WaxAlchemyさんでプライベート7インチレコードを作ってもらって来た


お疲れ様です。
もう8月ですね!

8月になるともう夏も中盤戦に入り、暑い日も限界突破しない日が増えてくるので助かりますよね。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものですが、もう少ししたら残暑が始まるので過ごしやすい気候になりますね。

俺も静養しているのが良かったのか、最近結構元気になってきました。
胃腸炎なのでお酒はまだダメですね~。
大食いも調子悪くなる原因なのでラーメンは食えないし、いろいろ気を使い始めました。

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さて、そんな話とは無関係なのですが、Catalist大先生(以下カタさん)に連れられて昨日はオリジナルレコードを作ってもらいに行ってきました。

今までのレコードコレクション歴25年の中では、なかなか体験できないような話ですが、これからはそういう人が増えるのだろうなと思うような経験でした。

社長の話を聞いてさらに音楽とレコード、マスタリング知識等が深まりました。
今日はどこまで話をするのかはまだ考えてませんが、とりあえず、「オリジナルレコードを作って来た」ということをイメージしながら、読んで頂けると理解しやすいのかもしれません。

WaxAlchemyさんでプライベート7インチレコードを作ってもらって来た


Waxさんのお話は何度か書いたことがありますが、レコードを1枚からカットしてくれるサービスをしている会社です。

基本的には、EDMやDUB等のオリジナルRemixをかけたいプライベートプレス専用のお店というのが特徴なのかな。

当然ながら、個人の趣味として楽しむ以上の事はできませんが、自分で作ったRemixを音源データだけだと汎用範囲が狭いので要は、MP3からアナログへという変換を、データからマテリアルへという2次元から3次元へという夢のあるDJ活動を補助してくれている会社なのです。

*参考*後で読んでね!
「次世代レコードプレス・ロボット」の記事を読んで思ったこと

そんなWAXさんに伺って来ましたのでレポを書きます。

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ビニールがレコードになる感動


最初はカタさんのレコードを作ってもらいましたので、俺は時間があったわけです。
そこでレコードとなる原材料を見ました。

レコードはVinylつまりビニールと書きますが、その名の通り、ビニールなんですよ。
ポリ塩化ビニルという有機化合物が大半を占めているのですが、それを固くしたら、下敷きみたいなものを想像してもらえれば、大体、イメージつきますかね。

その下敷きを丸くしたのが下の写真です。
カタさんは黒を俺はクリアをチョイスしました。

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音の良さ、マスタリングの良さに感動


最初にしてもらえるのは、マスタリングです。
マスタリングは持ち込む時点で自分でしないといけないところが大半なのですが、WAXさんでは簡易マスタリング(と書いたが全然簡易ではないレベルで)をしてもらえます。

マスタリングが必要なのは、MixCDもそうなのですが、レコードはそれ以上に顕著に差が出ます。
同時に、CDとは違う、温かみのある音になりガチ、つまり、高音がこもりやすく低音が出やすいのが特徴です。
ショボイサウンドシステム(のお店や車)だと低音が鳴らないとその差がわかりにくい面もあったり、音が逆悪く聞こえる場合もあるのですが、そこをいろいろ調整してくれるのがマスタリングです。

*参考*後で読んでね!
簡易マスタリングやります

MIXCDなんかだと、へぼいマスタリング技師にあたってトラウマ化してマスタリングをしなくなったというDJもいるのですが、マスタリングをしないCDだと出力が低すぎて聞けないケースも多くなります。

レコードだと取り返しがつかない場合もあるので、絶対にやったほうがいいです。

昔の1枚組のLPで音の小さい盤ではトリムを最大にしても何言ってるかわからないような盤がありますが、それに近いものが出来上がる可能性があるからです。

それと音が籠るからとかもあります。
そこまで面倒見てくれるお店が、WAXさんです。

MixCDがバカ売れしているDJさんの担当もしているのでそれは折紙付なわけです。
俺も自分のマスタリングで、満足してましたが、実際に聞き比べて「プロは違うな」と痛感してきましたよ。

音源のマスタリングが完了したら、カットしていきます。

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レコードにはカットとプレスの2種類の方法で作る作り方があるのですが、一般流通しているのはプレスというもので、ビニールをガチャンとプレスして溝を掘ります。今回はカットしていますが、レコードの針の硬いものでビニールの表面を音源の波形に沿って溝を刻んでいく方法です。

昔は、カットだと耐久力が弱かったので、俺はそれも心配していましたが、今の技術力では通常のレコード同等のクオリティと耐久力があるようなので大満足しました。

オリジナルプライベートプレスが出来上がってくる感動


TrackMakerの人や自分の曲を作っている人やSinger、Rapperの人は最初は音源だけなんだろうけど、それがだんだんとCDRになって、CDになって、オフィシャル化していって、最後に辿りつくのがレコードプレスなんだろうけど、自分で作ったものがデータではなく、マテリアルで実際に出来上がってくると感動しますよ!

売ったり買ったりできないから、金の無駄使いだと言われてしまうかもしれないのだけれど、プライベートプレスは究極のコレクションともいえます。

ただ気をつけてもらいたいのは、こういうプライベートプレスは個人の趣味の範囲内を超えてはいけないことが前提なので、通常のレコードコレクションとは違うという点です。

オリジナルレコード制作の注意点

  • 売り買い禁止
  • 個人ユースのみ
  • 元の音が悪い音源は音を良くするには限界がある

レア盤を使いたくないからと言う理由でプレスしている人や、もう1枚欲しいからという理由でプレスする被と、CDのみの音源やLPの音が小さすぎるからという理由でカットする人もいれば、音源しか出ていないからレコードでプレイしたい等と個人で楽しむために、プライベートプレスをする人も多いようです。

ここにはオリジナル盤の価値というものとは別の指標があることに気が付かれますよね。

これもまた、昔、レコードからデータへ移管した、要はスクラッチライブ問題と同様にとらえておく必要があるのかもしれませんね。

mp3でしか存在しないデータをアナログに起こす。
物体化させることで、自分のDJライフをより充実させることができます。

7Inchが1枚4000円、12inchが1枚5000円というお値段なので、簡単に大量にカットするのは財政的な問題でなかなか難しいのかもしれませんが、自分でRemixを作っている人は毎回使うデータなら、CDRをかけるくらいなら思い切ってプライベートプレスをしてみるのもいいかもしれませんね。

版権元やWAXさん等、このような素晴らしいサービスを作り上げている方々に迷惑にならないように法律を遵守して楽しいレコードコレクションの趣味を、さらに一歩広げてみては如何でしょうか。

というわけでして、明日もマニアな!

ばいびー。

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*このブログは毎日22時44分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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This post is not in English now.
Because It’s too long to translate all this sentence.
Maybe,I would write this post someday…

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