レコードの引きを科学する補講


こんばんわ。LOTMANです。レコードの引きの補講を今夜はやっていきます。

最近、連投でブログを書いておりますが、暇なわけではありません。
また、やっておかないといつやるのかわからないからです。

あと、NEW PCを事務所に持ってきているのも、やる気アップにつながっていますね。
好スパイラルで頑張るぞ~♪

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レコードの引きを科学する補講


先日、こんな記事を書きました。

*参考*後で見てね!
レコードの引きについて科学する

ちょっと、「科学する」というタイトルな割に、いまいち内容が薄かったような気がしたので、考察を付け加えます。

統計的にレコードの引きを把握する


前回の記事は、科学までいかなかったので、補足します。

レコードの引きを期待値に置き換える


子供の頃、期待値について勉強しましたね。
ざっくり書くと、金額×確率です。

昨日の記事をもとにすると、

10万円のレコードが当たる確率は0.005%です。
これを、期待値で表すと・・・

100000×0.00005=5

期待値は5となり、5円となります。

労力に対して、5円の期待値しか、期待できないって凄くないですか。

月200枚の期待値を計算する

以下、適当に考えたとして・・・

5万円が0.01%
3万円が0.05%

ですけど、1万円まで下がっていくると、一気に確率が高くなります。

月に1回引けるとしたら、200枚に対して1枚なので0.5%となります。

並べると、

10万円:0.005%
5万円:0.01%
3万円:0.05%
1万円:0.5%

10倍ずつ伸びているので、想定として、5000円のレコードを引く確率は、10%くらいかな。

体感としても、200枚買って10%なので20枚ほど。

ちょっと多いかな。
まぁ、前後して、3000円から7000円ほどの盤まで含まれるので、その位かもしれないですね。

残りは、1000円クラスですかね。
ロトレコで3000円台までが主流で、平均1300円なので、妥当だと判断できます。

ということで、まとめると・・・

10万円:0.005%
5万円:0.01%
3万円:0.05%
1万円:0.5%
5000円:10%
1000円:89%

となります。

期待値は
5+3+15+50+500+890=1463円

判定

売上単価と比較すると、想定よりもよさそうですね。
ただ、これ、全部を手掘りした場合の期待値なので、実際はこんなに高くないな。

まぁ、でも、計算上では結構良さそうな金額です。
実際の売上とは別ですけど。

良い盤を引く話の補足


前回の記事でも、良い盤を引くことよりも、これから値段が上がる盤を買うことの方が確立が高いという話をしました。

それに対しての補足を書きます。

レコードは基本的に、枚数が減っていくので、再発が出ない限り、上がり続ける、レア化し続けます。
同時に、今起きている驚きの事象ですが、ブートでさえ、人気になります。

なぜなら、その曲のレコードがブートでしか存在しないから、価値があると刷り込んでくる人がいるからですね。

世界的に見ても、まったくそんなことはなく、海外モールでも取り扱いを禁止しているくらい価値が無いのが普通です。

それでも、そういうのが欲しくなってしまう価値観が同時に存在するのです。

話を戻しますが、基本的には、オリジナル盤は数が決まっているので、ゴミとして廃棄されたり紛失、摩耗していくので、数十年単位で減少していきます。

気が付いたころや、再ブームなどで、探したときに枚数が少なくなっていたり、インフルエンサー等により、加速して値段が跳ね上がります。

どのくらいの確率なのかですね。
それを次章で話ます。

レコードの値段が上がる確率は、人によっても違うが、体感で70%であると推測します


答えを先に書いてしまいましたが、私の経験上から1万枚以上を判断して、「レコードの値段が上がる確率は、人によっても違うが、体感で70%」であると推測します。

2枚に1枚は値段が上がります。

私はそもそも、LP ONLYの曲でDJしていたことも多く、他のDJが知らない曲をさがしまくっていたので、コンピ等まで買ってました。

2010年位は日本だと、LPは大体1000円以下だったんですよね。
なので、ほぼほぼLPは買いました。

その結果、1000円2000円でロトレコでも売ってましたが、2016年くらいから海外でレコードブームが来て、万越えしていくLPが大量に出まくりました。

買えば売れるのはわかってましたが、LPよりも12よりも欲しいものが欲しいのが私なので、適当なペースで買っていきましたが、そのあと、まさかの7Inchブームが到来します。

