サラリーマンとDJ a.k.a. アリとキリギリス


こんばんわ~。
最近、「人生とは目標設定の差異によって大きくその質が変わる」んだな~と改めて実感しています。

個人的にはですよ、目標設定しようとしまいと自己満、暇つぶし、残りは運全振りじゃねーかと思っているわけです。

ですが、1+1=2であるように、1mmの努力をすれば1mm積み上がるのもまた真実です。

そんな話をよくされるというか、するというか、人生に目標を見出せない人が多いのか、やりたいこともなく、ただただ働いて帰宅して飯食って寝て起きての繰り返しで、それが人生というのかということを考えている中高年が多いんですよ。知らんけど。

なので、今日はそんな話を書いてみるぜ。

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サラリーマンとDJ a.k.a. アリとキリギリス



アリとキリギリスというイソップ童話は知ってるよな?
これって見方によってはめっちゃ変わるので、それをベースに話をしようと思う。

サラリーマンとDJって同時にできるよね?
でも対比されたり、しちゃうんだよね。
そこらへんも書いてみるか。

アリとキリギリスの誤解というか日本的な洗脳について


日本では、アリとキリギリスの話は「働かないで遊んでばかりいると、キリギリスのように冬になったら凍えて死んじゃうよ」というのが一般的な解釈です。

だが、本当にそうなのか?
以下の前提があることに気が付くわけです。

時代が激動の時代ではない


そもそもの話を書くと、彼らの寿命は極端に短いので、冬が来ようと春が来ようと大差無いと思うんですよね。
アリは1年から2年程度、キリギリスなんて2か月しか寿命が無い。

もし、もしだよ、仮に俺の寿命があと2か月なら、絶対働かないよ。

ロシアが中国が戦争仕掛けてくるような時代に、労働していていいのかなと思うことはよくある。
ほぼ毎日思っている。

そんな激動の時代にアリとキリギリスの話は全く意味が無くなってしまうので、貯金の話含めて、今後も、現状を維持していくという仮定が存在することに気が付くよね。

アリは別に心を亡くしてまで働いていない


第2に、アリは女王アリのために、いわば、母親のために孝行してるのだから、儒教的な感覚だと正義を行っているわけだ。

正義を振りかざすことほど、快感なことはないので、喜んで働いていると思う。
しらんけど。

心亡くすと書いて、忙しい。

大したことしてないのかもしれんぞ。
毎日ヤフーニュースで働かないおじさん、そう、あんただよ!

あんたのように働かず、自分の正義を若者に振りかざしてくるあんた。

問題になってるよ。

この前も南北線に乗っていたら、クソジジイが若いサラリーマンをいきなり怒鳴りつけて

「若いのに、優先席に座ってるんじゃない!お前の親はどういう教育をしたんだ!!」

って怒鳴ってたから、

「おまえこそ、どんな親の教育をうけたんだ?」

と詰めてやりたくなったな。

優先席の問題もいろいろあるが、同様にベビーカーを電車内に持ち込んで1組の家族が2人と子供1人で6席と通路をふさいでいることがあった。

子供は悪くない。
これはいろいろグズグズいってる人もほぼ同じ意見なんだが、親についてはめちゃくちゃ意見が分かれる。

普段の価値観を試されるきっかけになるので、ぜひ、考えて欲しい。
働いてないジジイの賛否も同じ。

ちなみに言えば、仕事は仕事でしかないので、仕事できるなんてのは当たり前の話で、そんなことよりも他人にやさしくできる人の方が何百倍も素敵なことだよ。

小銭稼いで年収1000万うぇーいとかやってるよりもな。

仕事はしなくてもいい。
サラリーマンの一番の仕事は朝、時間までに出社することだ。
それ以上はおまけでしかない。

キリギリスもしっかり働いている


日本では非常に怠けているとお叱りをうけるキリギリスだが、彼はバイオリニストとして高級取りである。
高島なんたらというおばさんバイオリニストは年商10億とのことだ。

