転売は悪なのか?


こんにちわ~。
今日はクリスマスですね!

しかし、仕事と家の往復では全くクリスマス感を味わえません。
昨日もクリスマスイブだということを全く失念しており、仕事と昨日のメールの返信であたまがいっぱいで、夜DVDを借りにGEOからのセブンイレブンに行って駐車場でケーキをうっているサンタを見るまで完全に意識外でした。

最近、日本では電飾も使わずクリスマスムードも自粛なのは予算的な問題なのでしょうか?
そこまで不況なのか、それとも別の理由なのかは謎ですが、大企業はもっと一般の家庭にもお金を落としてほしいなと思います。

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さて、昨日の方に、一生懸命考えてメールを返信したところ、相手のメールアドレスが存在したいようで返信できませんでした。
いくつかのアドレスから送ってみましたができませんでした。
せっかくの貴重なご意見でしたので、残念でした。

近年は警察もこういう事件が多いので迅速な対応をしてくれることもあり、あまり聞かなくなっているような話ですが、俺のところに来たのはC&Cのレコードを2万円で販売した時に、同じような「ぼったくりだ」という内容のメールが来た以来です。

無理してレコードを海外のバイヤーや他店から買ったり、昔のコレクションを放出用に出したりすると、原価がかかりすぎてしまうので問題あるな~と思っていた矢先の話でしたので、もっと意識しようと思いました。

来年までメールを送るのを待っていてくれたらそんなことは無かったような気もしますが。笑

いずれにしても、こういうことは店舗をやっていたらもっと悪質な行為にエスカレートしていく可能性もあるので保険に入っていないとやっていけない時代が来ているのかなと思います。

保険には第三者から受けた加害行為を警察に代わって調べてくれる会社もありますし、そういう経費もその保険でカバーできるものも多いのです。

役に立つ保険は沢山あります。笑
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例えば、DJをやっているとPCでDJをすることが多い昨今ですが、誰かが酔っぱらってブースにぶつかったりしてPCを落としてしまってPCが壊れた等も身の回り品(携行品)ということで保障してくれる保険もあります。

それに付帯している特約等には、第三者より暴力を受けた場合には本人に代わって3倍支払をしてくれる保険もあるほどです。
実際に保険屋としてやっていたときに、この保険に入ってくれた人がいますが、PCが壊れて保険でカヴァーしたこともありました。
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話を戻しますが、ここ最近不況が続いているので犯罪が増加していると言われています。
それに伴い、よくささやかれているのが、自爆テロと同じ心理になりやすい環境が整いつつあるという話です。

どういう話かといえば、自爆テロをする方の多くは「なんで自分だけがこんな人生をおくらなければならないのか?」ということを思っているそうで、それと同様に犯罪を犯す人の多くも似たような考え方をしていると言われています。

きっと他の人から見たら、ロトレコも儲かっているように見えるのかもしれません。
なんというか、悲しい話です。

このブログでも書いてましたが、レコードが売れなさすぎて元気がない時に、あきら氏がDDTさんに「最近、野村くんは元気がない」と言って、DDTさんと俺の共通の知り合いの方から何人かに、「最近、野村さん、元気ないんですよね?元気だしてください」的な話をされるほど、レコードが売れなくて元気がなかったわけですが。

それをレコードの値段を見ただけで「ぼったくりしまくっているから、儲かっているのだろう」という安直なメールを頂くようになってしまい、かなり残念なクリスマスです。

それでも、これは非常に有用な機会にしないといけないので年明けからちょっと新しい販売方法を導入していきます。

例えば、今の問題である販売価格というものですが、これには大まかにこんな方程式が存在します。


⓵「レコード代+経費+維持費+利益=売値」

原価:レコードを買うのにかかったお金
経費:レコードを買いに行くのにかかるお金+レコードをきれいにしたり直したり売り物にするまでのお金(人件費やレコード周辺の材料費等も含む)
維持費:レコードが売れるまでにストックしておくのにかかるお金(家賃、税金等)
利益:儲かったお金

残念な事に、多くの人は

⓶「売値=利益」

となると思っています。

しかし、実際は、⓵の方程式ですので、かなりの差があります。

特に見えないのが、経費です。
人件費や交通費等はもちろん、お店の袋代、梱包用段ボール、それを梱包するためのテープやカッターはじめ、レジやレジの紙、レコードの袋、レコードの箱・・・あげたらかなりのお金がかかります。

