DJってそんなに凄いのか?というスレを見てDJのスタイルをまとめてみた


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今日もバッタバタでどうしょうもない1日でした。
今、本日の総仕上げとしてブログを更新中。

本当は毎日20時に更新あげたいんだけれどね。
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加筆
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この記事は、2016/7/21の記事を2019/11/10にリライトした記事となります。
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加筆終了 2019/11/10
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さて、そんな今日は昔話をまた書こうと思う。

今日は「DJスタイルの変化」というお題かな。

DJってそんなに凄いのか?というスレを見てDJのスタイルをまとめてみた


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この前、こんな2chスレを読んだ。

*参考*
DJって音楽としてどうなの?

要約すればこんな内容だ。

*抜粋*
DJってのは他人の曲を使ってただ曲流しているだけなのに、そんなに凄いことなのか?

いろんな人がいるし、確かに、そういう指摘も正しいと思う面もある。
特に、このスレで指摘しているように、「曲順までMixCDとかと同じDJ」の存在とかね。

最近では、自分の曲(おそらくは、そのDJ毎の勝手にRemixすらないとか編集すらしていないなんてのもこの中に入ると思う)も無いDJがプレイすることをDisする傾向は年々強くなっている。

アナログDJ=スキルがあるDJというのは世界的な流れ


この指摘では、アナログDJのプレイを除く傾向は年々高まっているのもまた事実である。
つまり、DJ自体はPCやソフトの進化によって誰でもが簡単にできるようになったけれども、そこにDJとしての存在意義が見いだせないようなDJも増えていることを言っている。

逆に考えると、PCDJよりもアナログDJの方が、敷居は低いと思うのだが、最近の傾向では、アナログDJ=スキルがあるDJとして認識されている傾向が強い。
もちろん、これはある面では正しいと思うが、必ずしも成立しない。

*2018年にLAのクラブでは一部のPCDJ以外アナログDJしか認めないというオーナーが出てきて物凄く話題になった。

選曲とMixだけでロックするDJは本当に凄い



NJS最高峰 Julia Nixon / Pull Back

例えば、俺の尊敬するDJ Harukiさんのプレイを聴いたことがある人はわかると思うのだが、意表を突いた選曲で本当にただMixしているだけ(というと言葉は乱暴だが)これだけで、本当にすげえと思える。

このまえ、みさわさんという川崎(なのかな?)のイベンターさんのイベント、Friedns@Shiftyに行ってきたのだが、そこで見たD FunkくんのプレイもまたガチでアガルMixだった。

いい方が悪いかもしれないので、見た人が気分を害したら申し訳ないのだけれど、その時のプレイは、昔のアナログDJのスキルやセンスそのものだった。
例えば、曲間のブレイクで次の曲のRAPをかぶせてきたり、中盤からのMixや、ネタつなぎからのインストなど。

こういう昔のDJなら当たり前だったプレイを完璧にこなしていた。

ロトレコのHPにもたまに書いてあるが、中盤だけつかう曲、後半だけつかう曲、あたまからドンといく曲など、曲の特性を理解していればそうなるよね!的なMixというのはある意味で教科書的なMixだ。

それは、わかっている人にしかわからないものかもしれないが、わかっちゃった人にはたまらないポイントなのである。

だからこそ、曲をクィックでつなぐDJが急増したし、Grooveを意識しているDJが増えたのだ。
そこを理解していないと、「俺は曲を長くかけたい派なんだ」とか始まる人が増える。

MixCDで定盤曲をを長くかける意味があるのだろうか?

そう思う人もいるかもしれないが、好みは人それぞれだろう。

話を戻そう。

このスレから俺は昔のDJスタイルについて思い出していた。

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DJの歴史を軽く振り返る


DJというのは、ラジオから始まったと言われている。
その際に、Discをかける、つまり音楽をかけるから、Disc Jockeyだという説もある。

今では司会者をMCやパーソナリティといい、DJは音楽をプレイする人とは別れて使われているようだ。
細かい話は、Wikiにて。

*参考*
Wiki – DJ –

HipHopにおけるDJに関しても上のWikiでは少しだけ記載している。

クール・ハークが発見したブレイクビーツやスクラッチなどの技法が開発され、ヒップホップDJの独自性が高まっていった

このあたりは上級者にとっては復習レベルなので、詳細を書く必要はないと思われるが、何人かの先駆者的なDJスタイルをする人はいた。
が、クールハークがそのスタイルをしっかりとした基礎として出来たのは、自分だけのサウンドシステムの構築によるものだと言われる。