えっと、働かないおじさんは年収いくらだったかな・・・

そうそう、確か、月20万もいかなかったから300万以下だったな。

まじめに働いている働きアリが年収300万で才能全振りのキリギリスは年商10億円

まぁ・・・このからくりは年商なんだが、利益は通常7~8%程度なので7,8000万円程度の収入はありそうだね。

おかしいな、どこで道を間違えたのだろうか・・・
という空気感になっているが、よくある話だよな。

サッカー選手や野球選手、Yotuberなどになりたいなどと申すなら、激おこな親が多いわけだしな。
決してこどものことを考えていないわけじゃない。

ただ、正解が何かはわからないということだよな。
それでも一つ言えば、やっぱりキリギリスは働いているということだろうな。
労働の対価が何かという話が残るが。

サラリーマンとDJがアリとキリギリスの関係にあるという錯覚


先の件を踏まえて、「サラリーマンとDJがアリとキリギリスの件に例えられる」ことがある。

DJに限らず、俺を含めた日本人の8割以上がサラリーマンであるし、その結果、自営業の社長とかからは結構バカにされたりすることもあるし、その逆もある。

俺が自営業を辞めてまたサラリーマンになった件についてここで書くことは無いが、プラプラレコ屋やっていてバカにされたからサラリーマンになったという話は何度も書いているわけだが、そういう経験を経ているとサラリーマンだろうがバイト戦士だろうが、無職だろうが、自営業主だろうが全然変わらないなと思うわけです。

単純比較はできないが、カツカツな自営業主で月100万程度なら、安定したサラリーマンで月50万程度とほぼ同等だし、週1回しか働かないで月20万程度のバイト戦士とほぼ同等。

この位の開きがあると思っている。
努力具合も似たようなものじゃないのかな。

日本人の中で70年代以上の人はどういうわけか、「頑張っている=偉い」という謎な価値観を植え付けられていて、お金も時間もギリギリで仕事に全振りすることが美徳のような意識が暗に存在する。

刷り込まれている。

だが、実際は、親が金持ちでプラプラして好きなことをやっているのが正義なんだよな。

吉田のみっちゃんがまさにそう。
工業高校中退して、それからずっとぷらぷらしていて、学校の先生と結婚するからって親が家建ててくれて車は新車以外乗ったことない。

毎日にこにこしていて凄く性格が良いんだよ。

日々の生活で、クソジジイに「てめえ、何言ってんだ!クソ!お前の尻縫いしてやってんの誰だと思ってんだ?え?生意気な事言ってるなら、言われる前にやれよ、このクソバカ野郎!」なんて言ったの言わないので本来優しい気持ちな青年の心を痛めることも無いんだ。

アリが前述したように、親のために正義を振りかざし、大儀のもとに親孝行で労働しているなら、それはそれでよいことかもしれないが、まれに落ちこぼれてしまったアリはさぞかし苦しかろう。

キリギリスがバイオリンを弾いているのを恨んでしまう前に、冬が来てキリギリスが困ったという話だが、キリギリスは親が金持ちだからバイオリン弾いていたんだよ。

考えても見てほしいが、金の無いキリギリスがバイオリンを弾くわけないだろう?

無教養で楽譜、読めますか?
設定に無理があるだろう?

つまり、本当の話はこれだ。

「EU等海外を遊学中にバイオリンで自分の力を試すために、ストリートミュージシャンとして、路上で即興演奏を行っていたNY生まれNY育ちのキリギリス。
親は超金持ちとは言わないが、子供を音大に進学させ、EU圏に遊学できる程度には稼いでいる年収2000万円から3000万円程度の一流企業にお勤めで、そんな背景で何不自由無く育ったキリギリスは明るく自由奔放で、イージーゴイングな性格がウケ、共産主義のアリとも仲良くなれる凄いヤツ。
それに気が付いてしまった作者が、自分との環境の差異を嘆き、冬を到来させて、キリギリスを困らせてしまうというストーリー」

