1年このレコードが売れないと600円の保管料がかかっているわけです。

主みたいな存在になっている盤もありますので、10年ほど売れないと6000円の保管料がかかり、その盤が1000円だとすれば5000円の赤字です。

まぁ、これは早い遅いがあるのである程度仕方がないのですが、こういう面も考えていないといけません。
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話を戻しますが、それは国内で売る相場にも影響を与えます。
海外で0ドルだから、国内だと、送料を考えてお店の利益もある程度は見てあげて、高くてこの位はしょうがないな的な。
逆に、この位だと送料を考えれば安いなと思ってもらえることも増えています。
最近では海外からの個人輸入も盛んなので、そういう勉強熱心なお客さんも増えているのも事実です。

しかしながら、不況が続いたり、安価でしかレコードを買ったことがない人はそう考えるのは困難な場合が多いので、クレームにつながったりするケースも増えていると聞きます。

ロトレコでは心配されて逆に多くお金をおいていこうとする人が多いので、助かってますが、そういう特殊な人以外は、やっぱりいい曲はできるだけ安く買いたいですよね。

この海外モール等では、相場というよりも、「自分がこのレコードをいるいらない」で評価しているようなイメージをうけます。

「これ、今沢山あるから、$1ドルでいいや」

とか、

「これ、最近、よく売れるから昨日までは$1だったけど、$10にしよう」

とか、

「海外じゃ、これ全然買えないだろ?$100で出してみよう」

などという感じです。

基本的に外国人はフィーリングが全てなので、なんとなくです。

そこに真面目な日本人が入ると、

「海外では$1なのに、なんで、日本では$50もするの?ぼったくりだ」

となるわけです。

お店には経費と利益がかかってしまうので、そういうことを考えないとそう思いますよね。
今なんて$1の盤を買っても2000円とか3000円とかブラジルなんて1枚から送料56EUですからね。

そりゃ、その値段になって当たり前だと思うわけです。

また、この前の7インチフリマをやったときにも思い知らされましたが、人気が出る前にその曲をいち早く買った人は安価でGetしているという事実です。

上記のように、一番安価だと$1でいいやという人がいた瞬間に買った人は$1でゲットできますが、時間が経ってから、

ある日急に、やっぱりあのレコードほしいな

と思うと、どうしても高く買わないといけなくなります。
なので、中古レコードの場合、お店に出ている商品でも早めに買っておかないと後々レア化する可能性が大きいわけです。

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俺が最初にRiff/ Everytime My Heart Beatsを買った値段は7800円でした。
98年位だったような気がします。

それから10年後、松戸で有名なDJさんに、この曲ありませんか?と言われたので持ってると思いますよと答えてた時に、この曲が2万円までレア化しているのを知って、びっくりしました。

そこからは、4万円まであっという間に上がっていきました。

今でもまったく見かけないので4万円位で売り買いされてもおかしくないと思います。

なので、高い盤は、買う時期が最近だったということを表しているともとれるわけです。
昔から沢山この盤を持っていて寝かしてあったなら、今でも安価で出せるとは思いますが、なかなか難しいですよね。

Teddy Bearだって、1500円で売っていたお店も結構ありました。
しかし、ある日急に万越えしてきます。
最高は18000円で売られているのを見たことがありますよ。

この盤は今、沢山日本に入ってきているので7800円とかででもみますが、海外でも結構高く評価されているので1万円前後がよく見かけるお値段じゃないでしょうか。

もはや$10では見られないですね・・・。
おっと、気が付いたら値段に関して鬼書きまくってしまい時間をオーバーしてしまいました。

長いのでまとめます。

[まとめ] ・世界のレコードの値段は均衡化し始めている。
・安く買うなら早く買うこと。

こんな感じでしょうか。
明日はまた何か考えて早めに書きます。

では、おつかれっす。

それでは、明日もマニアな!

ばいびー。

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Maybe,I would write this post someday…

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