こんばんはー。
GWも終盤ですね!
こちらは社畜に戻る準備の為に、毎朝早起きしてましたが、あと2日で仕事が始まるところで漸くやる気が少しずつ戻って来ていることに気がつきました。
多分、前の会社がクソ過ぎたので疲れてしまったのでしょうか。
そろそろ、また本気でDJやらブログやらlotrecordの更新やらをやっていこうと思いますので、それぞれよろしくお願いします。
さて、本日は昨日書いた内容を精査していきたいと思いますので、少しお付き合いください。
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DJとイベンターの集客に対する齟齬について
昨日、「DJと言うのは仕事であり、個人商店みたいもので、DJとして仕事をするなら、集客は避けて通れないものであり、そして、集客0のDJというのは、個人商店でお客さんが0という事に例えられる」という話を書きました。
特に言ってしまえば、大きいイベントに出ていて集客0というのは、フェスに出てお客さん0の個人商店みたいな話で、かなりヤバいという話です。
たくさんイベントに出て集客0は反省も必要ですね。
しかしながら、集客には語られてこない側面もあるので、本日は、それを書きたいと思います。
単日でしか集客を考えていないイベンターが多いから、DJの思考も停止してしまう件
イベントの集客は、多くのDJにとって、一番大変で、一番面倒臭い話です。
集客をお願いされるだけで、あからさまな嫌悪感をいだき、「集客、集客って言ってくるイベンターがイベントを潰してる」みたいなことを言い出すDJもいます。
確かに、煩わしく、実際、こういうDJが集客できない事実があるのはわかりますが、イベンターにはイベンターの立場があるわけです。
ただ、イベンターは役割を担うことを管理だと混同している人が多いので、トラブルが良くあるわけです。
90年代、00年代初頭には、「イベントに出させてやるから、集客してこい。ノルマ未達なら自腹な?」みたいなイベンターがめっちゃ多かったです。
100回以上イベントをやって来て思うのは、「まあ、そのくらいの意気込みが無いとイベントなんて打てないよなー」です。
例えば、出演者10人いて、それぞれが10人づつ呼んだとしても100人にしかなりません。
小箱が満員レベルです。
ここでクラブの収容規模についても書いておきます。
クラブの規模
DJ Bar 30から50人
小箱 30から100
中箱 300から1000
大箱 1000から3000
3000以上は武道館とか幕張メッセ、スタジアムレベルですね。
DJ単独パーティで実現した人はEDMのDJ以外では聞かないですね。
EDMのDJは、R&BやHipHopのDJと違い、アーティスト色が強いので、同じ性質では語れないと思うので、深掘りしません。
閑話休題。
DJとして毎回どこでDJしても集客10人達成出来る人って、物凄い少ない
固定の人が10人いて、伸ばしていけたら、どのイベントに出ても集客の面では、基準達成だと思います。
ただ、こういうのは若い時期、特にへらへら遊んでられる30代前半なら余裕だと思いますが、30代後半から少しずつキツくなっていきますね。
結婚したりする人やまともに働いている人が多くなりますから。
イベンターは、自分のイベントを育てるために数字を見ています。
それが集客だったり、満足度、例えば、面白かった、良かったなどの声とか、女の子の数だったりするわけです。
イベントは単日です。
数時間の話ですので、イベンターが語る数字の多くは、ある一日の話なわけです。
それをこれまで全ての話みたいなことを言い出すので、揉めるのです。
イベント集客をキープすりためのキープ力も評価されるべき
イベントやパーティーって何のために行うのでしょうか?
まずここですよね。
ある人はお金のため、ある人は異性を探すため、ある人は承認欲求を満たすためという方も多いですが、大半のイベンターは、「来てくれる人と一緒に楽しい時間を過ごしたいという気持ちが多い」のではないでしょうか。
ここがズレてしまうと、自分の出演理由も大きく変わっていきますので、イベントに出るときには、「ただ誘われたから」という短絡な話だけではなく、「そのイベントがどのような目的でやっているのか」ということも意識することが重要です。
その認識によって、イベンターが自分にどのような役割を期待しているのかがわかるからです。
最初はわからなくてもいいかもしれませんが、わかっているほうが、イベント内で活躍できることが増えます。
得意分野を活かした集客能力も自分で意識することが重要
例えば、この節のタイトルですが、イベントに来てもらうのが得意な人もいれば、イベントで知り合った人をまた次回来てもらえるようにコミュニケーションを取るのが得意な人もいます。
お客さんや友達を呼ぶのは、告知をしっかりしていればある程度頻繁にイベントに出ている方なら少なくとも数人は呼べると思います。
0にはなかなかならないですが、遠慮しがちだったり、SNSやブログ等の発信力が弱かったり、DJとしてのブランディングが出来ていない人は集客力が低い場合が往々にしてあります。
そこで、集客できる人のチカラを借りて、そのイベントで新しく仲良くなればいいわけです。
こう書くと、構えてしまう人も多いのですが、誰かと仲良くなるのは面接とは違います。
前にも書いたけど、就職活動の面接ですら、「仲間になろうと言う意思と仲間になって上手くやっていける」ということを見せるだけで面接は受かります。
なので、DJの集客活動も「カネカネ。おんなオンナ・・・お客さん!!!」みたいな壊れたロボットのような強迫観念ではなく、自然に仲良くなることを意識するだけでいいんじゃないかなと思います。
クラブという場所は不思議なもので3回会うと友達っぽい感じになります。
さらにSNSでつながると、友人だと錯覚する人も多いです。