全てがスッと入ってくるな。

教養があるのに、冬を回避できないとかありえねえだろ。
そもそもキリギリスは5月生まれが多いんだよ。

冬の前に産卵し、土の中で過ごすんだろ?
書いた作者、ねたみ過ぎだろwww

とまあ、そんな改ざんについてはこのくらいにしてやるが、DJやってる人も実家がお金持ちで良い年しても実家暮らしでのんびり過ごしてる人多いよ。
勿論、無職で。

そういう人って性格めっちゃいいんだよな。
屈託のない笑顔。

なので、サラリーマンが偉いとか、DJが凄いとか、よく闘ってるけど、背景って大事だよな。

アリも素晴らしいが現時代的な考察をするならば、キリギリスが圧倒的に求められている事実


令和5年、説教はご免。
そんな感じで何かと偉そうにしてくるバカ野郎も多いけど、確かに真面目に働いているアリは偉いし、凄いと思う。
だけど、令和では会社貢献より、一般社会で他人にやさしくする勇気の方がずっと必要とされている。

競争社会で他人を蹴落とす、他人よりお金が稼げる頭がいい顔が良いなど優れているとかが重要だと思う人はまだまだいるだろう。

だけど、そんなやつらより、困っている人の話を聞いてあげるとか、仲間と飯を食うとか酒を飲んで倒れるとか、そういうことの方が100倍大事だと思うんだよな。

結構高齢者の人、60歳以上と話をすることが多いんだが、みんなさみしそうだ。
これまでの人生が集約されているのだろう。

そういう人と話をするとみんな言うんだよ、

「俺は一生懸命頑張って来た。一生懸命働いた。会社のために、家族のために、朝早くから会社で労働し、夜は深夜まで資格の勉強したり、同僚と呑んで飲みニケーションしたり、その結果が、離婚に繋がった。俺のやってきたことは全て間違えていた」

そうだろうなと思う。
だって、それ全部、自分のためのことじゃんって。
他人に1mmも配慮してねえし。
そりゃ、離婚するだろうな。

これは気が付いていない人へ敢えて書いておくが、日本人は特に、

「自分に良くしてくれた人をないがしろ、または、簡単に恩を忘れる傾向がある。自分に良くしてくれた人に良くしないで大して知りもしない人に媚びを売る、体裁を整える。そういうことをすると本当に良くしてくれた人がいなくなる」

例えば、仲の良い先輩。
例えば、仲の良い友達。
例えば、彼女や奥さん。
例えば、家族や子供。

別に良くするのに理由は要らないだろ?
今、よくしたらいいだけの話。

大して仲良くも無いのに、良く見せてくる人は要注意。
自分の今のメンバーを大事にしていれば、それで本来十分なはずだろ。

自分が働きアリでもキリギリスでも、サラリーマンでもDJでも同じだと思うぞ。
心当たりがある人は、今、すぐコレ買って、お届けしなよ。

他人にプレゼントをあげると、優しい気持ちになれるよ。

サラリーマンとDJ a.k.a. アリとキリギリス・まとめ


さてさて、久々下らない記事を書いたが、サラリーマンとDJ、そしてアリとキリギリスには互換性の高い話題があるようだ。

他人をうらやむというのは、自分の人生に、自分のやるべきことに集中できていない結果が現れている。

そもそも、他人なんていてもいなくても同じなんだよな。
興味も関心も無いというのはそういうことだろう。

自分がどうなりたいのか、そのためには何をしないといけないのか、その日はいつくるのか、今日何をしないといけないのか、そして今、何をすべきなのか。

大体全てはこれで解決する。

それがぶれているから、他人をサンプリングしようとするわけで、余計なことを言い出すわけだ。
南北線のジジイのようにな。

座りたいならタクシーで行け!

そう思うのは人それぞれだろうが、関わりたくない人や縁が切れて良かったなと思う人や、その逆の人も多い。
そうやって、人生は銀河鉄道999のように出会い別れを繰り返すのだろう。

それはきっと、DJ LIFEにもサラリーマンライフにも過分に存在すると思うので、その時は笑って過ごせるといいね。

そんなことを最近話したので、メモ程度に残しておこう。

っつってな~♪

*このブログは極稀に22時22分前後に更新予定です。
たまにミスりますが、ご容赦下さい。

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