こんばんわ~。
実は明日で渋谷にR&B Shopを出してから1年が経ちます。
早いのか、遅いのかよくわからない心境ですが、人間節目が大事だとよく言われるので、今夜は俺の1年の総括にお付き合いください。
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渋谷でR&B Shopをオープンさせて1年が経過した今思うこと
思えば、1年前は反対や戸惑いの反応が多かったかな。
2015年にオヤジが他界して、建築会社と保険の代理店と相次いで辞めたんだけど、さて、どうするかな~と路頭に迷っていた時期がありました。
この時に飲み屋でもやろうかなと漠然という計画がありました。
それは、昔やっていたDJ Bar Bring Blingというお店に来たいという新規のお客さんから毎月1回ペースで連絡をもらっていたからです。
この店も閉めてから6年位が経過しますが、毎月平均1人で飲み会シーズンになると2人3人と連絡がいまだにあります。
簡単に考えても70人以上の見込み客がそこにいたわけですから、俺もそういう方を拾っていければなんとか回るかなと考えていました。
*というか、今でもDJ Barは再興しようかなと考えている。
そんなあまいことを考えていたので、物件探しだけは定期的にいろんな場所を見に行きました。
最初は蕨、西川口、川口、そしてベースの地元鳩ケ谷を中心に探してました。
が、全然いい物件が出てこなかったのです。
そこで、橋を越えた赤羽でもいいかなと思い、物件を探し始めたのです。
全くいい物件が出ない中、都内は高いな~と思っていたところ、漠然と
「どうせ店を出すなら、本業のレコード屋でもいいんじゃないか?」
と浮かんできてしまったのです。
「どうせなんたらなんだったら・・・」
という、英語構文Might as well~のようなアレです。
そんなわがままバディならぬ、わがままなイメージがどんどん膨らんだ結果、
「どうせ、本業でやるなら渋谷でレコード屋をやりたいな」
というところまで行きついてしまったのです。
そこで、物件を探し始めたら、いくつか候補が出てきました。
相場が7坪くらいで20万前後でした。
そこをベンチマークにして、ディグリました。笑
何件か連絡を取って1月上旬に気になるところ、今の物件に出会って、交渉開始しました。
そのまま1月上旬に支払を完了させて3月入居となりました。
2015年は結構遊んでばかりでクラブにもあまり行かなくなっていた時期ですね~。
このころから俺の人生が音を立てて崩れていきますが、そういう場当たり的なもの、なんというか俺の力では、意思ではどうにもならないような問題がなだれ込んできて、それを如何に乗っていくか、乗りこなしていくかみたいな感じでしたね。
凄いいいことを書いておきますが、「ピンチというのは困難が一つだけでは、ピンチとは言わない。雪崩形式に立て続けに崩壊するからピンチになる」というヤツです。なるほど!と当時はよく思ったものでした。
そんな感じで嫌なステージの幕開け開始からどんどん狂っていったような気がしますが、何気にレコ屋としては頑張っていた時期かもしれませんね。
その後、2016年の3月にどうにかこうにかオープンさせたわけですが、というよりも、お金を払ってしまったのでやるしかなくなったという背水の陣的なやつで、AKA破れかぶれというスタイルです。
その様子はこのあたりの記事を読むとわかるかもしれませんね。
*参考*
渋谷レコ日記 3月1日
こうしてオープンさせましたが、直後にTsuyoshiから、
「まさか渋谷でやるとは思わなかった。ロトレコは独特なアングラ感が売りだから、メインストリームに行かないで欲しかった」
という話をされ、結構、地味にショックだったのを覚えています。
この3月はみんながお祝いを持ってきてくれて乗り越えましたが、4月5月が完全に赤字で、6月には諦めモードに入りタイに逃亡、7月のセールで少し盛り返したものの、8月もDJをやりに韓国に遊びに行ってしまい、9月10月とがっくりしてました。
しかしながら、捨てる神あれば拾う神ありで、11月あたりから完全に人生を諦めて、レコ屋で食っていこうと思えるようになったからなのか、ロトレコが俺を支えてくれたからなのか、よくわからないのだけれど、一生懸命レコード屋業をやったら、どうにかなっていくような感じがしました。
いつも買ってくれる三谷さんや名前を挙げていいのかわからない常連さん、そして特にこの二人、マニア先輩やカタ商事社長、そこから始まっていった多くの人が協力をしてくれるようになりました。
