おつかれす。
今夜ものんびりとR&BやDJについての疑問や質問に好き勝手に答えていきたいと思います。
今日の話題は主催イベントについてです。
最近ではクラブ離れや人生におけるDJ意義の低下している中高年が多く、かつてのような意気込みを感じるDJにお会いする機会がほとんどありません。
そんな中、とある有名なDJさんが主宰イベントやResident DJについて語ってくれましたので、それをまとめていこうと思いますので、お付き合いください。
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DJが主催イベントをやる意味とResident DJについて
何気に結構深いテーマで賛否あると思いますので、できれば、自分の意見はどうなのかというポイントをチェックしながら読んで頂けると幸いです。
レジデントDJとは?
Resident DJ:レジデントDJというDJのポジションをご存知でしょうか?
知らない方がほとんどだと思いますので、簡単に書いておきます。
まずは、エビデンスが~と言いだす人のために、基本中の基本をWikiでおさらいしましょう。
Wiki上でのResident DJの定義
Wikiによると以下の通り、中段以降にDJの種類についての記載があります。
一部を抜粋し訳してあります。
*参考*後で読んでね!
Disc jockey「抜粋」
They(Residetsの事) would perform regularly (typically under an agreement) in a particular discotheque, a particular club, a particular event, or a particular broadcasting station彼ら(レジデントDJ)は定期的に、特に、特定のディスコ、特定のクラブ、特定のイベントもしくは特定の(ラジオ・TV・インターネット等の)局で演奏(DJ)を行う。
このように通常、特定の場所や時間でDJするDJをResidentDJと言います。
日本のクラブシーンにおけるResident DJの解釈
日本は文化的な問題もあってか、小さいイベントが沢山あるので大きなイベントを定期的に開催する文化もなく、プロモーターやイベントオーガナイザーが育ちにくい面もあり、英語上の理解をそのまま適応するのは難しかったようで、日本におけるレジデントDJとは、その場合、イベントのオーガナイザー件DJまたは、代表DJを務めるDJの事を指すようになりました。
平たく言えば、看板DJのことを指すという理解でOKです。
文化的な差異の現れとでもいうべきなのかはわかりませんが、クラブに集客力があってもそのクラブだけでレジデントDJを生み出すのは難しいこともあり、クラブというよりは、イベント毎パーティー毎での看板DJを意味していると思います。
レジデントDJとなるべく努力をする意味
俺個人の意見ですと、レジデントDJを目指すということ自体にあまり意味がないような気はします。
このレジデントDJというのは承認欲求みたいなもので、地名度を上げたいDJが作り上げたようなスタイルだと理解してます。
フライヤーにアー写を載せたりするのも同様で、ほとんどのパーティーが身内しか来ないのに、
「なぜ、レジデントDJ等と他のDJを分ける必要があるのか?」
と思うのですが、その答えを書いてみます。
なぜ、レジデントDJ等と他のDJを分ける必要があるのか?
大きく2つの理由があります。
ひとつは、対内的存在し、身内周辺にいるそのイベントまたはレジデントDJの潜在ファンにレジデントDJを知ってもらうためですよね。
わかりにくいかもしれませんので、平たく書いておくと、レジデントDJ Aさんと知り合いのBさんの周りに存在するBさんの友人C、D、E・・・さんたちがAさんのファンまたはイベントのお客さんになってくれる可能性のために、レジデントDJをすることが大きな意味です。
ファンが増えるのはDJに取っては素晴らしい意味がありますからね。
そこを勘違いしてしまう人も多いのですが・・・。
もう一つは、対外的には、そのレジデントDJがレジデントを務めていることを知ってもらうためですね。
こちらは意外にその効果を見落とされがちですが、これも平たく書いておくとAさんがレジデントで頑張ってますよということを、フライヤーやSNSで発信される情報を他の人に見せるためですね。
こういうことをすることで、Aさんはレジデントを務めているくらい凄いDJであるという印象を与えることができます。
フライヤーを見ると、Aさんがレジデントをやっているイベントだから行ってみようと思わせるようなイメージがありますが、実際はそのレジデントDJをより印象付ける効果の方が大きいと思いますね。
二つ目の目的から得られる恩恵は、他のイベントでゲストDJとして呼ばれることになったりするわけです。
日本はどうしても肩書重視の世界なのでDJでもそういういうものが重要です。
特にバトル等レッドブルやDMC等でも優勝したとかの肩書が無いとなかなか自分アゲすることって難しいわけです。
自分アゲしないと平DJと同じというか、もっと言えば、他のDJと差をつけるのが難しいという点に行きあたるわけです。
なので、こういうレジデントDJという肩書をつけるDJさんもいるということですね。
もちろん、言うまでも無く、全員が全員そうではなく、こういう意識を持って活動しているDJもいるという程度の認識です。
俺の周りではほとんどの人がゲストDJとして呼ばれることはあっても、あまりレジデントDJというのを出す人は少ないです。
俺もそういうイベントを開催できるように努力したいなと思いますね。
DJがレジデントDJや主催イベントをやる意味
ここまではレジデントDJの意味と意義について考えてきましたが、某DJさんが自分に話してくれた一言を書いておきたいと思います。
「自分は、看板イベントでレジデントを張らせてもらってますし、一緒に活動している仲間の事も考えると、いくら大きくても末席扱いのイベントなら出る意味がないと判断してます」
これ、当時の俺には響きましたよ!
