Sure M44Gの後継であるJICO レコード針 A040080 変更レポート


こんばんわー。
今夜も~、どこかで~、LOTMAN!

最近は異常気象で台風が面倒臭いですね。
地震とかもおかしいレベルで来そうだし。

まったく困ったものです。
これはすべて、政府の(RY

そんなこんなで日々頭を抱えているLOTMANですが、そういえば、これ書いてなかったわということで、サクッといっておきます。

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この記事は2019/10/28の記事ですが、翌日29日に事務所を掃除したらもう1パック買っていました。
針の高沸騰を恐れて4個買ったのでしょう。

記憶にありませんでした・・・。

そこで、併せて写真を添付しておきますので、ご確認下さい。
*写真は3つですが4個買っています。
今使用している針2個を添付しておきます。
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LotMan
レコードももちろん、大事だけど、命の方が何百倍も大事だから、まずは安全第一で!

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Sure M44Gの後継であるJICO 丸針 A040080 変更レポート



JICO レコード針 SHURE N-44G用交換針 丸針 A040080
俺は長年Sure M44Gを愛用してきたのだが、国内生産が終了し、交換針が無くなったので、その後継針ということで、出た JICOに切り替えてみた。

これもカタさんにいろいろ針の相談をしてみて、オルトフォンや他の針も考えたのだが、俺はレコード屋ということもあるし、DJを始めたころ、PIKARINGを使っていて、一回のDJ練習でレコードが針飛びしたというトラウマがあったので、どうしても固い針は使う気になれず、JICOにしてみた。

そして、半年が経過したので、そのレポートをアップしておくので、誰かの参考になるかもしれない。

JICO針とは



JICO レコード針 SHURE N-44G/CLUB用交換針 蓄光タイプ 【2個セット】 丸針 針カバー付 192-44G/CLUB two-piece

JICO針とはJICO(ジコー 日本精機宝石工業株式会社)で出しているレコード針の事で、SUREの後継針として、SUREのカートリッジをそのまま利用でき、レコード再生ができる針のこと

ということで、会社が変わって、若干、企画も変わって、その特徴も変わったので、感想などを含めて書いていこうと思います。

Sure M44Gの後継であるJICO 丸針 比較



SHURE 交換針 フォノグラフ カートリッジ用 N44G 【国内正規品】
JICOに関しては多くのDJさんがすでにたくさんの記事やレポートをアップしていますが、比較していきます。

JICO針はプレミアのついたSUREよりも値段が安い


SUREが針の生産中止を決めてから、すぐに、レコード針の需要が追い付かないほどレコード人気が高まっているとニュースになったほど、SUREの針もJICO針もバカ売れしているようです。

その結果、生産中止となったSUREはプレミア価格となり、今では結構なお値段となっております。
2019年10月25日現在で、大体、9000円前後から1万くらいですかね。

それに対し、JICO針は3300円と3分の1程度で推移しています。

半年前に俺が買った値段も3300円だったかな。
貧乏DJに最適です。

適正針圧がSUREと違うのでセッティングをやりなおす必要がある


SURE M44GとJICO針は適正針圧、アームの後ろについてるおもりですね、ここをくるくると回して、今まで1.5くらいだったと思うのですが、HIPHOP DJ以上に重く、4.0~という設定に変更しないと音が死んでます。

買って、事務所で装備したあと、違和感に気が付き、おかしいな?と思いました。
でも、そんなこと、なかなかわかりませんでした。

でも、カタさんにオススメされたのに、こんなクソ針なわけがないと思って、ググってみたところ、適正針圧が違うというのがわかり、すぐに変更したらマシになりました。

音圧がデカいし、プレイ中の違和感はゼロ


SUREと比較して、本家を上回る音圧と感じる人も多いようです。
同時に、SURE 44Gをこれまで愛用してきて、違和感はなしでした。

スクラッチも全然問題無いし、針飛びもしないし、かなり安定しています。

以上3つ、大きな特徴を書いておきます。

JICO レコード針 使った感想



【Skratchオリジナルデザイン】日本製 SHURE N44-G対応 交換針 カバー付 MADE IN JAPAN
続きまして、実際に使ってみた感想です。

高音域が雑・音質は正直、80点



SURE44Gと比較すると、若干音質はイマイチな気がしました。
出力は問題無いのですが、レコードだけではなく、コントロールバイナルを使うと顕著な気がします。

耐久性が若干弱い


*右:正常

左:2枚使いして手が当たってへたりました・・・泣

これも、SURE44Gと比較すると、同じような構造で、針部分がちょろりとコードが出ているだけなので、弱いのは当たり前なのですが、そのコードが細いような気がするので、手などがあたりレコードが飛ぶと一発でへたる場合があります。

全体的には問題ないし、高評価である



先にデメリットをあげましたが、値段が安いこと、レコード針自体は柔らかいこと(個人的にここが重要!レコードの針が柔らかいとミスってもレコードが傷つきにくいのです)、SURE44G同様に使用できることなどが挙げられるので、大満足だと思います。

もちろん、長年愛用してきているので、SURE44Gがまた同じくらいの値段で買えるなら44Gに戻してしまう可能性はありますが、あり得なさそうなので、しばらくはJICO推しで行きたいと思います。

Sure M44Gの後継であるJICO 丸針 A040080 変更レポート・まとめ



SHURE フォノ カートリッジ M44G 【国内正規品】
前項でも書いてますが、自分がM44Gを愛用してきたのは、レコード針が柔らかく、傷がつきにくいからです。
1回のミスで7800円のレコードが針飛びし、聞けなくなった時の切なさは今でも覚えています。

そのレコードは、なんと、Maxi Priest/Close To Youで渋谷の某中古レコード店で買ったものですが、当時はこんなカス盤が7800円もしたのです。

それを1回で持ってかれて、あの後10枚以上買ってるけど、絶対忘れられないだろうな。

こんな経験から、どうしても、M44GがよくてJICOになっているわけですが、変更するのも面倒くさいというのは否めないですね。

コードも変えるように言われていますが、PCDJだと毎回マスタリングを1曲単位で必ずやってるし、よく使う曲はWAVEで使っているので、正直、大宮 ギャラクシー以外で音が悪いなと言われたことがないんですよね。

貧相な音質のクラブも海外でDJするとありますし、国内でもオオバコのDJも経験ありますが、他のDJCITYとかDL音源以上に音がよかったですし、問題があったことがないです。

SURE44GからJICOに代えても同じくらいのクオリティはあると思いますが、高音域が若干不満な位で、でも、それはマスタリングすれば違和感出ないので、オススメかなと思います。

レコードでDjする人は、カートリッジの後ろのコードも5000円位のやつにして、出力上げるのをオススメしますが、クラブによっては出力が出か過ぎて音が割れるケースもあるようなので、交換針は2個持っていく方がいいようです。

PCDJだと、その点もカバーしていると聞こえがいいのですが、結局、録音している音がコントロールバイナルから出ているだけなので、針は正直なんでもいいというか、同じなんですよね。

録音針にこだわるべきかと思います。

以上、簡単ですが、JICO針を半年使ってみた感想です。

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JICO社より「イイね」を頂きました。
最高の会社です。

今では受注生産らしいので、レコードの針で悩んでいるかたは、参考にしてみてください。
レコードDJなら絶対オススメ。
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というわけですので、おやすみなさい。
ばいびー。

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*このブログは隔日22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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