1人で集客するのではなく、数人で人を呼ぶ感覚が重要
これは俺がDJ復帰をしたときに、Yazuuさんに言われた話ですが、「一人を呼ぶのに、自分がDJするから来てね」というより、「だれだれも、まるまるも来るから来てね」と言われたほうが、来易いので、そういうことを意識してくださいと言われたことがあった。
俺はこの話を聞いて、さすがはヤズさん!!!と思ったのだが、後になって思い出したことがあった。
それは、高2のころ、俺のコミュ障を治そうと思った友人がJR各駅停車ナンパの旅という荒治療を行ってくれたことがあったのだが、その時に、毎日毎日ナンパにいくと自分に興味があるかないかくらいはわかるようになる。
そこで、友人に興味があるかどうかを見るようになるわけだ。
そうすると、その子が興味無ければ、次回飲み会をやるでもいいし、友人を紹介するでもいいという話になる。
がっつかなくなるんだわ、この修行をすると。
その結果、飲み会の数や紹介の数が増えて、結局、オイシイことが増えるという法則がある。
この応用でもあるんだが、自分がいいなと思う人がいる場合でも、無理に行かず、その人に最適な人材がいたら普段から紹介しようかと言い続けると、いい人だなと錯覚する女の子が多いようなので、女子は逆に気をつけておこう。
まあ、話を戻すが、イベンターは誰が何人呼んだよりも、合計で何人来てくれたかのほうが100倍重要だ。
なので、1人の素材を活かすよりもチーム戦で挑んだほうが効率も確立も上がる。
R&Bもそうだけど、NJS好きな人もいれば甘い曲が好きな人、新譜が好きな人、90Sや00sが好きな人もいるわけで、無理矢理よりも選択肢を増やして来てもらえる確率を上げるほうが重要なんだよな。
この話をYazuuさんはイベントの集客に適応しているということだ。
キープ力には顔、選曲、お金、話題等の人柄が出る
DJというのは何度も書いているように人間力でもある。
DJが上手いというだけではやっていけない。
なので、集客をキープするにも、総合力が必要になる。
奢るのが得意な人もいれば、顔がいいということでまた次回来てくれる人もいるし、面白いから次回もまた話したいと思って来てくれる人もいれば、好きな選曲をやってくれるからいきたいという人も多い。
ちなみに、集客は伸び続けるような気がする人も多いと思うが、実際には水もので本当に1次的なものであることを認識しないといけない。
例えば、顔がイイということで集客できている人が彼女ができたということで集客できなくなることも多いし、来てくれていた人が彼氏ができたということで来なくなったり、生活環境や仕事等で次第に遠のいていくことも多い。
これは仕方のないことなので、さっぱり諦めるといいだろう。
DJが効率良く集客するには、どうしたら良いか
集客に関して言ってしまえば、素の自分でやり続けるか、プロDJという意識でやっていくかのどちらかがいいと思う。
なかなか全振りするのは難しいけど、中途半端な気持ちではDJ Lifeを仕事にするのは困難だろう。
DJも芸能人に近いもの、という認識が世間ではあるようなので、知名度を上げる努力はしないといけないだろう。
そこで、いくつかプランを出しておく。
知名度を上げる
自分のカラーを決めて、SNSで全振りし、少しでも金が出来たら広告を出し続ける。
インスタで1万、ツィッターで1万、FB5000、YouTube1万を達成するしかない。
DJ以外の事で知名度を上げる
自分の得意な事で有名になるという方法もある。
例えば、仕事上の特権を活かしたり、クラブやバーに就職したり、アベマTVとかに就職したり、エーベックス、ツタヤとかに就職して音楽関係の仕事をしながら有名になるという方法もある。
ユニオンでバイトしているDJが多い理由に、自分のCDを目立つところに飾って小遣い稼ぎができるし、それで有名になったという方法もある。
MIXCDを1000枚売っても月々に換算すると大した金額にならないが、ゲストやコネを作るという意味ではオイシイのかもしれない。
知人をひたすら増やす
金も無いし、働いたりできないような学生にぴったりなのがこれだろう。
クラブDJをやっていた人に昔話を聞いたときに教えてくれたのだが、平日30人、週末60人のノルマがあったそうなのだが、余裕でクリアできるくらい、毎日ナンパしたというDJがいた。
確かにイケメンで性格も優しくていいなと思うDJさんだったが、学校に通っている=知り合いがいるわけで、これを利用しない手はないと思う。
学生でなくとも、知り合ったすべての人にLineやSNSを聞いて回っていくと数年で物凄いことになるだろう。
勘違いしている人がたまにいるのだが、「フォロー数<フォロワー数」を意識している人も多いが、あまり意味がないと思う。
SNSはただのツールなので、数が大きいことこそが価値がある。
そして、自分に興味のない人を集めるのはまったく意味がないので、自分にマッチングする人を探し続けるために使うといいと思う。
集客についてDJとイベンターの齟齬 まとめ
集客、集客と言われないと集客ができないような状態だと鬼ヤバいと思う。
もっとヤバいのはアーティスト気取りでSNS上で自撮りしまくっていて、現場で集客0とか、かなり面白いヤツだなと珍獣扱いになっていくだろう。
凄いDJなんだよね?
集客できるよね?
というのはある。
言い訳もあるだろうが、プライドがある人はまず、0は回避しよう。
ちなみに、0はゼロではなく、たまごと読むんだ。
そして、頑張って集客しているDJさんがいたら、イベンターは評価しまくってあげてください。
最後になるが、俺のイベントで集客をいう事はないのだが、それができるのも、箱の協力があるからだ。
常々感謝したいと思う。
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