昨日は久しぶりにいろんなマニアが来てくれて結構なR&Bトークが出来ましたので、ご報告させて頂きます。
今日のテーマはこちら。
20年前位のレコードの買い方と今の買い方を比較検討してみた
ということでして、どんなお話になるのでしょうか。
心して読んでくれ。
*画像はR&Bの聖地ですね。
+この話とは何の関係もありません。
Twenty years ago, a friend of mine asked me to dig the vinyls…
的なSucker Mc’sの冒頭をパクッて初めてみましたが、「20年前にレコードを買っていた人」が遊びに来ました。
この当時はまさにレコードバブルとか言われていて、
「ブート?何それ、食えんの?」
という感じでレコードでDJしてなきゃDJじゃない、ブートなんて買っていたら誰にも相手にされないような時代でした。
*参考*
俺がR&Bを聞くきっかけになったことについて書いてみた。
今考えれば、異常ともいえる熱狂的なレコード好きで渋谷の街は蔓延していたわけです。
他の都市もそうだったのかわからないけど、どこのレコード屋でも行列だったし、万〇きをしている人も無茶苦茶多かった時代でした。
マンガのような話だけれど、当時段ボール箱でレコードを売っていたお店があって、そこの1箱をパクッて持っていったという伝説の人がいました。
犯罪なんですが、在りえないですよね~。
レコード1箱20キロから25キロを抱えて、ダッシュするとか、マンガの世界です。
レコードが欲し過ぎて、他人の家に夜中窓ガラスを割って忍び込んで逮捕されるなんて人も結構いたんですよね。
今考えれば、厄中かと思うようなヤカラが多かったな。
ちょうど俺の先輩にあたる人達は、家庭内暴力や学級崩壊がピークの世代で、中学校や小学校の廊下を盗んだバイクで走ったりするのがステータスな時代だったわけです。
そういう先輩世代が、厳しい話をするのだから、後輩は「そうっすね」しか言えなかったわけです。
それをいいことに、今でもあるみたいですが、「ステッカー」や「パー券」が何十万も回ってくるわけです。
で、同時に、DJとかやっている先輩からは前述したような、いわゆる、「オリジナル宗教の信仰」が存在してました。
怖い先輩が言うのだから、それが正義だった時代です。
げんこつでDJを教えてもらっていた人もいるようですが、俺の時はもうそういうのは無くなっていましたが。
*参考でも書いてますが、俺には直接的なDJの先輩がいなかったので、いろんな面で遅れました。
そんな話を昨日はしていて、その流れからとある有名なレコ屋さんのお話になったわけです。
正直、今のそのお店とは同じなのかわからないのでかけませんが、そのお店もロトレコと同じように、担当に注文を出して「こういうのが欲しい」とか「アレが欲しい」とかレコードの希望を言っておくと、やっておいてくれるという、本当に昔ながらのレコード屋スタイルだったのです。
大手のレコ屋が「壁に飾ってあるから、勝手に見て勝手に買っていって」というスタイルと打ちだしたので、今の現状でのレコ屋スタイルが定着してしまっているので、今のレコ屋しか経験が無い人には理解もできないだろうし、想像もできないかもしれません。
もっと昔のDisco世代の方の話を聞くと面白いのですが、担当とどれだけ仲良くなるかというところで、いい盤か来るかどうかって感じだったんですよね。
10年以上前にレコードを買っていた人には有名な話があって、「そのお店に行くと、カウンターの裏には欲しいレア盤がずら~~~~っと並んでいるんだけれど、常連にならないと買えない」というお店もあったようです。
お店のオススメするレコードを沢山買っていくと、店員さんの方から「何か欲しいヤツあんの?」と聞かれ、「○○が欲しいんですよね~」というと、担当が「あるよ」と言って出してくれる。
そういうスタイルのお店があったんですよね。
俺もそういうスタイルのお店で毎月相当な金額を買っていましたが、俺の場合は、いつもたくさん買っていたから、欲しい盤はどんどん出してもらえていました。
逆に、何を買わないかというのを悩んでましたからね。
懐かしいです。
続きは次のページで!
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