この2015年以前から7インチを買ってた人は、ぼろ儲けでしたね。

1枚300円のジャマ盤が1万2万でばかうれでしたね。

私も少し買ったけど、やっぱり、ここでもほしい盤しか買ってなかったな。

基本は12インチでほしい曲のついで買いです。

それでも、体感で70%以上は買った値段よりも上がっていると思います。

ただ、2006年以前に買っていたレコードに関しては、ほとんど損をしてます。

9割くらいの確率ですね。
なぜ損をしたのかといえば、高く買っていたからなんですよ。

正規盤が出ていて、余りまくっていたけど、日本では買えなかったので、高く買ってしまった盤は鬼損をしました。

例えば、Jody Watley / Friendsなんて4800円で買いましたけど、今なんて100円でも売れない感じです。

しかも、自分で勉強しまくった結果、プロモはバージョン違いで、そっちの方が良かったし、がっかりしまくりましたね。

ただ、こういう経験をしたことで、レコードを長く何度も聴く姿勢が生まれたと思います。

確かに、私はコレクターで、買ったレコードをあまり聞かない方がいいんですけど、レコードってコレクションするために作られたのではなく、音楽を聴くためにあるんですよ。

なので、沢山たくさん聞いた方がいいんです。

同時に、沢山レコードを買っていると、高く買ったレコードが安価で落ちている日があるんです。
そういうときに、もう1枚、本当の意味でのコレクション盤を買うといいんです。

シールドで保管しているだけの、自慢盤コレクターも多いですけど、レコードの人気って移り変わりがあるし、今はレコードだけど、CDに移行する可能性も大きいです。

物の価値にあまり引っ張られずに、自分の欲しいものをコレクションするスタンスの方が、結局、良い引きにつながるような気がしますね。

話をまた戻しますけど、まぁ、レコードは大体7割は買った値段より、高くなるけど、新譜を買うとほぼ9割は値段が割れるので、注意しておきましょう。

レコードの適切な値段ってないのだろうけど、2000円以下が日本では主流なのかもしれないな。

レコードの引きを科学する補講・まとめ



レア盤をたくさん持っていると心が豊かな気になる。
俺もそうだ。

俺は特に、自分の好きな曲は盤でほしいので、むちゃくちゃな金額を払ってでも買ってしまう。

それでいいと思っている。
なぜなら、買わないで後悔するほうが嫌だからな。

せこく、せこく、100円でレコードをDigって、それを自慢するとか、性に合わない。

なので、国内のコレクターの人とは話が合わないことが多い。
高くレコードを買っているというのも、本来は、社会人としては当たり前のステータスだと思う。

レコード屋が高く売っているのも、それだけ盤をキレイにしたり、接客したり、はたまた、送料や税金等を払って買っているので、高いのは当たり前なのです。

俺は趣味でレコード屋をやっているので、売れなくてもいいから、言いたい放題書きたい放題書いているが、レコード屋さんには、リスペクトと同時に、普段言えないであろうことを書いておいた。

ちなみに、高いと思っているレコード屋でも、当然、ロトレコでも、お買い得盤ってかなりあって、それが起きてしまう理由は、海外や国内の流行りの誤差、時差などなんですよね。

俺がびっくりしたのは、2000円でも売れてなかったBrandyのLPが、海外では17000円で売れたことです。

わかりますかね?

これって、まさに、レコードの引きとは別次元にある、物ではないでしょうか。
そこに、至る道が科学であると思いましたので、補講をしておきました。

算数が好きなら、期待値の話は、割と面白いかもしれません。

というわけでして、明日もイキっていこうぜ!!

ばいびー。

*このブログは隔日の22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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