あと、これだな。
これはここ最近の中では大発見だった。
すぐにやる気の低下する俺のマインドを高次元でキープしてくれる凄いヤツだな。
そんな思い出いっぱいの1年だったといえます。
この前、物販で行った時に、ふと言われた一言なのですが、
「最近、ロトレコは人間性で買ってもらっている」
と言われました。
「商品がイイだけでは飽きられてしまうし、そのうち、そんなものは要らないよと思われる傾向が強いから、良かったね」
と続きました。
正直、俺の人間性はいいとは言えませんが、ロトレコ利用者や購入者、そして俺に良くしてくれる人には俺は努力はします。
それを評価してもらえた気がして、うれしかったな。
ここ最近、また新しく出てくるレコード屋さんもあれば、辞めていくレコード屋さんもあって、複雑な思いをすることがありました。
そういう時代の変化の中でリスクを背負ってリアル店舗を出すことの意味というのは、正直、少なかったような気がします。利益だけ考えれば、0です。
俺の考えていた時代の変化は松戸時代のようなものではなかったのも事実です。
「R&Bが好きな人が交流できる場所」
これを実現するのは、今の時代には合わなかったと思ってます。
でも、諦めずに、この実現に向けて、もっと努力していこうというのは確信しています。
なので、またそのうち、DJ Barでもやろうと思うのでお楽しみに。
今後のイメージはまったく見えないのが実情なんですよね~。
1年間渋谷にいると、逆に安定して来てしまって、できるだけここに居た方がいいかなと思ってみたり、家賃分が無駄だから田舎に引っ越してネットでガリガリやったほうがいいかなとか、それとも川口に戻って前のようにダラダラと生きているのがいいかなと思ってみたり・・・。
全然方向性が定まりません。
仕事もレコ屋一本よりもあと二つ位している方が安定するような気もするので、バイトでもしようかなと思ってみたり、DJ Barとか定食屋でもやろうかなと思ってみたり、こっちもこっちで行き当たりばったりです。
ただ一ついえるのは、レコ屋を辞めて定職に就くというのは今の段階ではイメージできません。
ろくでなしというのはよく言われましたが、自由な生き方ができるウチは自由でいたいな~と思います。
鬼下らない話で恐縮ですが、この前、「今の知識のまま、10年前に戻ったら、どうしたい?」みたいなアニメだか映画だか、マンガだかの広告を見ました。
それを見ていて、もし戻れるなら勉強だけはしたくなかったなと思ったのと同時に、思ったのは、今から20歳に戻ったとしたら、あと20年もまた無駄に生きなきゃいけないのかというなんともどうしょうもないことでした。
毎日一生懸命やることをやっているつもりなのかわからないけど、俺は昔から今が一番良いので過去にはあまり戻りたくないのです。
特に去年には戻りたくない。
そういう気分だからなのか、生き急いでいたいなと思いました。笑
R&B中毒になってから早20年ちょっとが経過しましたが、まだ20年しか経過してません。
もっともっと知らない音源があるだろうし、最近では新しい曲も好きな曲が増えているし、世界のR&Bを聴いて回りたいなと思う願望も強くなっています。
このまえ、アキ爺が「まだ死ねない。何かやり残したことがある」と言ってましたが、俺はもう面倒臭いからいつ死んでもいいやと思ったけど、ヨシフミーツが「野村さん、なんで結婚しないんですか?」と言われた話題で、後々考えたのは、「俺、海外満喫してないから」という理由も大きいかなと思いましたね~。
俺の野望に、65歳になって仕事を引退したら海外の大学で生き直したいという気持ちがあります。
このまえ、イタリアの爺さんがギネスに乗る位何度も大学を卒業したという話を聞いて、変人多いなと思いましたけど、俺もそんなことを漠然と考えている夜もありますね。
妄想だけなら、この世は天国です。
そんな妄想を少しづつ、自分の力で実現できれば、生きている実感もあるのかなと思いました。
というわけでして、明日もマニアな!
ばいびー。
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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…
please wait for that day!
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Regards,
djlotman