40代になってから、90年代のR&BやHipHopばかり聴いてしまう理由
40代になってから、音楽の聴き方が変わった、という人は多い。
いや、正確に言えば「変わっていない」。
気がつくと、また90年代のR&B。
また90年代のHipHop。
新しい音楽を聴いていないわけじゃない。
でも、最後に戻ってくるのは、決まってあの頃の曲だ。
もしあなたが今も、
Mary J. Blige、Jodeci、A Tribe Called Quest、Nasあたりを聴いているなら、
この記事はたぶん他人事じゃない。
40代で「懐かしい音楽」しか聴けなくなるのは悪いことなのか
よく言われる。
「昔の音楽ばかり聴くのは、成長が止まっている証拠だ」
「アップデートできていない」
でも、現場で音楽を聴ってきた人間から見ると、
それは少しズレている。
90年代のR&BやHipHopは、
単なる「懐かしさ」ではなく、感覚の基準だ。
・グルーヴの重さ
・声の生々しさ
・ビートの間合い
あの時代に体を通した音は、
40代になっても、基準として残り続ける。
40代になると、音楽は「刺激」ではなく「確認」になる
20代の頃、音楽は刺激だった。
新しいものを知るための道具だった。
40代になると、役割が変わる。
音楽は、
「自分が今どこにいるのか」を確認するためのものになる。
仕事も生活も落ち着いた。
金にも、時間にも、多少の余裕がある。
その状態で聴く90年代のR&BやHipHopは、
自分の感覚がズレていないかを確かめる作業に近い。
音楽を「聴くだけ」で終わらせると、物足りなくなる
ここが、40代の分岐点だ。
・流して終わる
・懐かしんで終わる
・昔は良かったで終わる
この聴き方を続けると、
音楽はだんだん背景になる。
悪くはない。
でも、どこか物足りない。
なぜなら、90年代のR&BやHipHopは、
本来受け身で消費する音楽じゃないからだ。
40代からの音楽は「関わり方」を変えると面白くなる
ここで、少しだけ視点を変えてみてほしい。
聴く → 触る → 集める → 繋ぐ
このどこかに一歩踏み出すだけで、
音楽との距離は一気に変わる。
DJじゃなくてもいい。
現場に出なくてもいい。
・レコードを探す
・同じ曲の別プレスを聴き比べる
・なぜこの音が好きなのかを言語化する
こうした行為は、
40代の脳と、驚くほど相性がいい。
90年代のR&BやHipHopは、40代の「余白」にハマる
この年代の音楽は、情報量が多い。
コード感、声の表情、リズムの揺れ。
若い頃には気づかなかった部分が、今は見える。
時間に追われていないからこそ、
深く潜れる。
これは、金と時間に余裕が出てきた40代だからこそ成立する楽しみ方だ。
40代で音楽がつまらなくなったと感じたら
もし最近、音楽を聴いてもピンとこないなら、
それは飽きたからじゃない。
関わり方が、昔のままだからだ。
90年代のR&BやHipHopが好きだった人ほど、
もう一段、深く入り直す余地がある。
それは懐古でも、逃げでもない。
40代になった今の感覚で、音楽に触り直すという行為だ。
まとめ:40代の音楽は、人生を立て直すための装置になる
40代になると、人生は一度、静かになる。
刺激が減る。
目的が薄れる。
そんなとき、
90年代のR&BやHipHopは、ただのBGMじゃなくなる。
それは、自分の感覚を取り戻すための装置だ。
聴くだけで終わらせるか。
もう一歩、踏み込むか。
その選択だけで、
音楽の意味は、40代からでも大きく変わる。
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