このあたり、いろんな話がかかれている本がたくさんあるのでいろいろ読んでみると面白い。
グランドマスターフラッシュやグランドマスターカズ、アフリカバンバータなどの話から入っても垣間見ることができる。

さて、この時代のDJから独自のサウンドシステムが構築されたと記載したわけだが、このシステムというのが実はMixerのことなんですよ。

このサウンドシステムが構築される前は、2台のターンテーブルを交互に作動させていた。
もちろん、逆回転なんてしない。

Aからコードを抜いてBへとか、A用のステレオとB用のステレオを使ったり。
クールハークの初期の話を読むと、本当の最初は、1台のターンテーブルで、かける曲の好きな部分(後にここをブレイクと呼ばれる間奏となる)をかけたりして、ぶっちっと切って、また次のレコードをかける。

そんな感じで自由にやっていたそうだ。

では、それ以前はDJというスタイルは無かったのか?
というとそうではない。

DJはしゃべることで曲をつないでいた時期もあった。
それは1台のターンテーブルをつかって、曲が終わると次の曲までしゃべるというスタイルだった。

そこから、HipHopというよりもソウルファンクで一気に革命が起きた。
Mixerが出来てからは、大体、みんなが知っているスタイルで、曲の速さを合わせて、サビで曲を変えるようなスタイルになっていった。
しかし、Mixerが出たあとでも、このしゃべるスタイルでDJをする人は多かったようだ。

日本でも、DJMixをする時にピッチが合わせられなくて(曲の速さを同じにできないため)しゃべりでつなぐスタイルをしていたDJも多かったという。
これはレゲエでは今でもよく見られるスタイルだ。

今の2000年代、2010年代でも、しゃべってDJするスタイルのDJさんは日本でもいる。
これが好きか嫌いかは結構はっきりしているが、DJのスタイルを構築するという点では多きな武器になっている人もいるので、賛否あると言ってもいいだろう。

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以上長々と書いてきたがここで最近のDJさんのスタイルをまとめておこう。

DJスタイルまとめ


[DJスタイルまとめ] ・Mix中心のスタイル
・変則Mix中心のスタイル
・2枚使い等トリック中心のスタイル
・スクラッチ中心のスタイル
・しゃべってMixするスタイル

この他、
・mp3DJ
・PCDJ
・CDJ
・レコードDJ

などの根本的なサウンドスタイルによるプレイスタイルもあるので、これらから自分にあったものや、その現場ごとに適切なスタイルを取り入れるというのもいいだろう。

冒頭で紹介した2chの中で、

*抜粋*
「ミーハーを馬鹿にするべからずだぞ
クラブってのは踊りたいやつが好きに自由に踊れる空間なわけであって
そこにミーハーも玄人も関係ない
djはやってくる客を満足させなきゃならない
ミーハーがやってくるならミーハーを満足させるdjとして凄腕じゃなきゃならない」

と言っている人がいるが、まさにこれは大前提の事だと思うし、これが基本になると俺も思う。

ただ、それだけだとDJとして薄いというか、折角のDJスタイルなのだから、もう少し自分らしさを出して行くという意味でも、今日書いた内容を取り入れたりすることはより充実したDJプレイになっていくという意味で重要なことだと思った。

俺個人の中では、「DJというならば、自分らしさを追求することに終始するべき」だと思っている。

それは、選曲の面で他人がかけない曲をひたすらかける世界観を持ったDJでもいいと思うし、他人がかけないようなMixの仕方でもいいと思うし、他の人ができないであろうジャグリングでもいいと思うし、自分が作ったRemixを中心にプレイを構築していくスタイルでもいいと思う。

それが自分らしいプレイだと判断されるなら、針飛びでさえ許されると昔、ライムスターのマミーDさんが雑誌で書いていた。
どうせ盛り上がらないDJプレイをするくらいなら、100%の自己満プレイを見せつけることに注力すべきだろう。

ということで駆け足になりましたが、今日はDJスタイルについて思う記事を読んだので書いてみたわけです。
なかなか勉強になった人もいると思うので、ぜひ、はてブチェックで。

ということで、おやすみなさい。


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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

please wait for that day!

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Regards,
djlotman