そこで、ついでに2000年代に起きた話を書きます。
2000年代中盤に、こんな話がありました。
R&Bブームを引き起こせた理由
あまりにも、R&B人気が高まっている中で、
「和製R&Bブームを意図的に引き起こせないか?」
というような仕掛け人のお話です。
ブームが起きれば儲かりますから、そういうことを考える天才が現れたのです。
で、結果として、日本人がR&Bを歌っても、版権の問題等で芸能界のような構図があるので、(というか芸能界か)後発で入って来た人はR&Bシンガーを捕獲するのも売り出すのも困難だったわけです。
そこで、海外のマイナーR&Bシンガーに目を向けた人がいました。
さも、世界が認めたようなキャッチコピーや、アメリカで流行ってます的なスタイルで売り出して爆発的な人気でレコードやCDを売りまくったわけです。
当然ながら、昔からR&Bを聴いていた人はほとんど飛びつかなかったんじゃないかな。
日本発のR&Bを作り上げた結果、R&Bの認知度は高まり、そしてPOPS化していったわけです。
POPS化してしまうと、結局、J-POPとの差異は無くなりますから、スキル重視よりもわかり易さや、プロダクション等の力関係で売れる売れないが明確化され、結局、R&B自体が廃れる結果になったわけです。
この2000年代に起きたことが、良かったのか悪かったのかという話は今更しても大した意味が無いのでしません。
なぜなら、この時に作り上げたアーティストは、日本のR&Bを陳腐化させた結果になりましたが、海外では、今、ブームになっているからです。
同時に、日本盤等の流れを世界に作れた結果になったので、俺はこれが悪かったという認識はありません。
ただ、この時期、俺がしていたのは、ひたすらクソ盤なGroundBeatを騙されて買っていたというなんとも悲しいコレクションを増殖させていました。
なので、そういうアーティストのレコードを新譜で買う余裕はありませんでした。
その後、2010年以降にほとんどの日本盤をコンプリートすることができたので、コレクション自体はあるわけです。
話を戻しますと、これらの流れを理解していると、本日のお題である「マニアと一般リスナーとの壁」が如何に大きいのかがわかると思います。
R&Bが好きでもR&Bがどうやって生れて来てどうやって変わって来たのかという話を知っている人もあまりいないのかもしれませんが、今日の話位は基本なので何冊か本を読んでもいいかもしれませんね。
R&BをPOPS化した結果、R&BはPOPSに取り込まれていってしまった。
だから、それに対する答えが、俺が予想している、R&Bの次の流行はNeo Soulのようなモノになるというアレです。
POPSの中に入ったR&Bが自力で、SOULとして戻ってくる。
それをR&B好きが支持するシナリオですかね~。
話を戻してまとめます。
まとめ
・温度差は知識の差。
・R&BがPOPS化したから差異が明確ではなくなった結果、認知度が下がり人気も下がった。
・海外ではそのPOPS化した日本発のR&Bが人気。
この結果をどうとらえるのかは、これを見ている人のとらえ方によるとは思うのですが、明日はこれをベースにして、どうしたらR&Bがまた起こせるのかという話を書いてみたいと思います。
そんなわけで、おやすみなさい。
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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…
please wait for that day!
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Regards,
djlotman