DJが誰でもできる時代だからこそ、こだわりが欲しい


お疲れ様です。
今日もレコード屋の話を深く書こうと思ったけど、DJについても聞きたいと言われたので今週は、レコ屋の話、DJの話を繰り返しながら書いていこうと思う。

ヒマ人はぜひチェックしてくれい。

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DJが誰でもできる時代だからこそ、こだわりが欲しい


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今の時代、DJなんて誰でもできると言っても過言ではない面もある。
その理由の一番は、PCアプリが勝手にやってくれるから。

DJって何?ということについて復習しておこう


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DJとは、Disc Jokeyであり、選曲したものをプレイするという動詞だ。
その場を制する職業と言っても過言ではない。
あの人が、誰かと誰かの恋仲をくっつけていると言っても過言ではないし、そのくらいの魔法があるともいえる。

DJになりたいと思う人も多いのでさらなる話はこちらをご参照ください。

*参考*
DJになろう! – 第1回 –

DJになろう! – 第2回 –

DJの練習方法について書いてみた

DJの選曲について意見交換をした件

モテたいという軽い気持ちでDJになろうとしても、音楽が好きだからというヘビーな気持ちでDJになろうとも、DJ以外は他のDJのことに興味は無い。

そう、あのDJが本格派だとかミーハーだとかそんな話はDJの中だけで重要な話であって、現実社会にはどのDJも同じだ。

上手い下手すら関係無い一般層の音楽好きには知ってる曲をかけてくれるDJこそが最高


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ほとんどの音楽好きには、つなぎ等の概念はあまり重要ではない。
上級者、こだわりのある人、DJ以外はつなぎが下手でも、ミスっていても、はたまた2番からつないでいてもそんなのはどうでもいい話なんだ。

俺達DJやコレクターがどんな気持ちで音源を探し、どういう意識をもってMixしているかなんてものはこの世では対して価値が無いと思われている。

だから俺はそういうDJに対して称賛を送りたいと思う。
わかる人にしかわからない世界なんだが、そこにこだわれるかどうかこそが重要だと思っている。

そして、そのこだわりのあるDJこそが、もっと評価されるべきだし、もっとチャンスをもらえるべきなんじゃないかと思う。

俺はレコ屋だし25年もR&Bを聴いているから知識はあるほうだと思うが、DJのスキルはへたくそだ。
自分でも理解しているように決してうまくはない。
ただ、DJをたまにやるのが好きなだけだ。

そういうDJと現場で毎週やっているDJではうまさが違うし、その時々で作れる雰囲気も違う。
どっちがいいとかワルイとかの話ではなく、好みの問題だと思うんだ。

ある人は聞いたことがない曲を聴きたいし、ある人は定盤の流れでお約束を聴きたいし、またある人は聞いたことがないような聞き方をしたいかもしれない。

そういう思いがあるから、そこはDJを選ぶ人のチョイスになると思う。

スキル重視から細部へのこだわりへのシフトチェンジ


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今まではお客さんを呼ぶのにとか、店のプライドみたいな問題で、DJをある程度ちゃんとできるDJを捕獲していくのがイベンターだったり、クラブの役目だったりしていた。

それがPCがMixをやってくれる時代になっているわけだから、そこでは差がつかないような時代になっているともいえる。

だとすると、DJの選曲面での差異やクラブの箱としてのサービスのクオリティーや雰囲気が大きな差異になってくると思われる。
また、クラブで遊ぶ人は日本人が大半を占める割合から旅行者にシフトチェンジする可能性も大きいのである程度の語学力も必要になってくるかもしれない。

集客力がものを言った時代も今では終焉に近づいているような気もする。
大きな箱でDJをすると集客力はついていくわけだが、同時に、去っていく人も多い。
逆に、しっかりとしたDJなら大箱でできる機会があればそれだけで集客は見込める。

俺も何度か大箱に出させてもらったが、Twitterでディスカウントありますよーと言うだけで30人位集客できたイベントもあった。
集客の件はDJにはつきものだが、集客よりもこれからは人間性やDJとしての癖も大事になるような気がするよ。

特徴あるイベントも増えている


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俺の話は全てR&Bに集約するわけだが、歌モノイベントをやりたい人は増えて来ていると思うし、R&B自体も人気が緩やかに回復していると思う。さらにいえば、DJをやりたい人も増えていると思う。

クラブや小さいバーが増えているのは、飲食店の景気が良くなっていると言われているのでその通りかなと思うけど、将来的に、日本がもっと外国人を呼べればDJで食っていける人も多くなるだろう。

そこでさらにいえば、もっと特徴的なイベントが増えてもいいと思う。

その代表的なイベントが2000年から2005年までの曲に特化した「Get Back」というイベントだと思うし、それだからどんどん大きなイベントになってきているとも思う。

R&Bイベントでも90’s OnlyやNewJackSwingNightみたいなものも増えているし、SlowJamに特化しているバーイベントなども報告されている。

マニアや変態があつまるイベントもあるので、これからイベントをやりたい人はテーマを明確に打ち出して飲み会イベントから脱却する必要があるのかもしれないな。

それと同じに出るイベントをも特化させる、つまり、例えば俺は90’s R&Bのイベントしか出ませんよとかいうDJも増えたほうがいいのかもしれない。

俺も大先生にはいつもご指導されているが、そろそろまた一新して頑張ろうと思うわ。

こだわりまとめ


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  • お店が選ぶDJのこだわり
  • スキルよりもいい感じな雰囲気重視
  • DJもイベントも特化(深堀)したほうがいい

こんなところにこだわってみると、時代も大きく変わってきているのかもしれないなと思いますね。
一緒に頑張っていきましょう!

というわけでして、明日もマニアな!

ばいびー。

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たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

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