こんばんわ。
デフォで日々体調不良なんですが、ここ最近またイマイチな日々でなかなかブログも書けない感じでした。
時代を先読みした5月病というヤツなんですが、このLotmanにはいろいろ面倒臭い事情というものがありまして、ついに現実放棄したわけです。
其の結果、アマゾンで動画をむさぼり見ることになったわけです。
ええ、そんな日々なんですけど、今日、驚く話があったので併せて考察をご紹介したいと思いますので、少しくらい時間くださいよ。
というわがままを言ってみたいと思います。
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韓国R&Bブームに到達した件
韓国のR&Bが結構オススメでいろんなものがあって最高だという話はここ5年くらい言ってます。
クラブでもよくかけてますし、ブログでもいろいろ書いてきたし、実際に韓国でDJもしている中で感じた話等も書いてきたわけです。
で、そういう話を書いてきて思うのは、R&B好きという人から受けた印象は、
「え?韓国?K-POPじゃんwww」
という嘲笑であることが多かったわけです。
特に80年代好きな人や定番のUS物だけがR&Bであると主張してきた人にそういう傾向が見られました。
で、2014年にもLotman名義でちょっとマニア向けのMixCDを出したのですが、その中にも韓国のR&Bを使っていましたが、そのかっこ良さはそういう人には伝わりませんでした。
そういう人は目の前にある現実、つまり、自分の価値観だけが正義、言い換えれば、自分だけがいけてるaka自分ダイスキっ子だったという面もあったため、自分の価値観以外受け入れられないという状態であったと言えます。
ところがそんな人でもついに、RSD等でも韓国のR&Bを特集する時代が来てしまったのであまりにも残念過ぎる感性と実際に特集した勇気に敬意を示して今夜のネタにしようと思います。
Record Store Day2018でも遂に韓国のR&Bが特集された件
どういう経緯かわかりえないが、RSD2018でもこうして韓国のR&Bが7インチで出たようだ。
RSDについて多くを語ることは俺はしたくないのだが、本場USでもRSDムーブメントについては既に賛否あり、結構ヤバい話も多い。
転売目的の転売ヤーの件も問題視されているし、再発ブームもレコードコレクターからは冷ややかな目で見られている面も否めない。
ただ、そういう話は好きな人同士ですればいいとして、今日はRSDでもこうして取り上げられているということを記載しておこう。
Disk Unionでも特集されている件
俺がこの記事を書いておくべきだと思った背景に、この話がある。
Disk UnionのプロバイヤーDJ 708さん(仕掛け人とも言われる人)によくしてもらっているのだが、遂にあのDisc UnionさんでもこうしてKorean R&Bと題してまで、特集をしているという状況だ。
大手がこうして介入している以上、流行っていないという流れは言いにくいといえる。
それだけ、先の流行が見込めるという状況にもなっているとも取れる。
これが、俺の店だけでKorean R&Bが流行っているというのはおこがましいし、実際問題として、そんなわけねーだろうよwとなるが、レコード好きの中ではもっとも定評のある、専門店の最大手がこうして着手している以上、流行っていると言ってもいいレベルだと思う。
2018年に入っていろいろなところで記事になっている件
何がKorean R&Bで何がK-POPというのをきっちり線引きするのは難しい。
しかしながら、それは別にして、2018年以降の記事だけ見てみても、10サイトくらいで韓国のR&Bを特集しているようだ。
曲はどこも比較的新しい曲ばかりだが、その理由も前項のように、DIGれない人が書いているからだと思う。
DIGっているコレクターは1枚何万も出してコレクションしている人も多いので、きっと詳細をブログやSNSでアップしないと思う。
クラブでもItunesから購入したと思われる音源をかけているDJさんにも結構あたることも多いので、何度も書いているように、みんなと同じ曲を流すことに抵抗があるDJは多いので、そういう面からしてもスパイスになっているのかもしれない。
新譜ではなく旧譜90’S Korean R&Bで流行った時が本物の流行という件
今回の韓国ブームに至っている理由にはさまざまな要因が挙げられるが、一言いわせてもらえば、何度も書いているように、韓国でKorean-R&Bが見直されたきっかけになっているのは、90’sのKorean HipHopのコレクターが増加し、盤がレア化した結果であり、K-POPをKorean R&Bであると誤認しているからではない。
これは新譜でブームを作りたい日本のセラーとの違いでもあるが、コレクター間で流行っていても意味が無いという件も重々承知だが、それでも、中古市場が過熱しない限り、新譜ブームはブームであり、一過性だけの熱で終了してしまう。
過去にレコードブームが何度も来ているが定着しない理由の多くは再発・ブートを売っていたことがメインファクターになっていることからもそろそろ大手含め、セラー、この場合、お店は学んだことを出していかないといけない時期に入っていると思う。
またアーティストや曲自体の理解からの問題もある。
例えば、過去、ロトレコでもブログでも、Jay Parkを紹介したが「彼はアイドルであって、純粋なKorean HipHopと呼ぶのはどうか」という話もある。
俺が紹介した経緯はプロデューサーとその曲構成、RemixがR&Bの構成要素を用いているからこそ、紹介するに至ったわけだが、そういうR&B的視点ではなく、何でもかんでも韓国の歌モノであればKorean R&Bとするのはどうかと思う。
そういう残念な情報ブログやサイトも多いので、もっと深い情報があるサイトを見た方がいいと思う。
それ以前に、そもそも90’s Korean R&Bをチェックするのは結構難しいという問題がある。
この理由は、ネットにはそういう本当に欲しい情報がまだ出ていないことが挙げられる。
俺自身もかなりの数のKorean R&Bやコンピレーションを保有しているが、掘れば掘るほど出てきてしまうし、やっと見つけた盤を簡単に教えることはできない。
ま、AKIRAくんやマニア先輩に教えてもらった曲も含まれるので無理な話でもある場合が多いが、いずれにしても、大手レコ屋でこういう評価に至ったというのは非常に喜ばしいことである。
なので、曲の理解、アーティストの理解、90’s Korean R&Bの理解、そして、その根底になるR&B自体の理解を深めていかないと残念な特集というか、中途半端なもので終わってしまうことに注意が必要だと思う。
遂に時代は韓国R&Bブームに到達した件について・まとめ
さっくり書いたつもりだが、Korean R&Bは非常に奥が深い。
良曲も鬼あるしNew Jack Swingも多い。
レコードもいろいろ出ているしコンピやシングルもかなり出ている。
特に大手レコ屋でも取り扱いがなかったが、2016年以降K-POPでもかなりの枚数のレコードがプレスされている。
同時にわけのわからないブートも出回っているほどで、それさえ面白いと思うので是非探してみてほしい。
ソウルには全部で8件のレコード屋があるようだが、東京のレコ屋には無いものもあるので現地に行く人は珍しいものに出会える可能性もあると思う。
CDは無理っぽいけどwww
*参考*後で読んでね!
韓国R&Bブーム到来なの?って話を考える
韓国のR&Bシーンと日本のR&Bを比較してみた
韓国 R&B 検索結果
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