また、いつ売れるかわからないのがレコードです。
その維持費も忘れがちです。
家賃、電気ガス水道、税金等があります。

これらを合算し、販売可能なレコードで割ると大体の原価が見えてくるわけです。

毎月のレコード販売枚数というのはそのお店毎にあまり差が出ないような気がします。
例えば、100枚毎月売れたとしたら、経費+維持費を100で割るわけです。

大手や老舗等では毎月1000枚とか売れるのかもしれませんが、ウチでは100枚はおろか30枚も売れない月もあります。
それでも、自分のコレクションを崩して販売したり、人気盤を探したりしてのんびりやっているのですが、価格だけ見るとどうしても、儲かっているように思われてしまうのかもしれません。

特に昔高く買ったレコードをその値段で売る行為は悪であるということを認識しました。

競争社会なので「需要がなければ売れない」ということで理解していましたが、現実的には「レコードに高値をつけるのが問題」であると思う人も多いようです。

結局、高値が付いてしまうようですと、そのレコードはお金がない人には行き渡らず、「あの店で高くつけたからだ」ということを考えてしまうようです。

それは逆恨みだと思う人もいるようですが、そういう意見は今後増えるような気がしますので、もっと柔軟に対応する必要があると思いました。

しかし、ウチではブログを始め、HPにも記載していますが、

・高いレコードは買うな
・毎月コンスタントにレコードをチェックすることが肝要

等をオススメしているということをその方にも知ってほしかったなと思います。

これは10年以上前から言っているので、少しロトレコのHPやブログを見てもらえれば見つかると思います。

ここまで説明をする必要もないような気がしますが、あまりお金をかけなくてもレコード堀りは楽しくできます。

あ、そういえば、最近違う人から何人も

「渋谷のあのレコード屋の店長が100円レコードを沢山買っていく。毎回並んでいる」

という話を聞きました。

今回の話とこれは共通する事項があると思います。
自分以外の誰かが得をするということについての反応だと思いました。

俺自身は誰がいくら儲けようと俺には無関係なのでどうでもいい話なのですが、気になる人には大変重要な話なようです。

レコード屋としては、海外買付に行くことや海外から送料を払う事、車で買い取りに行くことを考えたら近所で100円で売っているレコードを安価でゲットできるならこんなに素敵な話はないと思います。

逆にレコードを掘っているレコード屋以外の人達からしたら、「レコード屋が100円セールにくるんじゃない」と思うのは理解できます。

商業的というか利己的というか、それを許せないのでしょう。
毎週書いているブログにもこのあたりを書いてくれると最高なのですが、今後に期待したいと思います。

でも、結局のところ、いきつくのは、

「転売を許せるのかどうか?」
「他人が設けているのを許せるのかどうか?」

という話です。
合法だからということもありますが、逆に、道徳上云々、等という話はもちろん、もっと意外性のある回答も出るような気がするので、この「転売は悪なのか?」ということは注目されるべきなのかもしれませんね。

今年、同じような話でいえば、「USJがダフ屋の転売チケット無効化した」というニュースが騒がれましたが、この話とレコードの話は同じなのかという疑問もありますが、ダフ屋は違法行為です。
レコード屋の転売は違法行為ではないので同じではないですよね。

ここが大きな違いです。
レコード屋も他の違法行為をしない限り100円セールで買ったレコードをお店で転売しても合法だと思います。

凄く長い話をクリスマスに真剣に考えていましたが、真面目に考えれば考えるほど、バカバカしくなってきたので、おしまい。笑

俺ももっと沢山のレコードを仕入れて販売したり、プレゼントしたりして楽しく過ごせるように努力したいと思います!
今日は久しぶりにいつもお世話になっている二人からレコードを少し買いました。

クリスマスプレゼントを今月買ってくれた全員にプレゼントしたこともあって、今月俺に「ありがとう」というメールや「俺から買って良かった」という内容のメールや電話を10件以上頂きました。

それが結果のひとつだと俺には思います。
逆にDISられるくらい注目されてきてしまったのでしょうかw

レコードが売れないハズのこの時代に、もっと努力していきたいと思います。
次回はレコードの値段について掘り下げて書いてみたいと思います。

今日は、「転売は悪なのか?」ということですが、「悪じゃないです。それは努力です」ということで俺の意見を最後に書いておきます。

お金を儲ける事に遠慮してしまう人の質問
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1165573141

最後にこれ↑を張っておきます。
これはかなり有名な話なので、ご存じの方も多いと思いますが、転売もこれにあたると思います。
出た儲けをどう使うかが、やはり一番大事なことなのではないでしょうか?

長いのでまた次回にでも~。

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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

please wait for that day!

Keep Diggin’ 365 Days
Regards,
djlotman