俺とは違うかもしれませんが、俺も面白くないイベントなら出たくないですもん。
Visionの大きなイベントにも出させてもらったけど、変な曲かけたら怒られたしなwww
自分がDJとしてやりたいことができないイベントには極力参加したくないし、逆に言えば、自分のためになるんじゃないかと思うイベントには断られてもお願いしたくなるんですよね。
そういう意味でも大宮ギャラクシーで断られたのは、リベンジする甲斐があると判断しているわけです。
この話はさらに続いて、
「それに他のイベントでギャラ頂いてDJさせてもらっているので、末席のノーギャライベントに出るというのは呼んでくれた人(ギャラをくれてゲストDJで呼んでくれた人)にも申し訳が無いです。それよりも自分のイベントで頑張ってもっと有名になりたいし、もっと稼げるようになることの方が自分には重要です」
と言ってました。
イベントにギャラをもらってDJするのは、後輩から金を巻き上げるとか自分から金くれといういうスタイル以外はなかなか難しい面もありますが、そういうギャラをもらえるくらいのDJになるとプロ意識があるんだなと思いました。
俺にはまだそういうコダワリもないのだけれど、いつかその意味が分かる日がくるのでしょうか。
そんなことを考えていましたが、レジデントDJの重さについてわかる気がする一言だったと思います。
要するに、グーグル先生の手前があるので詳細なことはかけませんが、いろいろエロエロなうまみを吸うためにレジデントDJになる人がいる一方、イベントや自分の底上げのためにレジデントDJになる人がいるということでしょうか。
DJになる人にもいろんな人がいるのでその目的のためには、このレジデントDJや主催イベントをするというのは非常に目的達成に近づけてくれるような気もします。
まとめ
レギュラーイベントの重要性でも書いてきましたが、DJを始めるといろいろな経験が待っています。
*参考*後で読んでね!
レギュラーイベントについてその重要性をまとめてみた
最初はどこでデビューするのか?、そしてDJというからには定期的にDJするパーティーがあるのか?、さらに進むと、自分が看板DJになっているイベントはあるのか?
とステップアップしていくわけです。
よくShiftyで一緒になるYatsudaというDJを俺は、本当に初心者の頃から見てきましたが、Kiyoshiくんに育ててもらって、今ではShiftyのResidentDJを兼任するイベントも増えて来ています。
あの初心者がレジデント!?みたいな軽い反応というのは、どこのエリアでもどの年代でも色々な人に存在すると思いますが、俺はそれを頑張った結果、努力の成果だと認識しています。
そういう軽い反応の人が努力を怠っている間、彼らは努力していたということだと思うのです。
*本当にそういう高評価ではない場合も多々ありますがwww
+少なくともYatsudaの場合は努力だと思っている。
なので、初心者DJはレジデントDJを目指すというのもアリなのかもしれません。
それが最初から目的達成のステップを踏むよりも早く目的達成する場合もあるかもしれませんね。
そんなことを考えていた一夜でした。
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